目標設定の立て方(相生の関係)①

先に算命学の概要について記載した。自分軸(本質グループ)、レール、老年レールが分かれば、方向性が分かるのであった。逆にわからないと、全然違う方向性に自分のキャリアプランを立ててしまい、全然人生が上手くいかない!ということになりかねないのだから。

 

算命学を用いると、下記のようにしっかりと自分のキャリアプランが立てられる。どのように生きて、どのような課題に向き合って、どこに向かえば良いのか、エネルギーは低いのか高いのか、どんな性格なのか、相手との相性はどうか、などが全て分かるので、生きるのが楽になるだろう。会社の社長であれば、経営方針が明確化でき、経営が楽になるだろう。

この図からあらゆることが読み取れるという訳だ。その読み取り方は以前にも記載したので、添付しておくので、参照ねがいたい。

20年目以降についての具体例

 

さて、難しいのが、30代後半から40代前半にかけて起きる自分軸(本質グループ)⇒レールへの移行についてだ。ここが上手くいく人と、上手くいかない人では、人生の後半戦を上手く波に乗れるか乗れないかの分かれ道になる。それゆえ、このグループからレールへの移行を熟知していないと、厳しくなるかもしれないのだから、是非知っておきたいのだ。なお、それは60代前半から60代後半にかけて起きるレール⇒老年レールへの移行についても同様なことが言えるのでそう思って見ていただきたい。その詳細を今回記載したい。

 

グループからレールへ移行する際(同様にレールから老年レールへ移行する際)、ポイントになるのが、その関係が相生の関係か、相剋の関係か、比和の関係か、ということだ。この関係性は魂のストーリーなので、自分で選べるわけではないので受け入れるしかない。

 

今回は、相生の例で見てみよう。相生の場合、協調関係にあるので、スムーズに移行できるケースが多い。自分の方向性が、30代後半から40代前半で自然に方向転換していくのだから、あまり気づかないケースも多い。

 

氷川きよし(43才) 1977年9月6日生まれ

・本質グループ: 火(陽)

遊び心たっぷり、子供っぽく自然体のゆとり。わがままで、無邪気で、のんびりで、趣味と仕事が一体化する。抵抗勢力によってブレやすいので注意。ノルマ、プレッシャーに弱い。怒ると手がつけられないほど烈火のごとくブチ切れる。

・レール: 土(陽)

周りから頼りにされる親分・姉御肌の資質。義理人情、ボランティア精神豊富。上から目線で言われるとカチンと頭にくる。・親分の資質を試される出来事にたくさん遭遇する。頼りにされ、相談されやすい場面が増え、頼まれると断れない。

 

ちょうどレールが強く出てくる時期ゆえに、ここで大切なのは土(陽)の方向性に乗っていくために、義理人情ボランティア精神で人助けばかりをやっていると、火(陽)から外れていく。あくまで火(陽)は太陽と言われるように、わがままで無邪気でのんびりという方向性なのだから、のんびり自分のペースで義理人情ボランティア精神で人助けをすると良い方向性なのである。だからこそ、30代はしっかりと自分軸にのり、40代はそのまま自然とレールに乗っていくという流れがベストだ。

 

じゃあ、どうすればいいかというと、まずは、中年期ゆえに、グループにしっかりと乗っている状態で、レールの土(陽)に乗ることを目指す。

○グループの火(陽)の特徴は、太陽ゆえに、わがままで無邪気でのんびり。ただ、怒り出すとぶち切れる傾向があるので要注意。なお、火(陽)の開運ポイントは下記の通り。

・美味しいものを食べて、あくせく働かない。

・自分の好きな事のみをやり、趣味と仕事が一致するくらいの方が理想。

・ギャンブルや投資など一切せず、純粋無垢に自然体で生きる。

 

○レールの土(陽)にきちんと乗ることも重要。土(陽)の開運ポイントは下記のとおり。

・義理人情・ボランティアの精神で、頼まれごとは断らない!

