人生の前半戦である未成年の時期 ”沐浴”⇒”墓”⇒”建禄”

先から、人生の後半戦についての目標設定を見てきた。人生の後半戦は、本質グループ⇒生涯レール⇒老年レールと、3段階に渡って方向性(性格)が変わっていくのであった。ここを理解していれば、若い頃は出来たのに何故できない?とか、こんな性格じゃなかったのにどうしたんだろう?とか、悩まずにすむのかもしれない。

 

では、人生の前半戦はどうなのであろうか?今回は、ここをもう少し見ていきたい。20才以上は大人として、人生の後半戦を歩んでいくことになるが、0~19才までの未成年の場合もまた、段階を踏んで性格が変わっていくのである。これを知れば、子供の性格が変わってしまった!とか、子育てが上手くいかない!とか、の悩みが減るのであろう。

 

具体的な人で見ていくとよりわかりやすいので、今回は、達家 真姫宝(元AKB48)さん、について見てみよう。

○達家 真姫宝さん 2001年10月19日生

・個性:”建禄”

・本質グループ:木(陰)

・生涯レール:火(陽)

・老年レール:金(陰)

 

達家 真姫宝さんの生涯リズムを見る限り、

発達課題第1段→ クリア

発達課題第2段→ クリア

発達課題第3段→ クリア

発達課題第4段→ クリア

発達課題第5段→ クリア

発達課題第6段→ クリア

発達課題第7段→ ×

発達課題第8段→ ×

というのが見える。

 

このような場合のカルマは第7段、第8段になる。特に、”伝承”という第7段のカルマが重くのしかかる。生涯かけて、この”伝承”と向き合っていくのであろう。達家 真姫宝さんは、AKB48の元メンバー。現在は、煌めき☆アンフォレントのメンバーだ。2013年にAKB48第15期生オーディションに合格し、仮研究生から研究生に昇格。チームBウェイティング公演でバックダンサーデビュー。2014年には正規メンバーへの昇格と高橋チームAへの所属も経験した。しかし、総選挙では圏外が続き、2020年にAKB48の活動を終了することになる。

 

まずは、人生の前半戦である未成年の時期を見てみよう。下図のように、児童期(7~12才)の頃に、”墓”というキャラクタに乗っていく時期なのだが、幼児期(1~6才)の頃の”沐浴”というキャラクタから、”墓”というキャラクタは、くされ縁の関係ゆえに、とても高いハードルとなる。乗るのにかなり苦労するという具合だ。この”墓”というキャラクタにしっかり乗っていないと、ここの発達課題第4段:劣等感という課題が大人になっても残ってしまうので要注意なのだ。ただ、それ以上にもまして、幼児期の頃の”沐浴”というキャラクタに乗ることに苦労するかもしれない。

 

ただ、達家 真姫宝さんのカルマが、第7段:世代性(伝承)、にあることをみると、なんとか幼児期に、”沐浴”というキャラクタに乗っていき、さらに児童期に”墓”というキャラクタに乗っていけるかもしれないが、相当困難を要しただろう。恥・疑惑をクリアするためには、”自立”をしていかねばならないのだが、そのためには”沐浴”というキャラクタに乗って、逆境にも負けず攻めていくことで”自立”できる。そういう意味では、東京に生まれ、幼少期の頃から大都会の東京で生活をしていたことが良かったのかも知れない。しっかりものだが飽き性で、興味の対象には何でも果敢にチャレンジする、そんな”沐浴”のキャラクタに東京という街はピッタリだっただろう。そうして、多少なりとも”沐浴”のキャラクタに乗れたのかもしれない。

 

そして、児童期(7~12才)だが、この頃にAKB48のオーディションに合格し、メンバーとなっていく。この時期は”墓”という和と協調を大切にする一癖あるお人好しのキャラクタに乗れそうな第一歩を踏み出したと言える。ただ、”墓”というキャラクタは、 我慢強く、律儀な常識人であり、争いを好まず、野心もなく、チームプレーに徹する。このようなキャラクタだと、芸能界では生き残れない。それゆえ、この”墓”というキャラクタに乗るのは難しかったのかもしれない。”沐浴”とは真逆のキャラクタであるため、この”墓”というキャラクタを、なかなか自分自身で受け入れられないのだろう。

 

