第10次元:太陽系という生命体の目標設定について②

先までは、第1~10次元における方向性について見てきた。今度は、具体的な目標設定にまで踏み込んでみたい。目標設定が出来れば、どうやって行動すれば良いか、メドが立つのであろうから。

 

なお、繰り返し記載するが、我々は1つの次元だけに意識を置いているようでは、上手く立ち回ることができない。常に4つも、5つも、多ければ10もの次元を同時に意識していくことで初めて、上手く立ち回ることが出来るのである。それゆえ、これから1つずつ、各次元での目標設定の立て方を記載していくので、実際にやってもらいたい。同時に意識していくことはとても難しいのだが、やっていくことで少しは慣れて出来るようになってくるのだから。

 

今回も、第10次元:太陽系の目標設定の続きを見ていきたい。先に、太陽系という生命体の目標設定において、課題を見いだし、そこに対して各部位が何が出来るのか?ということを見ていくべきだと記載した。その中で、課題は大きく2つあった。

 

短期的な課題としては、木星の移動による重力変化についてだ。41億年前から38億年前には、木星型惑星の移動による重力の釣り合いの変化により、多数の小天体が内部太陽系に侵入し星間物質の集積(衝突)による、惑星形成後の衝突が起こる。重爆撃期の衝突による天体成長のプロセスはまだ完了しておらず、いまだに地球上の生命体の脅威の1つになっている。

 

長期的な課題としては、太陽系はカオス的であり、惑星の軌道は長期的には変動している。太陽は11億年に10%の割合でより放射を増大。今後10億年の間で、太陽の放射は増大し、地球の気温は液体の水が存在できない程まで上昇し、地上の全ての生物は絶滅する。

 

このような大きく2つの課題を抱えたまま、今もなお、太陽系という生命体は動き続けている。それゆえ、各部位は、どんな役割を果たしていけば、上記の課題を解決できるのかを真剣に考えていくのである。その際に、まずは、自分がどの部位の担当者なのか、決めなければならない。配属せねばならない。配属に際し、生命体モデルを用いて、各部位の役割を明確化していかねば、動きたくても動きようがないのだから。

このような12部位の生命体モデルとして太陽系を捉えたとしよう。すると、両足の役割が準惑星を配置せねばならなくなり、両足がか細い生命体となってしまう。脳が巨大で、両足がか細い、なんとも不安定な生命体になってしまう。

そこで、上記のような10部位の生命体モデルとして太陽系を捉えたとしよう。すると、右手が無いのが違和感はあるが、まだこちらの方がより安定した生命体として存在できそうだ。

 

あくまで、自分が捉えるイメージでよい。生命体モデルを自分なりに構築して、自分なりに各部位の役割を担い、その役割に責任をもって行動を実行していく。これが目標設定の考え方なのであり、人と議論を重ねて生命体モデルをブラッシュアップしていけばよい。議論を重ねていく内に、徐々に、よりよいモデルへと進化していき、自分自身の役割も変化し、行動も変容していくことにもなるのだから。

 

なぜなら、自分自身が12部位の生命体モデルで太陽系を捉えたとしよう。すると、右足の役割はケレス・マケマケであった。自分は右足の役割を担うぞ!と意識を高めて、何が出来るのかを考えていたとしよう。一方、10部位の生命体モデルで太陽系を捉えた場合、右足の役割は海王星となる。自分は右足の役割を担うぞ!と意識を高めて、何が出来るのかを考えたときに、ケレス・マケマケ海王星では、まったくやれることも変わってくるのだから。だからこそ、自分自身がどのような意識で生命体モデルを捉え、どの部位の役割を担うのか、が重要なのだ。何をしたらいいのかわからない人、行動ができない人は、生命体モデルのどの部位の役割を担うのか、イメージを固めていないから動けないのだ。まずはしっかりとイメージを固めることが先決だ。

 

さて、ここから具体的に何ができるのかを考えていこう。

 

木星側惑星の移動について 以下、こちらより抜粋。

惑星の軌道は、大量の微惑星との重力的な遭遇によっても変化する。微惑星による移動は微惑星と惑星の遭遇の際の角運動量の輸送が蓄積した結果として発生する。個々の遭遇において、交換される角運動量の大きさと惑星の軌道の変化の方向は遭遇の位置関係に依存する。多数の遭遇の場合、惑星が移動する方向は惑星に対する微惑星の平均角運動量に依存する。もし微惑星の平均角運動量が大きければ、例えば惑星の外側に微惑星円盤が存在する場合は、惑星は外側へ移動する。その逆であれば惑星は内側へと移動する。