・「回転財」といって、人のために身銭を切ったりすることがとても大切。

・日々の生活を充実させる。

 

火(陽) → 土(陽)という相生の関係であり、火(陽)が強すぎて土(陽)に多少乗りにくさはあるが、協調関係であることには変わらない。とにかく火(陽)にしっかり乗ること!そこから、徐々に土(陽)のレールに乗っていけば良い。実際には、氷川きよしさんの場合、火(陽)に乗れていなかったので、そこからレールの土(陽)に乗るのも苦戦していた。まずはじっくり火(陽)に乗りたかったところだが、いつか人気が陰るのではないか、というプレッシャーからか精神状態が思わしくなく、不安症からお酒にいり浸ることを繰り返す日々だった。

 

○生涯目標を確認 ⇒ ずっと歌手でいたい! 

将来の目標が歌手であり続けるというと、土(陽)のレールに合致しているかは微妙である。土(陽)は、義理人情ボランティア精神で頼まれごとは断らないという方向性であり、繰り返し、繰り返しの安定した日々を送ることで高い所までいくというやり方である。慈悲心を持って、相手が望むことをやっていく、という方向性なので、歌の楽しさを追求するや生涯現役を貫くというのとは異なるように思う。

⇒ 現時点では、41才でオネエをカミングアウトし、紅白で『限界突破×サバイバー』を歌ったのだが、純白から真っ赤な衣装へ早着替えし、”1人紅白”と言えるキャラ通りの遊び心を披露した。歌を楽しみ、生涯現役を貫こうと、必死でもがいている様子である。

 

生涯の目標は、『上を向いて歩こう』のようなスタンダードとなるような楽曲に出会えることと言う。老若男女、幅広い世代に愛される作品に出会いたいという。それに向けて、演歌からポップスまで幅広い歌を歌っていくという決意で、40代を向かえている。これは、本質グループである火(陽)にしっかりと乗れつつあるという証なのであろう。徐々に、不安症が解消され、いよいよ火(陽)である歌を楽しむ!という方向性に向かっている様子は、素晴らしい。このままの勢いで、土(陽)に乗りたいところだろう。

 

氷川きよしさんの場合、不安症の最大の理由が、オネエにあったのだろう。「男らしく生きてほしいって言われると、自殺したくなっちゃうから、つらくて……」と、初めてその胸中を明かしている。オネエをカミングアウトしたことで、その最大の理由が解消され、一気に心が解放され、火(陽)である純粋無垢で、無邪気で、楽しむ!という性質が顔をだしたのかもしれない。これで後は、カルマを解消できれば、楽しい人生になっていくだろう。

 

それゆえ、今後、ずっと歌手でいたい!というのであれば、ずっと純粋無垢に楽しみ続けることが必要となるが、それでは土(陽)のレールに乗れない。土(陽)に乗るには、分野は違うがIKKOさんが美容業界でカリスマとなり、自分のグループを構築し、お山の大将となっていったような方向性こそが、土(陽)の方向性なのだ。氷川きよしさんも、既にカリスマではあるが、それはお客さん相手であって、お弟子さんがいる訳ではない。むしろ、お弟子さんをたくさん抱えて、そのお弟子さん達を食べさせていくくらいの気構えの方が、土(陽)の方向性に相応しい。これが生涯歌手を続けて行くという生涯目標を立てたのであれば、通らざるを得ない直近3ヶ年計画ということになる!

 

 

種目は違うが、同じカリスマと言われた人の生き方こそが参考になるのであろう。それがプロゴルファー青木 功さんだ。青木 功さんは、1978年の「世界マッチプレー選手権」で海外ツアー初優勝後は「世界の青木」と呼ばれるようになった。青木自身は「青木功青木功。何も変わっちゃいないんだ」と、急に「世界の」という冠を付けて語られ始めたことに、当初は戸惑いを表明していた。1980年の全米オープンでは、準優勝。 優勝はニクラスで、青木は2位。共に当時の優勝レコードを塗り替えての1、2フィニッシュ。同年の全英オープンでは、3日目に最小スコアレコード「63」を叩き出して、一気に「世界の青木」が加速した。 

 

