人生の事例 火(陰)⇒水(陰)、土(陰)⇒木(陽)

今回も、第1次元:個人の目標設定の続きを見ていきたい。先に、具体的な目標設定を行った。

特に、自分と同じグループ→レールの人がどのように人生を歩んでいったのかを見ることで、気をつける点、参考にする点などが浮き彫りになってくるのだろうから、他の実例も見てみよう。

 

例:小池 栄子  個性:長生、グループ:火(陰)、レール:水(陰)、の場合(相剋の関係)

①ホップ:小池さんが幼少期、実家は長野県でレジャーランドも経営していた祖父が創業したパチンコ店を営んでいた。奇抜なものを好んでいた祖父の趣味で床板には透ける建材を使用し、ワニを飼っていたという。パチンコ店は後にゲームセンターに変わっている。

②ステップ:和洋九段女子中学校・高等学校卒業。和洋九段女子へ進学した理由として、中学受験前の学校説明会などで創作ダンス部の実演に魅了されたからという。実際に小池は中学1年生から高校3年生まで同部に所属し、部活動に精進していたといい、今でもダンスは特技の一つである。『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』の企画「芸能人社交ダンス部」ではダンスの実力を遺憾なく発揮、ゴルゴ松本とのコンビでは1級を獲得し、国内タイトルも獲得した。2005年にイギリスで開かれたブラックプールダンスフェスティバル(全英オープン大会)に出場する快挙も成し遂げた。

③ジャンプ(臨界点):グラビアアイドルやバラドルとして活躍していた小池が女優として開眼したのは映画『恋愛寫眞』(2003年)から。その後、'08年に数々の主演女優賞を獲得した『接吻』や、第35回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を獲得した『八日目の蝉』で実力派女優の座を不動のものにした。

④着地:グラビアでは表現力、バラエティーでは笑いの間などを学んだと小池は話しているが、小池さんのすごさは、そのコミュニケーション能力の高さです。相手ときちんと向き合う聞き上手、返答は自分の言葉で表現する、毒舌であっても必ず救いのあるオチにする。楽屋でもプライベートでもそのスタンスは変わらないので、現場では姉御的存在で人気ものですと。

⑤立上がる:現在は、実力派女優として人気。小池さんはシリアスな場面でも、そこに必ずお笑い的な間を入れるので、そこが魅力的であり、緊張がフッと和らぐという意見もある。しかもスタッフらへのLINEの返信が早く、決して既読スルーしないので、みんな喜んでいると。小池の評判と女優力はまだまだ上昇中だ。

 

例:島崎 和歌子  個性:長生、グループ:火(陰)、レール:水(陰)、の場合(相剋の関係)

①ホップ:生家は裏が山で、窓を開ければカブトムシが侵入し、知人宅を訪ねれば道中にイノシシが出没するという自然豊かな環境にあった。幼い頃は極めて人見知りが強く、来客があると泣き出す子供だったという。

②ステップ:1987年夏、大過なく過ぎていく人生に疑問を抱き、「何か思い出に残る大きなアクシデントが欲しい」と思い立って「ロッテ CMアイドルはキミだ!」に応募。中山美穂の50/50を歌い、グランプリは相川恵里に奪われたものの準優勝、芸能事務所ゴールデンミュージックプロモーションにスカウトされる。父親は猛反対したが、これを押し切って芸能界入りを決めた。

③ジャンプ(臨界点):1989年7月には、小沢なつきの降板により打ち切りとなった『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』の後番組として急遽制作が決定した『魔法少女ちゅうかないぱねま!』のヒロインに抜擢され、幼年層の支持を得た。1991年、『オールスター感謝祭』および『クイズ!当たって25%』の司会を務め、以降はアイドルから、徐々にバラエティーにシフトしていった。ここが大きな転機となる。

④着地:2003年にはクラブDJのトシユキゴトウとクラブで抱擁や接吻を繰り返していたと『週刊女性』で報じられた。この件については、接吻は酔いの中で挨拶のような意図で行ったものとし、交際を否定した。事件は活動分野が類似し、長く未婚を続けていた磯野貴理子が結婚を発表した直後であったことから注目を集めた。

