目標設定の立て方(比和の関係)

先に算命学の概要について記載した。自分軸(本質グループ)、レール、老年レールが分かれば、方向性が分かるのであった。逆にわからないと、全然違う方向性に自分のキャリアプランを立ててしまい、全然人生が上手くいかない!ということになりかねないのだから。

 

算命学を用いると、下記のようにしっかりと自分のキャリアプランが立てられる。どのように生きて、どのような課題に向き合って、どこに向かえば良いのか、エネルギーは低いのか高いのか、どんな性格なのか、相手との相性はどうか、などが全て分かるので、生きるのが楽になるだろう。会社の社長であれば、経営方針が明確化でき、経営が楽になるだろう。

この図からあらゆることが読み取れるという訳だ。その読み取り方は以前にも記載したので、添付しておくので、参照ねがいたい。

20年目以降の会社についての考え方

40年目以降の会社についての考え方

 

さて、難しいのが、30代後半から40代前半にかけて起きる自分軸(本質グループ)⇒レールへの移行についてだ。ここが上手くいく人と、上手くいかない人では、人生の後半戦を上手く波に乗れるか乗れないかの分かれ道になる。それゆえ、このグループからレールへの移行を熟知していないと、厳しくなるかもしれないのだから、是非知っておきたいのだ。なお、それは60代前半から60代後半にかけて起きるレール⇒老年レールへの移行についても同様なことが言えるのでそう思って見ていただきたい。その詳細を今回記載したい。

 

グループからレールへ移行する際(同様にレールから老年レールへ移行する際)、ポイントになるのが、その関係が相生の関係か、相剋の関係か、比和の関係か、ということだ。この関係性は魂のストーリーなので、自分で選べるわけではないので受け入れるしかない。

 

今回は、比和の例で見てみよう。比和の場合、自分の方向性が、同じような方向性で推移するため、あまり気づかないケースも多い。

 

松坂慶子(68才) 1952年7月20日生まれ

・本質グループ: 火(陰)

本能的で喜怒哀楽が激しく、また、多情多感である。自分の好きなことには徹底的に打ち込み熱中する努力家であり、本当は涙もろいロマンチストだが、寂しがり屋。やや高慢で負けず嫌いとなって、いつも神経質でピリピリしている。先見の明はあるも、プライドは高く神経質で高慢の気風がある。周囲の旺衰・強弱にかかわらず本来の特性を維持する。

・レール: 火(陽)

自分の好きなことが見つかると、寝食を忘れるほど徹底的に打ち込める。わがままで、無邪気で、のんびり自然体。抵抗勢力によってブレやすいので注意。ノルマ、プレッシャーに弱い。田舎でのんびり。人とうまく調和して行動できるが、口数は少なく受け身である。ノルマ・プレッシャーがかかり過ぎると激しくキレる。

 

もうレールに乗り切った時期ゆえに、松坂慶子さんの人生の推移を見てみると、本質グループ→レールへの移行がどうだったかが、わかりやすい。

○グループの火(陰)の特徴は、喜怒哀楽が激しく、傲慢で負けず嫌いで、職人気質。なお、火(陰)の開運ポイントは下記の通り。

・生涯現役。

・豊かな慈悲の精神を美点として発揮する。

・「無から有」を創造することに生きがいを見出す。

 

○レールの火(陽)にきちんと乗ることも重要。火(陽)の開運ポイントは下記のとおり。

・美味しいものを食べて、あくせく働かない。

・自分の好きな事のみをやり、趣味と仕事が一致するくらいの方が理想。

・ギャンブルや投資など一切せず、純粋無垢に自然体で生きる。

 

火(陰) → 火(陽)という比和の関係であり、火(陽)が強すぎるので、多少苦戦しつつも自然と乗れていくのであろう。

 

○生涯目標を確認 ⇒ のんびりゆっくりしたい! 

将来の目標がのんびりゆっくりというと、火(陽)のレールに合致している。火(陰)は、生涯現役で、喜怒哀楽が激しく、ピリピリとした雰囲気をもつのだが、火(陽)はもっと温和になる。どちらかというと童心にちかい雰囲気になり、かわいらしく、あどけない雰囲気になっていく。松坂慶子さんの人生もまさにそのような感じであった。

 

 1993年に出版された両親の著書『娘・松坂慶子への「遺言」』で公表された事実だが、母には実は戸籍が無く、韓国人の戸籍を借り、母は本当は日本人なのに韓国人ということになっていた。父も日本名を名乗っていたが国籍は韓国のまま、つまり慶子さんも韓国籍であった。知人の力を借りて法務省と交渉した結果、1964年に母の戸籍が回復し、慶子さんの将来を考えて彼女を母の非嫡出子として母の戸籍に入れたことにより日本国籍となった。

