第10次元:太陽系という生命体の目標設定について①

先までは、第1~10次元における方向性について見てきた。今度は、具体的な目標設定にまで踏み込んでみたい。目標設定が出来れば、どうやって行動すれば良いか、メドが立つのであろうから。

 

なお、繰り返し記載するが、我々は1つの次元だけに意識を置いているようでは、上手く立ち回ることができない。常に4つも、5つも、多ければ10もの次元を同時に意識していくことで初めて、上手く立ち回ることが出来るのである。それゆえ、これから1つずつ、各次元での目標設定の立て方を記載していくので、実際にやってもらいたい。同時に意識していくことはとても難しいのだが、やっていくことで少しは慣れて出来るようになってくるのだから。

今回は、第10次元:太陽系の目標設定について見ていきたい。

 

第10次元:太陽系の目標設定について

まず目指すべきは、太陽系という生命体の各部位を担っているのは自分である!と認識することから始まる。そう、当事者意識を持つと言うことだ。もちろん、自分の身体は宇宙に居ないし、自分が木星だ!金星だ!と他の人にしゃべると、頭がおかしい人のように思われるかも知れない。それゆえ、頭の中で、自分は木星だ!金星だ!と意識するだけで良い。

 

当事者意識を持つと、今度は、太陽系という生命体の各部位の役割に注目する。各部位の役割を自分は担っているのだから、きちんとした仕事をしたい!と思うだろう。当事者意識があれば、そう思えるのだ。しかし、当事者意識がないと何をすれば良いですか?指示をください!と指示待ちになって、何一つ考えることを放棄してしまう。これでは何も進展しない。

 

それゆえ、太陽系という生命体を進展させるためにも、まずは各自が当事者意識を持つことから始まる。そうして、イメージしてみるのだ。自分が宇宙空間のある惑星として自転・公転しながら太陽の周りを回っているという感覚を。そうすると、興味が湧いてくるはずだ。例えば、金星の役割を担う!としたとしよう。すると、金星のコアはどうなっていて、自転はどれほどの速度で、公転はどんな周期で、今はどこに問題を抱えているのか、そんなことが気になるはずだ。それにも増して、金星はどうやって誕生したのか?そして、どこに向かって動いているのか?どんな力が作用しているのか?ということが気になるだろう。

 

下図が太陽系の誕生の様子だ。以下こちらより抜粋

 

太陽系は46億年前に生まれ、銀河核を中心に2.2~2.5億年かけて1周している。54億年後には太陽が膨張し、太陽系は大きく変化し、数兆年後には消滅するだろうと専門家は考える。宇宙も1012 年後にはブラックホールに崩壊し、蒸散する。太陽系の46億年の歴史に比べ、人の人生は一瞬の時間かもしれない。感覚では判らない悠久な時間と世界を、人間の頭と目で判る範囲でも、垣間見てみたい。

 

銀河の星形成が巨大分子雲として知られている星間雲に、太陽系惑星は回転メカを形成。初期の星雲は、約 90 % の水素、9 パーセント ヘリウム (鉄、炭素、酸素、... 等)。太陽系惑星を形成する大きな渦巻く星雲を原始太陽系星雲として呼ぶ。原始太陽系星雲は小さく、高速 スピンを開始し、速く回転するにつれて遠心力で星雲は、円盤状の形に平らにしになる。最終的に原始太陽系星雲の中央部に太陽を形成する。


原始太陽系星雲の惑星の中間の輪は次のとおり形成される。星雲の小さな塵粒 (サイズ m 〜 10 5) 衝突を重ねて合体する。この衝突と合体プロセスは数百キロの間まで続く。この時点で、微惑星が誕生。微惑星の重力は、他の大きな微惑星を引く付けて、原始惑星を形成する。大きな原始惑星は周囲の太陽系星雲の hydrogren とヘリウム ガスをひきつけ更に拡大。この過程が 一億年かかった。


大きな原始惑星は周囲のガスを引きつけ始め、同時期に、太陽はコアで核融合を始めて強い太陽風 の流れを生成する。太陽風の強風は、太陽系惑星を形成するガスを吹き飛ばし、固体の塵からなる大きな塊の惑星に進化する。その後、若い太陽の太陽風によって原始惑星系円盤のガスや宇宙塵が全て宇宙空間に吹き飛ばされ、惑星の成長が止まったと考えられる。

 

42億年前、地球型惑星は、内部太陽系には月から火星程度のサイズの原始惑星が50個から100個程もあった。その後数億年かけて衝突や融合を繰り返して今の姿に近づいてきた。地球型天体領域と木星型天体領域の間、太陽から2 - 4天文単位の位置に小惑星帯があるが、小惑星帯には地球2,3個分の物質が集まり、実際に多くの岩石質の微惑星がここで形成された。

 

41億年前から38億年前には、木星型惑星の移動による重力の釣り合いの変化により、多数の小天体が内部太陽系に侵入し星間物質の集積(衝突)による、惑星形成後の衝突が起こる。重爆撃期の衝突による天体成長のプロセスはまだ完了しておらず、いまだに地球上の生命体の脅威の1つになっている。遠い将来、近傍を通過する恒星の重力によって惑星が奪われていき、最終的に数兆年後には太陽系は空虚になると考えられている。

 

一方太陽の生命は、11億年後には消滅する。太陽系の進化の時系列:青色で示す位置が現在、左が過去右が未来を示す。

 

天文学者は、太陽系は、太陽が全ての水素をヘリウムに変換し終わる頃までは劇的に変化することはないと推測している。太陽系はカオス的であり、惑星の軌道は長期的には変動している。太陽は11億年に10%の割合でより放射を増大。今後10億年の間で、太陽の放射は増大し、地球の気温は液体の水が存在できない程まで上昇する。地上の全ての生物は絶滅する。

 

54億年後までに、太陽内部の温度が上昇し、ヘリウム中心核で水素核融合が起きる。大きく膨れ、赤色巨星と呼ばれる段階になる。太陽が膨張し、水星と金星は太陽に飲み込まれる。地球の運命は不確定だが、太陽は現在の地球の軌道程度までは膨張し、太陽の質量の減少に伴う重力の減少により、地球の軌道はより外側に逸れる。そのため地球は太陽に飲み込まれることは免れるかもしれない。他方、遠い将来、近傍を通過する恒星の重力によって惑星が奪われていき、最終的に数兆年後には太陽系は空虚になると考えられている。

 

 

もし、この方向性に太陽系が進んでいるとしたら、各部位である地球や火星や金星、木星土星は何が出来るのであろうか?このまま、太陽系という生命体が消滅するまで、自転・公転をただただ繰り返すだけなのであろうか?何か出来ることはあるのか?と考えるだろう。

 

これが当事者意識というものだ。太陽系という生命体の各部位を構成している我々は、今、何をすれば良いのだろうか。何が出来るのだろうか?こう考えることで、何か、行動のヒントが見えてくるはずだ。それが結局は目標設定となり、行動指針に繋がっていくということだ。まずは、当事者意識をもって、問題を確認していくことから始まるのだ!