⑤立上がれず:現在では、お笑いタレント、特に出川哲朗上島竜兵をはじめとしたリアクション芸人と仕事をすることが多い。『オーバー30』では専業主婦役を演じる一方で実生活では独身であることに注目が集まったが「焦りはない」と明言した。

 

 

ここで何に気付いたかというと、小池 栄子さんはしっかり水(陰)に乗れているなあ!と感じる。一方、島崎 和歌子さんはやっぱり水(陰)には乗れていないなあと感じる。この違いが何か?そう、水(陰)に乗るためには先に火(陰)に乗って、火(陰)からジャンプして水(陰)に乗っていきます。その火(陰)にまず乗れているか?また、水 ⇒ 火 という相剋の関係ゆえに、ジャンプのハードルも高いため、しっかり飛ばねば水(陰)に乗りにくい。
 
小池栄子さんは、当初からグラビアアイドルやバラドルとして活躍していた。そしてダンスも特技の一つという。『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』の企画「芸能人社交ダンス部」ではダンスの実力を遺憾なく発揮、ゴルゴ松本とのコンビでは1級を獲得し、国内タイトルも獲得したところは灯火らしい!情熱的な踊りが灯火の性質ととても合っている!小池栄子さんが、女優として開眼したのは映画『恋愛寫眞』(2003年)から。その後、‘08年に数々の主演女優賞を獲得した『接吻』や、第35回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を獲得した『八日目の蝉』で実力派女優の座を不動のものにした。

 

このあたりから一気に水(陰)へ軸がシフトしていく。実力派の演技女優という軸へ。女優業を研究し、演技も熱心に磨いているからこそ、情熱とプライドがすごい!沢尻エリカさんと小池栄子さんはどちらも、気の強さは同じぐらいで芯が強く、女優としてのプライドも高いので現場はピリピリムードだという。お笑いで鍛えられたコミュニケーション力を女優業にいかんなく発揮している!

松本人志さんは小池 栄子さんのことを「頭の回転が早く、気が利く女性で番組に居てくれると安心する」と高く評価している。相手ときちんと向き合う聞き上手、返答は自分の言葉で表現する、毒舌であっても必ず救いのあるオチにする様子は、楽屋でもプライベートでもそのスタンスは変わらず、姉御的存在で人気なところは、まさに水(陰)に乗っていると言える。

 


そこが島崎和歌子さんと大きな違いで、島崎さんも小池さんと同じような路線で走っていた。バラエティもこなし、知的なイメージもある。1991年、『オールスター感謝祭』および『クイズ!当たって25%』の司会を務めて、以降はアイドルから、徐々にバラエティーにシフトしていった。ここが大きな転機となっている。 『オールスター感謝祭』では知的で機転の利く司会で、現在まで不動のポジションを築いているところは圧巻である。もう水(陰)に乗れている!と言いたいところだが、まだグラグラしている。

 

原因はどこにあるのか?それは未婚だからか?それも無くはないが、もっと大きな理由として、火(陰)に十分に乗れていなかった状態で、水(陰)へ移行してしまったので、水(陰)で空回りをしている状況。これは本当によくある事例!やはり最初に火(陰)に乗って、そして水(陰)へジャンプする。ここは小池栄子さんはきれいに出来ていたが、島崎和歌子さんは出来ていなかった点である。

 

日常で感情を上手く表現できない!つまり、情熱的になったり、怒りをあらわにしたりすることが苦手というのが原因であろう。それゆえに、お酒の席になるとそのタガが外れる。島崎和歌子さんは大の酒豪で、20代の頃は毎日のように飲んでいた(ただ、30代後半になった頃には飲むのは週一回程度となったという)。飲み仲間には大久保佳代子、バービー、いとうあさこら女芸人も多い。しかし酒癖は悪く、朝になっても飲み続ける、飲む相手を帰さないなど、数々の芸能人が被害に遭っている(出川哲朗は、自分の股間をつかまれたとも話している)。酒の席ではなく、普段からしっかりと自分の感情を表現できるようになっていれば、火(陰)に乗れるのにそれが出来ないのは何故であろうか?恋愛経験が豊富でない事が原因なのであろうか?