それゆえ、この発達課題第4段:劣等感は、大人になってもまだ多少残っているということにはなるが、煌めき☆アンフォレントのメンバーをしっかり面倒見て、協調性をもってグループを纏めていければ、大丈夫なのかもしれず、何とかなりそうである。それゆえ、この”墓”というキャラクタに乗り切りれないまま、青年期(13~19才)を迎えてしまい、”建禄”というキャラクタに乗れず、”建禄”の悪い面だけが出てしまい、勝ち気で毒舌キャラで売り出してしまうが、世間からは受け入れられず、AKB48を卒業することとなる。ただ、今現在、煌めき☆アンフォレントのメンバーとして、再出発したため、もう一度、”建禄”というキャラクタに乗れるチャンスを自らつかんだと言えそうだ。

 

 

■沐浴というキャラクタ(チータのようなイメージ)

 

①沐浴ってこんな人

一言でいうと、夢実現のために全力疾走するポジティブ人間。逆境に強く、どんなときでも前を向いて努力をするチャレンジャー。夢を実現するために全力疾走する努力家で、負けん気の強い反骨精神の人である。頭の切れもよく、人の心を見抜く勘の鋭さが武器。楽天的で世話好きな性格で好かれるが、自分を頼る人を厚遇し、反発する人を冷遇するので、人間関係は安定感に欠けるところも。早とちりと強い思い込みで起こるトラブルも沐浴ならでは。そのダッシュ力には定評があり、目標を見定めて攻める時のスピードと能力は12キャラの中でナンバーワン。

 

しかし、長期的な守勢に転じると根気が続かず、中途半端に終わってしまいがち。たち止まったり、休んでしまうとモチベーションが下がりもろさが出てしまう。洗練された感性の持ち主で、ファッションやインテリア、カルチャー全般、言葉使いなど、優れたセンスで自分を演出する術を知っている。脚光を浴びる環境で力を発揮するので、裏方では満足しない。目指すはセンター、フロント。キャリアに関係なく最初から大きな仕事をやりたがる傾向がある。もちろん、周囲との状況も考えてだが、ビッグプロジェクトをこなせる能力はお墨付き。

 

②政治力

野心と成功願望が強く、興味の対象ならなんでも果敢に挑戦する。元来、競争意識の強い沐浴は、人と競って勝つことに無上の喜びを感じるアスリートタイプ。立身出世のための姑息な根回しや相手を出し抜くスタンドプレー、派閥形成のための人集めなど、裏舞台でのダーティーな取引や黒い政治力には興味なし。ただし、表舞台で正々堂々と勝つためとはいえ周囲の状況を無視した行動は、熱血過ぎたり、早とちりだったり、ただの思い込みだったりと、気が付けば孤軍奮闘のひとり相撲だったりすることも。旺盛な好奇心と爽やかな野心は大きな組織に入るより、起業家向き。カリスマ性は十分である。

 

③責任感

失敗やミスなど、まるで考えることなく強い成功願望や好奇心から仕事に着手するのが沐浴。責任感や義務感で仕事をすることはない。攻撃や攻勢のときはパワフルに立ち向かうが、守備、守勢のときは根気が続かず、意欲を失い、目標を変えてしまいがち。楽天的であきらめも早いので、最後までやり抜いて責任を全うするより、「ダメなら次!」と、切り替えも立ち直りも早いタイプである。また、プライドが高く、強気なくせに傷つきやすいといった性格のため、クレーム処理は大の苦手。

 

④弱いひと言

競争心が強く、勝ち気な沐浴は、その闘争心に火をつけられるような扇動的言葉に弱い。「難しいけどできるかな?」「ちっと早いと思ったけど、あなたならやれるはず」、そんな言葉で着火。そしてクリアできたら「すごい!」「やっぱり君なら成功すると思っていた」と、人前で褒められることに無上の喜びを感じます。当然、叱ったり、注意するときはマンツーマンで隠密に。スタンドプレーでは人一倍がんばる沐浴なので、「○○さんがいてくれるおかげで助かる」「絶対、成功させようね」など、頼りにされたり、やる気にさせる言葉も心に素直に響く。

 

⑤禁句

プライドが高く、人前で恥をかきたくないので、クオリティやセンスに関する手厳しい批判は絶対にNG。「センスがない」「口ばかりでできていない」などは致命的。「知らないの?」「わからないの?」などの、一見他意のないシンプルな疑問文も、沐浴にとっては非難と感じてしまう。また楽観的で超ポジティブな沐浴は、やる気をそぐようなネガティブで暗い言葉は大嫌い。「絶対できない、ムリ、きっとダメ、もう限界、失敗するよ」は禁句だ。愚痴や不平不満はさらりと明るく、もしくは笑いに包めば大丈夫。

 

 

■墓というキャラクタ(ひつじのようなイメージ)

 

 

