第1次元:個人という生命体の目標設定について⑤

先までは、第1~10次元における方向性について見てきた。今度は、具体的な目標設定にまで踏み込んでみたい。目標設定が出来れば、どうやって行動すれば良いか、メドが立つのであろうから。

 

なお、繰り返し記載するが、我々は1つの次元だけに意識を置いているようでは、上手く立ち回ることができない。常に4つも、5つも、多ければ10もの次元を同時に意識していくことで初めて、上手く立ち回ることが出来るのである。それゆえ、これから1つずつ、各次元での目標設定の立て方を記載していくので、実際にやってもらいたい。同時に意識していくことはとても難しいのだが、やっていくことで少しは慣れて出来るようになってくるのだから。

 

今回も、第1次元:個人の目標設定の続きを見ていきたい。先に、具体的な目標設定を行い、さらに小目標①を設定し、よりリアルにイメージできる目標を設定した。

・小目標①:それはいろんな人の人生を参考にするということだ。特に、自分と同じグループ→レールの人がどのように人生を歩んでいったのかを見ることで、気をつける点、参考にする点などが浮き彫りになってくるのだろう。そして、レールに乗るためには、しっかり個性を築き⇒ 本質グループに乗れて⇒ レールに乗れるという流れが基本。これが入れ違いになることはない。先にレールに乗ってから本質グループに後から乗るとかは無い。あくまで先に本質グループにしっかり乗ってからレールに乗ることが基本!これが小目標①であった。

 

小目標①を設定するに際し、今までの流れをまとめると、下記のようになる。

まず目指すべきは、魂からの方向性とカルマを知ることであると先にも記載した。自分の波動レベルも知ることで、魂はどんな想いで自分の肉体に入り込んだのであろうと、魂と会話するような気持ちで、問いかけてみることだ。そうすると、徐々に魂のことが理解できるようになってくる。そう、魂は何百回、何千回と輪廻転生しているのであって、今世はその1回に過ぎない。そう考えると、あまりにも厳しい現実を第三者目線から俯瞰して見ることができ、何故このような状況になっているのか?何を学ばせたいのか?何が今必要なのか?何をすべきか?を冷静に分析できるようになるのだ。

 

そして、アセスメントにより、自分自身の特性を知ることができれば、そこから生涯の目標設定(大目標)をし、5年後の目標を設定(中目標)をし、さらに今の目標を設定することが出来るのだ。

 

1. 生涯目標を設定する

65才以後の老年期になると、7割以上がレールで占められる。それゆえ、レールを注視した目標にする必要がある。自身のレールの特徴をしっかり把握して、65才以後のライフキャリアを充実させられるように目標を設定する。目標がないと人は生きられない!そのためには、まずは人生を下図のように大きく3つの括りに分けて考えるとよい。未成年、成人、老年、という3つの括りだ。そして、エネルギー遷移図の形を見て、人生の大まかな流れを捉える。

上図の場合、未成年の頃がエネルギーが高く、あと老後も高くなっていく、ということが読み取れる。単純に言うと、エネルギーが高いところは外に向かい結果を出すところ、エネルギーが低いところは内に向かい基礎を固めるところ、と言える。形の意味は下図の①~④のように読み取れば良い。このように読み取ることで、大まかな今世の役割が理解できるのだから。

 

2. 50代の目標を設定する

50代が理論上で最もライフキャリアを真剣に考えるにふさわしい年齢である。人生100年時代を考えると、ちょうど中間地点でもあり、ここから肉体が衰えていく中での後半の人生をどうやって生きていけば良いのかを考える時期なのである。この50代に、どのような状態になっていれば、ライフキャリアを考える上で良いかを考える。例えば、65歳以上で本を書く・作家になりたいのであれば、50代の段階で既にスキルの種は身に着けている必要がある。すでに身に着けているスキルを、65才までにどうやって一本立ちできるほどのレベルにするかが課題となる。

 

3. スキルの種を設定する

50才前後で既にあるスキルを身に着けている状態を目指すには、自分の性格、得意・不得意、方向性やレール、そして老年レールも知っておくべきであろう。40~64才まではレールに乗って人生の後半戦へと突入する大事な大事な時期の基礎をつくり、65~84才までは肉体の衰えを感じつつもまだまだ現役で社会貢献をしていきたいという意欲があるだろう。その時の方向性が老年レールというのだから、この老年レールについてもしっかりと理解しておかねばならない。この老年レールに乗っていくためのスキルがここでは求められるが、そのスキルの種は40~64才のレールに乗っている頃に身につけておく必要があるというわけだ。

 

4. 直近の目標を設定する

直近で達成すべき目標を決める。その際に、今の自分の状態をしっかりと把握することだ。30代の方であれば、今はグループに乗っている時期であるが、きちんとグループに乗れているか?40代の方であれば、今はレールに乗っている時期であるが、きちんとレールに乗れているか?65才以上の方であれば、今は老年レールに乗っている時期であるが、きちんと老年レールに乗れているか?乗れていないのであれば、その原因を突き詰めていかねばならない。そして、今は外に向かい結果を出す時期なのか、それとも内に向かい基礎を固める時期なのか、そのタイミングも目標設定では重要となる。