 

火(陰)の軸は、キーワードが“感情“だけに、感情を表現できなければ火(陰)に乗れない。正々堂々と胸を張って情熱的になったり、感情をあらわにしたりする様を人に魅せてこそが火(陰)!そこから水(陰)という、知的で慈悲深く、人の話を聞き役にまわる様は真逆に感じるであろう。だからこそ、火(陰)にしっかり乗って、おおきくジャンプして水(陰)へ乗っていかねば難しいのだ。

 

 

例:綾乃 剛  個性:長生、グループ:土(陰)、レール:木(陽)、の場合(相剋の関係)

①ホップ:2000年3月、高校卒業と同時に上京。モデル、バンド活動などを経て、2003年に『仮面ライダー555』で俳優デビューを果たす。2004年にはドイツのPandola Film製作の長編作品『Valley Of Flowers』に出演。

②ステップ:2006年3月、中野裕之監督の「全速力海岸」に主演、全ての楽曲の作詞作曲も担当した。同年10月、『イヌゴエ』でテレビドラマ初主演を果たす。2007年、長編では初主演の映画『Life』が公開、同作品では音楽監督を兼任した。サウンドトラック及び同CDのジャケットデザイン、自らの衣装も担当した。

③ジャンプ(臨界点):ブレイクするまでエキストラやアルバイトをわずかなギャラでこなしていく。2009年、三池崇史監督映画『クローズZERO II』に映画オリジナルキャラクターの漆原凌役で出演。ここで小栗旬と出会う。ここから運命が変わり、長髪を切り、スター街道へ歩み出す。スタッフに気を配り、丁寧に対応してくれる」「本人は気さくで優しく、役に真摯に向きあう男」「多忙を極める俳優とは思えないほど謙虚な姿勢」「監督が死んでくれと言えば死ぬ」と業界で評判になっていく。

④着地:知人や共演者からは「スイッチが入ったときの瞬発力はすさまじいが、普段は天然っぽくて少し抜けた所がある」「いつもはポヤっとした方」と言われる。見習いスタッフもフォローする性格のため、共演者から「もてなし王子」とこっそりあだ名を付けられており、これが人気を支える秘密となっている。

⑤立上がる:2016年、『リップヴァンウィンクルの花嫁』『64 -ロクヨン-』『怒り』で第41回報知映画賞助演男優賞、『日本で一番悪い奴ら』で第40回日本アカデミー賞優秀主演男優賞、『怒り』で第26回東京スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞。こんなに売れても見習いスタッフもフォローする姿勢は変わらないという。

 

例:バラク・オバマ  個性:帝旺、グループ:土(陰)、レール:木(陽)、の場合(相剋の関係)

①ホップ:大学を卒業後、ニューヨークで出版社やビジネスインターナショナル社に1年間勤務し、その後はニューヨーク パブリック・インタレスト・リサーチグループで働いた。ニューヨークでの4年間のあと、オバマイリノイ州シカゴに転居した。オバマは1985年6月から1988年5月まで、教会が主導する地域振興事業(DCP)の管理者(コミュニティオーガナイザー)として務めた。

②ステップ:その後、ハーバード・ロー・スクールに入学する。初年の暮れに「ハーバード・ロー・レビュー」の編集長に、2年目にはプレジデント・オブ・ジャーナルの編集長に選ばれた。1991年、法務博士の学位を取得、同ロースクールを好成績で修了しシカゴ大学の法学フェローとなる。

③ジャンプ(臨界点):人権派弁護士として、頭角を現し、貧困層救済の草の根社会活動を通して、2003年1月にアメリカ合衆国上院議員選挙に民主党から出馬し、同党の指名候補となり、2008年11月4日に行われたアメリカ大統領選挙で勝利し、栄えあるアメリカ大統領となる。政権発足後、オバマが指名したスタッフらによる不祥事の発覚が相次いだ。財務長官候補、保健福祉長官候補、行政監督官候補らに納税漏れが発覚。批判を浴びたオバマは、彼らの指名を「大失敗」だったと認めて謝罪した。