 

惑星が微惑星円盤が持つのと同程度の角運動量を持った状態で始まる惑星移動の詳細は、微惑星の減少 (シンク) あるいは供給 (ソース) の要因に依存する。惑星が1つのみ存在する惑星系では、微惑星は放出によって失われるのみであり (シンク)、これは惑星を内側へと移動させる。複数の惑星が存在する場合は、他の惑星はシンクとしてもソースとしても働き得る。すなわち、微惑星は隣接する軌道にある別の惑星との遭遇の後に惑星の影響から取り除かれるか、あるいは遭遇によって惑星の影響下へと運ばれてくることもある。これらの過程は、外側の惑星は内側の惑星の影響下から大きな角運動量を持った微惑星を取り除き、あるいは小さな角運動量を持った微惑星を加えるという傾向があり、また内側の惑星はその逆の効果を外側の惑星の影響下にある微惑星に対して及ぼすため、これらの惑星の軌道は離れていくことになる。

 

惑星の軌道共鳴は微惑星の軌道が惑星と交差するまで微惑星の軌道離心率を上昇させ、これも微惑星のソースとして働く。最後に、惑星の移動は新しい微惑星のシンクとソースどちらとしても働き、惑星の移動を元々の方向に継続させる傾向がある正のフィードバックを引き起こす。微惑星による移動は、新しい微惑星がソースによって惑星と遭遇するよりも早く様々なシンクによって失われる場合は抑制され、失われるよりも早く新しい微惑星が惑星の影響下に入る場合は維持される。維持されている惑星移動がその移動のみによるものである場合、これは runaway migration と呼ばれる。別の惑星の影響下へと微惑星が失われることによる移動である場合、forced migration と呼ばれる。

 

微惑星円盤の中を公転する単一の惑星の場合、より短周期の微惑星との遭遇を起こすまでの時間スケールはより短く、そのため角運動量が小さい微惑星とより多くの遭遇を起こして惑星は内側へと移動する。しかしガス円盤中での微惑星による移動では、微惑星の大きさが特定の範囲内の場合は外向きの移動が起こり得る。これは短周期の微惑星はガス摩擦によって失われるからである。

 

複数の惑星の軌道が収束するのであれば、惑星の移動はこれらの惑星を軌道共鳴に捕獲し、共鳴鎖を形成する場合がある。内側の惑星の移動がガス円盤の内縁で止められた場合、これらの惑星の軌道は収束することができ、その結果として内側に狭い軌道間隔で惑星が並ぶ惑星系が形成され得る。あるいは、タイプI移動を引き起こすトルクが打ち消し合う領域である収束帯で移動が抑制される場合、より遠方で惑星が連鎖的な共鳴に捕獲される場合がある。これは例えば凍結線の付近で発生し得る。重力的な遭遇もまた、かなりの軌道離心率を持った状態の共鳴捕獲をもたらす場合がある。

 

グランド・タック・モデルでは、木星土星を外側の共鳴に捕獲した際に、木星の軌道移動が止まり外側へと反転したと考えられている。木星土星の移動の停止と、天王星海王星がさらに共鳴へと捕獲されたことで、太陽系はケプラーで多数発見されているような狭い範囲に複数のスーパー・アースを持つ系にはならなかった可能性がある。惑星の外向きの移動によって、外側の惑星が微惑星を共鳴に捕獲する場合もある。この例が海王星との軌道共鳴に捕獲されている、エッジワース・カイパーベルト冥王星族の天体である。

 

惑星移動によって複数の惑星が連鎖的に軌道共鳴で繋がった惑星系が形成されることが期待されるが、大部分の太陽系外惑星は共鳴に入っていない。共鳴鎖はガス円盤が散逸したあとの重力的不安定性によって破壊される可能性がある。また微惑星が残存している場合、微惑星との相互作用によって低質量の惑星の共鳴が壊され、共鳴のわずかに外側の軌道に移行することがある。さらに、恒星との潮汐相互作用や、円盤内での乱流、別の惑星によって引き起こされたガス円盤中の波との相互作用も、共鳴を破壊する要因となる。また、海王星よりも小さい惑星が大きな軌道離心率を持った軌道にいる場合、共鳴捕獲を回避できる可能性があることが指摘されている。

 