 

 

5. 同じ本質グループ・生涯レールの人の人生を参考にする

人生の前半戦で大きな壁となるのが発達課題をいかにクリアしていくかということだが、人生の後半戦になると、そのクリア出来ずに積み上がった課題が重くのしかかってくる。さらなる人生後半戦の大きな壁となるのが、レールに乗れるかどうかということだ。グループ→レール→老年レールというスムーズな方向性の転換が出来れば良いのだが、昔にこだわってしまい、方向転換を受け入れない人も多い。”昔は出来たのに何で出来ないんだ?”という疑問を持つ人は多いが、それは、もう自分の方向性が変わっているので、前とは違うということを受け入れていないということになる。方向性が変わるということをきちんと受け入れて、グループの方向性、生涯レールの方向性、老年レールの方向性、それぞれの方向性をしっかり認識し、そのレールに乗っていく!ということが重要なのである。

 

上図は、生涯エネルギー遷移を現したものと、発達課題の段階によって性格(方向性)が変わっていく様子を描いたもの。レールに乗る際に、乗りやすいか(相生の関係・比和の関係)、乗りにくいか(相剋の関係)、がポイントになる。乗りにくい場合は、しっかりと認識し、よりしっかりと”受け入れる”ということをやっていかないと、なかなかレールに乗りにくいということになる。そこで、自分の本質グループ・生涯レールと同じ方向性を持つ人の人生を参考にし、レールにどうやって乗っていくのか?をしっかり理解する。

 

例えば、上図の1966年12月23日生まれの女性の場合、本質グループは火(陽)、生涯レールは金(陰)である。この火(陽)→金(陰)は相剋の関係で、レールに乗りにくい。どうしたらレールに乗ることができるのか?他の人の人生を見てみよう。

 

例:イモトアヤコ  個性:冠帯、グループ:火(陽)、レール:金(陰)、の場合(相剋の関係)

①ホップ:父親が頑固だったので、ご飯中にしゃべろうもんならゲンコツがとんでくるほど怖く、それゆえ大人しい性格になった。高校生になると、グループの火(陽)が一気に開花し、楽しい事をやらないと人生は損!と気づき、お笑い路線にまっしぐらに進む。親の反対を押切り、芸能界へ入るパワーはまさに火(陽)そのものだ。

②ステップ:そんな中、看板番組『世界の果てまでイッテQ!』で珍獣ハンターとしてブレイクし、世界中を旅して、いろんな珍獣だけでなく、パワースポットや険しい場所にも訪れる。

③ジャンプ(臨界点):番組内で、登山部を結成し、さまざまな山を登る企画にも挑戦。マッターホルンマナスルといった世界の名峰を制覇した経験も積み重ねている。その登頂の姿は感動を呼ぶ。ベルナーアルプスの一峰であり、スイスを代表する山「アイガー」に挑戦した時は特に感動をよんだ。楽しいという思いで登り始めたが、途中から断崖絶壁になり、後で振り返り「もう嫌だと思っても前に行くしかない」と吐露したとおりに過酷な山を制覇した姿に、多くの視聴者が感動した。

④着地:さらに、『女優 イモト』として連続ドラマ『家売るオンナ』に出演し、「みんなに愛される白洲美加を演じたいと思います」と意気込んでいた。ここで脱“太眉”の女優姿という違う面を見せた。

⑤立上がる:現在は、結婚もして精神的にも満たされている。看板番組『世界の果てまでイッテQ!』しかり、女優業しかり、忙しい日々を過ごしている。

 

例:阿川 佐和子  個性:冠帯、グループ:火(陽)、レール:金(陰)、の場合(相剋の関係)

①ホップ:1981年、『朝のホットライン』でリポーターを務めたことを皮切りに、1983年より報道番組『情報デスクToday』のアシスタントを、1989年からは『筑紫哲也 NEWS23』のキャスターを務めた。1992年に米国ワシントンへ渡り、帰国後『報道特集』のキャスターとなる。

②ステップ:報道キャスターとして硬派な報道番組に出演し続けていたが、1998年、討論型バラエティー番組『ビートたけしのTVタックル』で進行役に就任。ビートたけし大竹まことという強烈な個性を持つ共演者によって、バラエティタレントとしての才能も引き出されるようになり、以降、バラエティ番組に出演する機会が増える。

③ジャンプ(臨界点):お見合い相手の何人かは国会議員となっており、『ビートたけしのTVタックル』で再会することもしばしばであるという。同番組では、時に司会者のビートたけし大竹まこと、さらには浜田幸一三宅久之らを手玉にとっており、彼らも驚く発言が飛び出すこともある。なお、番組に於ける阿川の位置づけは「悪党党副総裁」であり、毒舌もいとわない立ち位置であった。