①”墓”ってこんな人

一言でいうと、「和」と「協調」を大切にする、一癖あるお人好し。温和な態度と優しい人柄で、誰からも好感をもたれる。周囲に溶け込むのがうまく、雑学的な知識や豊富なユーモアでどんな相手とも楽しい会話が出来る人である。互助の精神を大切にしているので、和を乱すような人や行為を許さず、他人にも自分と同じような協調性を要求する。世間の目や周囲の空気に敏感で、人から批判されるようなことはしない。自己主張も控えめでおっとりして見えるが、内心は人の好き嫌いが激しく、気に入らない相手には意固地になりがち。自分の思いどおりにならないと、スネたり、グレたりと、子供っぽい一面も。愚痴とぼやきが多いのが玉にキズ。

 

強いリーダーシップはないが、厚い義理人情と、元来の世話好きに加え、行き届いた気配り目配り力で、なんとなく皆をまとめ、その気にさせるのが”墓”の特徴である。正義感も強く「世のため人のため」が信条で、人に尽くすことに喜びを感じる。仕事では企画、構成力に優れ、知的な分析力で難題を解決していくが、同時にいくつかのことをこなす器用さはない。競争意識の激しい職場ではなく、アットホームな環境で力を発揮。

 

②政治力

我慢強く、律儀な常識人である多くの”墓”は、争いを好まず、野心もなく、チームプレーに徹する。しかし、内に秘めた上昇志向はなかなかのもの。企画力や交渉力が抜群で、裏の事情まで考えて手を打つような現実的手腕もある。また利害関係には敏感で、人の本音を見抜き、潤沢な情報を活かして行動するため、出る杭は打たれず、常に安全地帯で安泰。組織の潤滑油的存在として不可欠な個性と強調性で、固い組織の中核や、家庭的な組織運営に力を発揮する。出願願望はあまりなくとも、その人柄を買われ、上層部の人間に引き立てられて出世するパターンが多いだろう。

 

③責任感

律儀で義理堅く、世間体を大切にするので、責任感は強く、物事を途中で投げ出すことはない。人さまから後ろ指を指されるようなマネは決してしないのが”墓”である。無責任な行動を嫌い、個人的なミスでも、かかわった人間すべてに共同責任を取らせる。しかし、責任問題になっても、自分に非がないと感じたら、絶対に謝らない。部下のミスを黙ってかぶる気概や矜持より、キャリアに汚点が付くことを許さない実利を取る。正義感が強く、嘘がつけない性格もあり、うやむやにはできない。

 

④弱いひと言

人のために尽くしたいので「相談したい事がある」は大歓迎。秘密を共有することで新密度が深まるので、パーソナルな話もOK。「君がいるだけで安心」「信頼できる人」「性格がいい」と人柄をストレートに評価されるのも、きゅんとくる嬉しいひと言である。”墓”にとって「みんな」は最重要キーワード。「みんなも行きますよ」「みんなもいいと言ってます」など「みんな」と聞くと、正反対だった気持ちが揺らぎがちに。迷う”墓”の背中を押す決定打にもなる。「みんなが○○さんを待ってます」で、動かない”墓”はいないだろう。

 

⑤禁句

和を尊ぶ寂しがり屋の”墓”がなにより恐れるのが孤独である。「あなたには関係ない」「内緒です」など、疎外感を感じさせる言葉には、深い意味はなくても大ショック。飲み会や食事会などの誘いはもちろん、公私ともにありとあらゆるイベントや集まりには必ず一声かけること。仲間外れが一番ストレスなので、気を付けよう。上司を誘い忘れたら、当分根に持たれる覚悟を。人のためと思って気を使っているので、「よけいなお世話」「重い...」は心外。また全方位の外交を心がけているので、「意外に友だち少ないよね」は、相当な打撃を与える禁句中の禁句である。

 

 

■建禄というキャラクタ (ライオンのようなイメージ)

 

①建禄ってこんな人

一言でいうと、統率力抜群!孤高の完璧主義者。社交家に見えるが、警戒心が強く、信じているもの以外には心を動かされない強い信念の持ち主。孤独を恐れない強い独立心とプライドを秘めている。徹底的に努力をして、一人でコツコツとやりとげる精神力は見事だが、それゆえ何事も自分がやらなければ気がすまず人任せにできない。他人に注目されるような言動が好きでスタンドプレーを好むところはさすが。人に対して、常識的な気は使うが、お愛想笑いや媚びはいっさい無し。気に入らないことがあると、隠すことなく不機嫌になり、周囲に気を使わせる一面も。

 