 

2008年の映画『火垂るの墓』では親戚の子達を虐める叔母役を演じているが、「本来は優しい人物だと思っていたが、最後まで悪い人物という描かれ方に違和感があり、一度はオファーを断った」ものの出演した。本作の舞台挨拶では畠山彩奈から「松坂さんに怒られるシーンを撮影中、本気で泣いてしまった」と告白されるなど徹底した虐め役は、松坂さんにとっても新たな境地を開く作品となった。

 

2013年、日本テレビ開局60年特別番組 TV60 日テレ×NHK『60番勝負』・ドラマ対決で、NHKが制作した『松坂慶子 女優最後の日』の冒頭、松坂が登場したシーンにおいて3万8313「イィ」(番組内で視聴者からの反応を測る数値)を記録し、2日間にわたって放送された当番組内の最高値であった。

 

後のインタビューで、「実は2015年ぐらいに、女優の仕事にひと区切りつけようかって考えていたんです」と述べているが、2018年NHK大河ドラマ西郷どん』で主役・西郷隆盛の母親役、2019年3月まで放映された連続テレビ小説まんぷく』でもヒロインの母親役を演じて、芯の強さやひたむきさ、可愛らしさで強い印象を残した松坂慶子さん。意外な告白には続きがあった。

 

「人生ってわからないものですね。まさかこんな流れが自分にくるなんて。ドラマの反響の大きさにはびっくりしたんです。一緒に仕事をしている素晴らしい仲間から刺激を受けて、辞めなくてよかったと思った昨年でした」という。おっとりと柔らかな物腰、温かく周りを包み込むような笑顔。妖艶な美しさも、童女のようなあどけなさも併せ持つ女優として一世を風靡してきた松坂さんだが、2人の娘たちが大人になる大事な時期だけに、母として家にいて見守りたいという気持ちが大きかったそう。

 

 

のんびりゆっくりしたいと言いつつも、仕事が舞い込む松坂慶子さんの人生だが、ゆっくり楽しみながら仕事していくのであろう。それが生涯計画ということになる!

⇒ ハワイが好きで、一時期、移住までしていたほどであった。フラダンスなどをし、のんびりゆっくりしたいという夢を叶えつつも、仕事を辞めずに続けていたことで、さらに味わいが深い演技ができるようになっていたのであろうか。最初の頃の火(陰)のヒリヒリ凍てつくような雰囲気の演技から、暖かく周りを包み込むような笑顔の演技まで、様々な演技をこなせるようになっていったのも、火(陰)→火(陽)へと、レールに乗り切れたことが大きかったのであろう。

 

空海ーKU-KAIー美しき王妃の謎』の出演もとても楽しんだ様子。インタビューで、「長年憧れていたチェン・カイコー監督からオファーがくるなんて夢にも思っていませんでした。もううれしくて、もちろんお引き受けして中国の撮影に臨みました。そのスケールの大きさといったら! 6年もの歳月をかけて、東京ドーム8個分の広さに唐の都・長安のロケセットを作り上げていたんです。そこに立つだけで唐の時代の人物になれたような気がしました」という。

 

松坂さんが演じたのは日本から遣唐使船に乗って唐に渡った女性・白玲。遣唐使のひとり、阿倍仲麻呂に長年思いを寄せる役だった。「映画作りの原点を忘れていない監督の真摯な思いが貫かれている現場で、映画人の熱い思いが伝わってきて感動しました。身の引き締まる思いで、もう引退なんて考えないで仕事していこうと思ったんです」と。その出演者の中に中国の名女優、チン・イーさんがいたことも、松坂さんの気持ちを変える契機になった。「撮影当時96歳でいらっしゃいました。その演技を拝見して、私も元気でいられるなら90代まで女優を続けたいって思いました。俳優って人を演じる仕事だから、いくつになっても必要なんですよね。世界が広がりました」という。

 

このまま生涯現役を貫きつつ、のんびりゆっくりしつつ、夢のような生活を送っていけそうな様子だ。ご縁があれば精一杯たのしんでやる。これが直近3ヶ年計画ということになるのであろう。

 

 

いかがであろうか。直近3ヶ年計画、中長期計画、を立てることが出来たのが理解できるだろう。このようにして人生の目標設定をしていけば良い。会社であれば経営目標をしていけば良い。こうすることで、比和の関係を持つ本質グループ→レールの関係であっても、自然と乗れていくということだ。これが分かったならば、自分の人生が楽しくてしょうがない!と思えるようになるだろう。