つまり、地球の近くにある小天体は木星に引っ張られて、地球の周りから取り除かれる。そういう意味では盾の役割を果たしていると言ってもいいのだろう。しかし、地球からはるか遠い場所にある小天体を地球方面に投げつけてくる脅威でもある。どちらがより影響力が大きいのか、木星は地球の敵なのか、味方なのかを知るにはもっと緻密な研究が必要であろう。我々が当事者意識をもってやれることを探すとすれば、木星小惑星群との関係をもっとシミュレーションするよう、研究機関に要望を出すことなのであり、我々も関心を持つことなのだろうと思う。

 

 

・太陽の膨張について

太陽の膨張を止める方法はないのだろうか?このことも真剣に考えていかねばならないのだろう。

 

天体には自分自身の出す重力で 自分自身を 圧縮させる力が働いている。 地球にも その他のあらゆる天体にも ・・・そして太陽(恒星)にもである。 天体がその形を維持していられるのは 自分が出す重力で自分を圧し固めているからだ。 こうして自分をギュウギュウ押し固める作用により 天体は中心部にゆくほど 強い圧力が発生し、その結果として 中心部は高温・高圧になる。 地球もその他の天体も 中心部は表面よりかなり高温である場合が多いのだ。 そして、重力の強さは その天体の質量(重さ)と密度に比例して 大きくなるので 質量が大きい天体ほど その中心部は高温・高圧になる。


そして、天体の質量がある大きさを越えると 中心部の高温・高圧状態は 物質のある限界状態を越える事になる。 この物質の限界状態を超えると起こる現象が 「原子核融合反応」である! これは、いわゆる 「水素核融合原子爆弾(=水爆)」の 爆発する原理である。つまり、質量が大きい天体は その内部で「水爆」が連続的に爆発し続ける状態になる! これが「太陽(恒星)」がエネルギーを放ち続ける原理である。 内部で「水爆」が爆発している状態の「恒星」は 内部のエネルギー圧力が上昇して行くので 外側に向かって膨張しようとする作用が生まれる。 一方で巨大な恒星(太陽)には 自分の重力で自分を圧縮する作用があり この膨張する作用と 圧縮する作用のバランスがとれている状態が 安定した状態(大きさ)の「太陽(恒星)」となる。 (現在の太陽はこの安定期である) 安定期の太陽(恒星)の主成分は「水素」で この「水素」を燃料とした「核融合」では 「ヘリウム」が作られる。
 
長い間「水素」➡「ヘリウム」の 「核融合」をして行くと やがては「水素」が全て「ヘリウム」になってしまう。 すると今度は「ヘリウム」による 「核融合」が起こるのだが 「ヘリウム」による「核融合」のエネルギー量は 「水素」の時より大きなエネルギーが発生する。当然、内部の膨張するエネルギーは増すので 重力で圧縮する作用が変わらない状態では 内部の膨張作用が勝る状態が生まれる。すると、ちょうど 内部の空気圧が上がった「風船」と同じで 太陽(恒星)も膨れだし やがて「内部」の圧力が 膨らんだ事で下がるところで バランスがとれる状態になる。しかし「ヘリウム」も そのうち無くなり その代わりに「酸素」「炭素」による 「核融合」がおこると また内部のエネルギーが増えて 膨張し・・・ というように太陽(恒星)は 年を取ると内部に「ヘリウム」や「酸素」「炭素」が溜まり それによる「核融合」で内部の圧があがるので 膨張してしまう・・・という事である。
 
それゆえ、これは防ぎようがないことだろう。太陽にも寿命があり、生命体には寿命があるということだ。やがて死を迎えるからこそ、生命は美しいのである。よって、あと50億年の命ということになるのだが、我々がやれることはなんなのだろうか?それは、やがて膨張する太陽に飲み込まれる水星、金星、地球に住み続ける以外に、ほかの星に移住できないか?その移住技術を確立していくことなのかもしれない。イーロン・マスク氏がのべているように、人類はいくつかの星に移住する術を見いだしていかねばならないということは、正しいのかもしれない。
 
太陽の放射エネルギーは増す一方である。今後、灼熱の大地に地球も成り果てる可能性も高い。もちろん、1億、2億年後の話なので、全くもって今は無関係と考えればそれまでだ。しかし、当事者意識をもって、本当にいまからコツコツと技術を積み上げていかねばならないという思いを持つことは、当事者意識のある人なのかもしれない。
 
 
いかがであろうか。課題から目標設定に必要な道しるべを見いだす過程が上記だ。ここまで具体的にやるべきことを明確化していけば、自分が何をせねばならないのかが、見えてくるし、具体的な目標設定、行動計画へと落とし込めるという訳だ。