また厳しさは愛情だと思っているので、身近な人ほど厳しくあたる傾向がある。自分を慕ってくる人は徹底的に守るが、敵とみなした人には容赦なく牙を剥く。たとえそれが目上の人や上司でも、躊躇はない。 「弱きを助け、強きをくじく」スピリットは、まさに建禄ならではの王者の正義感。無敵を誇る百獣の王だが、とても繊細なところがあり、人からの何気ないひと言で、深く傷つくことがある。また心を許した人の前だけで甘えん坊になるのも建禄の大きな特徴。

 

②政治力

大物らしい伸びやかさがあり、リーダーとしての素質は12キャラの中でナンバーワン。人の能力を引き出す指導力も見事。統率力、実行力、社交性もあり、上下から信頼される人柄である。小細工なしで王道を行き、トップに立てる運と実力がある。仕事に一途で全力で取り組むが、常に自分が正しく妥協できない性格のため、本来チームプレーは苦手だ。何においても好き嫌いが激しいので、嫌いな人とはつきあわず、気に入らない仕事は極力しない。頑固で社交も器用なタイプではないが、礼節や権威を重んじる人柄はヒエラルキーを重視する組織では出世の大きな武器となる。

 

③責任感

生まれながらの統率者で、仕事に対する責任感はとても強い。けじめのない人、礼節を欠いた人、卑怯な人、だらしのない人を嫌い、リーダーとしてのプライドで、どんな問題も背負って問題を処理していく。逃げも隠れもせず、何が起きても弱音を吐かない。直属の部下が起こしたミスは自分も一蓮托生でかぶるが、その後の厳重注意は凄まじく、「飴なし鞭のみ」の制裁は、誰もが震え上がる。人としての矜持に関わる「責任」については自他ともに厳しいものがあるが、敵のミスには思わず「快哉」する人間臭さも。

 

④弱いひと言

オンリーワンよりナンバーワンを目指す建禄にとって、「選ばれし人間」を感じさせる言葉は、自尊心を心地よくくすぐる。「抜きんでた才能」「普通の人とはやっぱり違う」「大物だよね」など。また「君だけ特別」「みんなには内緒」といったVIP待遇的な言葉もシンプルに歓迎。周囲の人間から信頼されてはいるものの、その手厳しさから敬遠されがちな建禄なので、「○○さんのそういうところが好きです」と、人柄を直球で評価するのも効果的。ただし、距離感をちゃんと測ってからにしよう。礼儀礼節を重んじるので、気持ちのいい挨拶は必須である。

 

⑤禁句

百獣の王だけに、自分の存在を軽んじられることをなにより嫌う。「それは違うよ」と安易に否定したり、比較したり、偉そうに意見するのは全部NG。「聞いてなかった」「あとでね」「忘れてた」など、無視したり存在を軽んじているような言葉も一発アウトである。初対面やまだ距離のある関係の時の、ため口やなれなれしい言葉使いは建禄最大の立腹ポイントになる。特に年下の無礼な言葉や振る舞いは絶対に許さない。「怖い」「偉そう」「上から目線」などの本質をつくような言葉も見過ごせないので要注意。争いの火種になる。

 

 

ここで話を、達家 真姫宝さんに戻そう。こうして見ていくと、やはり”建禄”という個性が確立されているとは言いがたい。”建禄”に乗るには、まず”墓”というキャラクタに乗る必要がある。その”墓”のキャラクタがまったく感じられない。やはり、発達課題第4段:劣等感はまだクリアできていないのだろうか。生涯かけて必死で第7段:伝承というカルマを克服していくことを目指すのであろうから、人生の前半戦である児童期や青年期で躓いてる場合ではない。なるべく早い段階でクリアしたいところであろう。

 

今後、目標を立てるのであれば、やはり、個性をまずは確立させねばならない。そのためには、何としても、”墓”というキャラクタを研究し、必死で”劣等感”を克服していくことだ。自分が前に出るのではなく、協調性や和を尊び、そのような行動をしているうちに、世間から人前に立たされるように引っ張り上げてもらえれば、最高なのだろう。それくらいまで、徹底的に和や協調性というものをやり続けることが、今の達家 真姫宝さんには必要なのだろう。

 

何とか”墓”というキャラクタに乗ることが出来れば、”建禄”というキャラクタが前面に出てくる。そうなると、大島優子(元AKB48)さんのようなチームを背負っていく人間になっていくかもしれない。そうなって正解なのであり、毒舌キャラは似つかわしくはないことを自覚していかねばならない。ぜひ、”建禄”というキャラクタに乗り切って、立派なアイドルになってもらいたい。

 

 

いかがであろうか。これが、人生の前半戦である未成年の時期にやるべき課題だ。何としても個性を確立したい!本質キャラクタに乗りたい!というのが未成年の時期のゴールだ。ここに向かって、みんな、人生を歩んでゆくのだから。