④着地:夜の情報番組の生放送で阿川が「……やっぱり産んでおけば良かった。私の世代はデキちゃった婚はなかったから……」と吐露。一方、2012年、エッセイ『聞く力』(文春新書)を上梓。同書はトーハン発表の「2012年年間ベストセラー」総合1位を記録した。また「2013年年間ベストセラー」においても総合3位を記録した。

⑤立上がれず:2015年には、博物館明治村の4代目村長に就任し、初の女性村長となる。檀ふみ安藤優子平野レミと親交が深い。特に檀とは同じ慶應大学出身で、父親が有名作家同士であるなど共通点が多いことから親密であるという。毒舌キャラを払しょくしようと懸命に活動中。このまま作家としてレールの金(陰)に乗っていくのであろうか。

 

ここで何に気付いたかというと、イモトアヤコさんはしっかり金(陰)に乗れているなあ!と感じる。一方、阿川 佐和子さんはやっぱり金(陰)には乗れていないなあと感じる。この違いが何か?そう、金(陰)に乗るためには先に火(陽)に乗って、火(陽)からジャンプして金(陰)に乗っていく。火(陽)⇒金(陰)の相剋の関係ゆえに、なかなかジャンプしにくい。
 
イモトアヤコさんは、看板番組『世界の果てまでイッテQ!』で珍獣ハンターとしてブレイクし、世界中を旅して、いろんな珍獣だけでなく、パワースポットや険しい場所にも訪れる。番組内で、登山部を結成し、さまざまな山を登る企画にも挑戦。マッターホルンマナスルといった世界の名峰を制覇した経験も積み重ねている。その登頂の姿は本当に感動を呼び、今やイモトアヤコのおかげで、 『世界の果てまでイッテQ!』は平均視聴率20%越えを達成するオバケ番組に進化した!

 

スイスを代表する山「アイガー」に挑戦した時は特に感動をよんだ。楽しいという思いで登り始めたが、途中から断崖絶壁になり泣くも後に戻ることもできないという過酷極まりない状況となる。そして、「もう嫌だと思っても前に行くしかない」と泣きながらも食いしばり前に進んで行き、過酷な山を制覇した姿に、多くの視聴者が感動した。この瞬間、金(陰)に乗ったと思われる。つまり、楽しいからやり切るへシフトした瞬間であった。金(陰)は、一度決めたことは最後までやり抜こうとする責任感がとても強い軸なのである。

 

以後は、自信が満ち溢れ、自分が番組を引っ張っているという意識が芽生え、言動も変わっていく。本気で体を張って、番組を作っているのが良くわかり、言動にも現れていく。さらに、ドラマにも挑戦し、『女優 イモト』として連続ドラマ『家売るオンナ』に出演し、「みんなに愛される白洲美加を演じた。ここで脱“太眉”の女優姿という違う面を見せることができたのも、自信がついたからであろう。完全に金(陰)に乗っている。

 

そこが阿川 佐和子さんと大きな違いで、阿川さんは報道キャスターとして硬派な報道番組に出演し続けていたが、1998年、討論型バラエティー番組『ビートたけしのTVタックル』で進行役に就任。ビートたけし大竹まことという強烈な個性を持つ共演者によって、バラエティタレントとしての才能も引き出されるようになり、以降、バラエティ番組に出演する機会が増える。なお、番組『ビートたけしのTVタックル』に於ける阿川の位置づけは「悪党党副総裁」であり、毒舌もいとわない立ち位置であった。

 

この立ち位置が金(陰)に乗れない最大の原因になってしまうのが皮肉である。金(陰)の軸の人は、一般常識や世間体を第一に考え、品行方正にし、嘘やごまかし・ズルなどは絶対にやらない。阿川さんのように、毒舌キャラとなり品行方正に欠ける言動を繰り返すと、もう金(陰)からは大分遠くなる。火(陽)の軸であれば、わがままで、無邪気で、のんびり自然体というキーワードだけに、悪意のない毒舌であれば問題ないのである。

 

ここが火(陽)と金(陰)が真逆さの証であり、火(陽)には乗れているが金(陰)に一向に乗れずに苦しむ原因となるのである。火(陽)は、子供のように、柔らかく、気分にムラがある。一方の金(陰)は、感情をコントロールし、世間体を第一に考え行動する。本当に真逆である。この火(陽)⇒金(陰)は相剋関係で、極めて難しい軸の一つかもしれない。イモトアヤコさんのように楽しいの後に来る苦しいが世間体上はやり切らねばならない!という状況に追い込まれることで初めて金(陰)に乗れるのかもしれない!

 

 

いかがであろうか。これで人生という道のりをどうやって目標設定していけば良いのかの流れを記載した。人の人生がこんなに見える化できることに驚いたであろう。他の人の人生までこんなに明確に参考になるとは、本当に驚きだろう。自分と同じ本質グループ・生涯レールの人の事例を見ると、ぴったりと自分に当てはまる。これが他の本質グループ・生涯レールの人だと、あまり参考にならないのだ!ここが今までどんな教科書やノウハウ本などにも出てこなかった概念だ。ここまで明確に見える化できれば、もうやることは明確化出来たはずだ。後は、やるだけだ。そう、”愛の行動”をやっていくだけだ。