私生活では離婚を経験の後、現夫人と再婚。夫人も再婚で夫人の連れ子である義理の娘がいる。このチエさんと結婚してからの青木はそれまでの生活様式や風貌が一転した。日本国内ではなく、海外ツアーをメインに活動するようになる。国内では歴代2位の57勝を記録、アメリカツアーでも日本人初優勝を飾るなど、日本ゴルフ界を牽引してきた。その功績が認められ、2004年には日本男子では初のゴルフ世界殿堂入り、2008年にはプロゴルファーとしては史上初の紫綬褒章を受章するなど、輝かしいプロゴルファー人生を歩んできた。そして、現在は日本ゴルフツアー機構の会長を務めており、多くの門下生を抱え、解説者としても活躍されている。

 

○青木 功(78才) 1942年8月31日生まれ

・本質グループ: 火(陽)

・レール:土(陽)

これは氷川きよしさんと全く同じ、自分軸、レールを持っているので、極めて参考になるのだ。

 

青木 功さんは一気に土(陽)の軸に変わっていったが、変わっていった転機が再婚であっただろう。離婚を経験の後、現夫人と再婚したのがちょうど「世界の青木」と呼ばれたころ。夫人のチエさんも再婚で夫人の連れ子である義理の娘がいる。このチエさんと結婚してからの青木さんはそれまでの生活様式や風貌が一転し、日本国内ではなく、海外ツアーをメインに活動するようになる。

 

1981年、正式な米国レギュラーツアーのライセンスを取得。1982年、米国レギュラーツアーの賞金ランキング122位。日本人初のシード権を獲得。1983年ハワイアン・オープンで日本人初の米国PGAツアー優勝。ヨーロッパオープン優勝。1989年豪州ツアー「コカ・コーラクラシック」優勝。世界四大ツアー (日米欧豪) 優勝を達成。このような大活躍をしていくのである!1992年米シニアツアーに主戦場を移し同年の「ネーションワイド選手権」にて初優勝。1994年から1997年にかけて、日本シニアオープンゴルフ選手権競技4連覇を達成。そして、1997年には青木功ジュニアクラブ発足。以後、ジュニアの育成にも力を注いでいるところは土(陽)らしい!

 

一方、氷川きよしさんは、2007年「きよしのソーラン節」で日本有線大賞史上初の4回目の大賞受賞、さらには2008年のNHK紅白歌合戦では白組の大トリを務めるなど、皆が良く知る演歌界のプリンス!にもかかわらず、元来心配性で思い詰めやすく、ツアーが満員になるにも関わらずしらけてしまうことがあり、「落ち目なのか?」と考えることがあるなど、ネガティブな面がある様子。 2013年9月9日に行われた日本酒「白鶴 まる」の新CM発表会見でも、不安に怯えて宿泊先で絶叫する癖や、休みの日に泥酔するまで酒を飲む習慣があることが氷川自身の口から語られる。

 

氷川きよしさんは熱心な創価学会員で、当時の女性が仏壇の手入れをしっかりしなかったから別れたとの噂もある。結婚についても以前は35歳までにしたいという目標があったそうだが、今はその年齢を過ぎてしまったため未定だ。もしかしたら、氷川きよしさんも、彼氏?彼女?と結婚した際に、一気に土(陽)に変化していくのかもしれない。。

 

話を戻すが、生涯歌手であり続けたいという目標を立てたのであれば、土(陽)に乗っていってもまだなお、歌手であり続けられるようなポジションを確立せねばならない。それには、大御所演歌歌手たちが居るようなポジションなのであろうし、北島三郎細川たかしさんのようなポジションなのであろう。それとも、新たなオネエ色を取り込んだ新ジャンルの演歌の大御所になっていくのか、未来は誰にもわからないが、いずれにしてもお弟子さん達を抱えていくような方向性にならねば、土(陽)には乗れないのだろう。これが老年期へ向かうための中長期計画となる。

 

 

いかがであろうか。直近3ヶ年計画、中長期計画、を立てることが出来たのが理解できるだろう。このようにして人生の目標設定をしていけば良い。会社であれば経営目標をしていけば良い。こうすることで、相生の関係を持つ本質グループ→レールの関係であっても、対処できるということだ。これが分かっていないと、いつまでも本質グループのままで居続け、レールに乗れないということになりかねないのだから。