今世の目的とは、何千回の1回に過ぎない

先から、人生の後半戦についての目標設定を見てきた。人生の後半戦は、本質グループ⇒生涯レール⇒老年レールと、3段階に渡って方向性(性格)が変わっていくのであった。ここを理解していれば、若い頃は出来たのに何故できない?とか、こんな性格じゃなかったのにどうしたんだろう?とか、悩まずにすむのかもしれない。

 

では、人生の前半戦はどうなのであろうか?今回は、ここをもう少し見ていきたい。20才以上は大人として、人生の後半戦を歩んでいくことになるが、0~19才までの未成年の場合もまた、段階を踏んで性格が変わっていくのである。これを知れば、子供の性格が変わってしまった!とか、子育てが上手くいかない!とか、の悩みが減るのであろう。

 

具体的な人で見ていくとよりわかりやすいので、今回は、芦田 愛菜さん、について見てみよう。

 

○芦田 愛菜さん 2004年6月23日生

・個性:”病”

・本質グループ:水(陰)

・生涯レール:金(陽)

・老年レール:水(陰)

 

芦田 愛菜さんの生涯リズムを見る限り、

発達課題第1段→ クリア

発達課題第2段→ クリア

発達課題第3段→ クリア

発達課題第4段→ クリア

発達課題第5段→ クリア

発達課題第6段→ クリア

発達課題第7段→ ×

発達課題第8段→ ×

というのが見える。

 

このような場合のカルマは第7段、第8段になる。特に、”伝承”という第7段のカルマが重くのしかかる。生涯かけて、この”伝承”と向き合っていくのであろう。ただ、人生の後半戦を見てみると、水(陰)⇒金(陽)は相生の関係、金(陽)⇒水(陰)も相生の関係、という具合に、何処にも”×”となる相剋の関係が見当たらない。よって、人生の後半戦に、方向性(性格)での葛藤は生まれない。スムーズに人生の方向性が決まっていくという具合だ。

 

では、人生の前半戦である未成年の時期を見てみよう。下図のように、児童期(7~12才)の頃に、”絶”というキャラクタに乗っていく時期なのだが、幼児期(1~6才)の頃の”死”というキャラクタから、”絶”というキャラクタは、親友の関係ゆえに、とてもスムーズに乗れる。この”絶”というキャラクタにしっかり乗って、今度は”病”というキャラクタに乗っていく際に、多少ハードルはあるものの、大きな葛藤は生まれないだろう。この発達課題第4段:劣等感 VS 勤勉性という課題も、極めて勤勉ゆえに、難なくクリアしてしまうのだろう。そうして、発達課題第5段:自我確立も、ゴールデンタイムに自身で看板番組を持つほどしっかりと自我を出し、番組を成立させているところを見ると、まったく問題なくクリアしていると言えそうだ。

 

上図のように、個性確立までのステップを図で表すと、なんだかやけに低い山のように見える。簡単に登ってしまえそうである。人生の前半戦である未成年の時期はすんなりと行ってしまうのだろう。そして、人生の後半戦である大人になっても、まったく葛藤が無く、すんなりと方向性(性格)が決まっていくのであり、何の葛藤も無く駆け上がり続けるのであろう。

 

ごく希に、このような、どこにも”×”となる葛藤の時期が無いという人生を持つ人もいる。このような人は、圧倒的な努力も厭わず、何気なく結果を出し続ける。周囲から見れば、なんだか不公平だ!と思ってしまうほど、順調に人生が推移していくのだ。

 

 

繰り返すが、人生とは、何百回、何千回と輪廻転生してきた中の、今世という、たった1回の役割の期間である。過去世でいろんな経験をしてきた魂が、今世こそは、”○○をクリアしたい!”という思いで肉体に入り込んでくる。その魂の目的こそが、人生の目的となるのであった。だからこそ、魂が今世、何をクリアしたいのか?というのを良く聞くことだ。魂からの声を聞くことだ。良く聞くことで、魂からの声が、ひらめきという形なのか、繰り返し現れるシーンなのか、夢なのか、いろんな形になって声が届くという具合だ。魂も、必死になって自分をサポート・ガイドしてくれようとしているのだから。本当に教えたいのだが、声が届かずに、全然ちがう方向に進んでしまうということも良くある。何せ、魂は、過去世で同じようなことを何度も何度も経験してきて、嫌と言うほど知っているのであり、叡智なのだ。だからこそ、ノウハウや今世の目的を教えたいのだ!