④着地:大統領選挙中、オバマブッシュ・ジュニア政権の外交官人事に対して「政治利用しすぎる」と強く批判しており、自らが政権を獲った際には「実力を優先する」と断言していた。しかし、実際に大統領の地位に就くと、オバマは前言を翻し縁故や論功に基づく人事を繰り返し、その論功行賞的な外交官人事は厳しく批判された。

⑤立上がれず:大型景気刺激策、医療保険改革(オバマケア)、ウォール街規制などの画期的な政策を何とか実現できたが、重要な政策はほとんど動いていない。それ以降、特に財政をめぐる共和党との対立は、息が詰まるような閉塞状況を生み出した。あまりにも期待が高かったために、その分、国民からの失望感も大きく、失意の中で2017年1月に大統領の任期を終える。

 

 

ここで何に気付いたかというと、綾乃 剛さんはしっかり木(陽)に乗れているなあ!と感じる。一方、バラク・オバマさんはやっぱり木(陽)には乗れていないなあと感じる。この違いが何か?そう、木(陽)に乗るためには先に土(陰)に乗って、土(陰)からジャンプして木(陽)に乗る。その土(陰)にまず乗れているか?そして、土(陰)⇐木(陽)は強い相剋関係にあり、なかなか木(陽)へのジャンプがハードルが高い。
 
綾乃 剛さんは下積み時代が長い。コツコツとアルバイトやエキストラの経験を重ね続け、安い時給でもお弁当がでればいいやと言う理由でエキストラなどを継続できた。土(陰)にしっかり乗れている。そして人生の転機である小栗 旬との出会い。ここが大きな転機であったと綾乃 剛さんが語る通り、小栗は綾乃をバックアップし、綾乃がブレイクしていくことになる。ブレイク後も下積み時代の態度を変えなかったことが成功をさらに助長した要因であり、スタッフへの気配りはいまでも欠かさず「もてなし王子」と業界で呼ばれるほどになる。


 
一方、バラク・オバマさんは、ハーバード・ロー・スクールに入学し、卒業後は「ハーバード・ロー・レビュー」の編集長に、2年目にはプレジデント・オブ・ジャーナルの編集長に選ばれるほど躍動していく。プレゼン力が圧倒的で、聞く人を魅了する話し方をすることから大統領にまで登りつめる。ここからが木(陽)にジャンプしきれないのだが、アメリカ国民は黒人である?オバマに大統領になって差別のない自由の国アメリカを強調してほしかった。しかし、結果は、大統領に就任後は、力を発揮できず、閣僚をハンドリングできず、なし崩しの政策になっていく。折角の演説力も、言い訳の為の演説では生かされなかった。

 

ここがポイント!木(陽)の人はブレない自分でいること。あれもこれもと手を出さず、1つに集中することで木(陽)のレールに乗れる。乗れた後もコツコツとそれまで大地で培ってきた事を忘れずにずっと実践していくことで、ゆるぎない自我が確立されていく。ところが、土(陰)に十分乗れてない状態で、木(陽)が出てしまうと、自分が自分がと自己中心的になりやすく、成功しにくくなる。

 

軸の基本の考え方は、本質グループに乗れて⇒ レールに乗れるという流れが基本。これが入れ違いになることはない。先に木(陽)が出てしまい、自分が自分がとなってしまうと、土(陰)⇒木(陽)のパターンの人は自己中心的になりやすく、上手く行かないので要注意!
 

 

いかがであろうか。多くの人の事例を見ていくことで、レールに乗るということが少しはイメージが出来たのではないだろうか。それほど人生にはレールに乗るということが重要なのであるのだが、実際に乗れている人は意外と少ないのだ。人生が上手くいっておらず、悩んでいる皆さんには必読なことなのかもしれない。