レール・老年レールについて

先に人間力をアップする、組織力をアップするについて記載した。その際に、算命学の知識があれば、自分軸がわかり、方向性を間違えることがないと記載した。では、その算命学について、今回もつづきを記載したい。

 

レール ・ 老年レールについて

先に、自分軸(本質グループ)の出し方について記載した。今度はレール・老年レールについてだ。このレールと呼ばれているものこそが、魂からの欲求を満たすためのレールなのであり、ここに乗っていくことで、人生が本当に望む方向に進んでいくというわけだ。

 

例えば、1975年1月3日 18:00分の生まれの場合、自分軸は日柱の天干をみるので、己(土の陰干)であった。そして、レール・老年レールは下記のようになることを覚えておいて欲しい。

・レール:月柱の地通変をみる⇒ ”偏財”

・老年レール:年柱の地通変をみる⇒ ”正官”

という具合に導き出せる。

 

これこそが、レール、老年レールなのであり、魂からの欲求を満たすためのレールなのである。なお、意味は先の十干と同じようになるので、対応表を改めて記載すると下記のようになる。

 

 

それゆえ、レール・老年レールの意味は、次のようになる。

・レール:”偏財”(土の陽干)⇒ 保守的で、剛気で、口は堅い。だが逆に堅固で慢心しがちである。万物の根源、すなわち物事の中心人物になっていけば開運していくという。

・老年レール:”正官”(金の陰干)⇒ 親切で、感受性が高く、優しく、思考力も高い。だが逆に頑固で自分本位になりやすい。温順で清く美しくしていれば開運していくが、汚職や不正をしたりすると途端に墜ちていく運命という。

 

繰り返しだが、レールは中年期(40~64才)、老年レールは老年期(65~84才)に現れる性格である。このレールに乗れる、つまりは、このような性格になっていけば良いのだが、そうではなく全く違う方向性になっていれば、レールに乗れないということになる。

 

特に重要なのが、中年期(40~64才)のレールだ。ここは、会社人生においても、もっともピークになる時期であり、重要人物になる時期だ。ここで魂からの本当の方向性であるレールが生きてくる。この方向性を見失い、自分軸(本質グループ)の方向性のままだと思っていたら、路頭に迷うことにもなりかねない。自分軸(本質グループ)とは全く異なる方向性になる場合もあるのがレールなのだから。

 

よって、レールの方向性を知ることは極めて重要なのだ。経営者であれば、この方向性こそが、会社の方向性となり、経営理念や中長期計画にまで落とし込む際に、重要な方向性となるのだから、ぜひ知っておきたいところだ。

 

上記のようなことを纏めると、下図のような算命学の図が得られるというわけだ。

 

見ればわかるとおり、自分軸(本質グループ)の土(陰)から、レールは木(陽)に変化している。優しい性格から、自己中心的な性格に変化しているのだ。土(陰)の頃は控えめで後ろに下がるような性格だったのが、木(陽)に変化すると、今度は前に前に出て行く性格となる。まったく別人のような性格になるということだ。

 

ここが理解できないから、会社経営の方向性も、土(陰)のままの方向性で、堅実で、控えめで、調和を大事にするような経営を30代の頃はしていたが、40代・50代に入ると、今度は攻めの経営に変わり、自己中心的で前に前に出て行く経営に変わってしまうべきなのを、変わらずに、そのまま控えめな経営を続けて行くと、レールに乗れないということになりかねない。そうすると、会社は上手くいかないということだ。

 

こうして分析していくと、経営ビジョン、理念、中長期計画などは、社長の年齢による方向性が反映されるのであるから、是非知っておきたいと思うだろう。知らねば、とんちんかんな方向に進んでしまうのであるから。これは社長だけでなく、全従業員も同じだ。全然違う方向性に自分のキャリアプランを立ててしまい、全然人生が上手くいかない!ということになりかねないのだから。