 

魂の声を聞くためには、顕在意識でもなく、潜在意識でもなく、その奥底にある超意識という部分にアクセスする必要がある。普段、顕在意識が活発なので、どうしても超意識にまでたどり着けない。すぐに顕在意識が邪魔して、”思考”してしまうのだ。この”思考”を防ぐことができれば、潜在意識にまで到達できることもある。ただ、超意識はさらに奥だ。もっともっと高い波動レベルにならないと、たどり着けない。そう、波動レベル7以上でないと、超意識にまでたどり着けないのだ。

 

逆に、波動レベル7以上の人は、魂からの声が、何らかの形で聞くことができる人だ。アカシックレコードリーディングしかり、チャネリングしかり、何かしらの方法により声が聞けるのである。だからこそ、今世の役割をしっかりと聞ける。自分は何をすべきで、何処に向かうのかがわかる。分かるからこそ、それを”伝承”するというのが、発達課題第7段:”伝承”として設定されている課題だ。第8段になると”統合”というもっとスケールの大きな課題となる。この第7段、第8段という生涯の課題(カルマ)を持つ人は、しっかりと波動レベルを上げて、魂からの声を聞き、その方法を人にも教えていくことが求められるのだ。

 

課題が第6段以下の人の場合は、先の図のように、加害者、被害者を繰り返し、繰り返し体験し、何とか人生の各課題をクリアしようと、今世こそ、来世こそ、という具合に必死になって取り組むのである。前世が加害者であり、人に嫌なことをしてきたり、王様のように人をこき使ったりしていた人は、今世は、逆にひどい家庭環境に生まれ、奴隷のような人生を強いられたりする。逆に、前世で、ずっと我慢ばかりしてきた被害者の人生を送ってきた人は、今世は、加害者となり、すごい嫌な人や何でも好き勝手に出来る人になっていく。

 

これらも、実は、”気づき”のために繰り返し行われているのだ。加害者、被害者を繰り返すうちに、”善”が良くて”悪”が悪い!というような考え方ではなくて、どちらでもない中庸、つまりは”無”に近い状態こそが、悟りだ!ということに段々気づくようになる。こうなると、もう加害者、被害者を繰り返す人生はそろそろ終えても良いかな?と魂が判断するのだ。

 

そう、芦田 愛菜さんの魂も、もしかしたら相当に転生回数も多い古い魂であり、もう十分に過去世で加害者、被害者を繰り返し、誰が悪い!あの人がいや!自分が嫌い!とか、それらの感情はもう十分クリアしてしまっているのかもしれない。今世でもう”覚醒者”となり、その後”指導者(スピリチュアルガイド)”にまでなっていく魂なのかもしれない。だから、人生のどこにも葛藤がないような魂のシナリオになっているのかもしれない。

 

そうであった場合、芦田 愛菜さんは、しっかりと大人になっても活躍し続け、芸能界の闇にも染まらず、中庸の精神を貫いて自分らしい大人になっていき、その心の在り方や生きるすべを、本に纏めるなど、”伝承”という課題に取り組んでもらいたい。そうすれば、”覚醒者”になれるのかもしれないのだから。

 

 

いかがであろうか。ごく希に、このような転生回数の多い古い魂が肉体に入り込み、もう”覚醒者”になろうか、という人がいる。このような人は、本当に悟ったかのような顔をしているし、憎しみ・悲しみ・喜び、などのあらゆる感情も超越しているので、憎しみに屈しないし、悲しみに動じないし、喜びすぎて羽目をはずすこともないのだ。芦田 愛菜さんは、本当に”神”のような存在になっていく人なのかもしれない。