組織力をアップさせるには?⑤

先に、人間力をアップさせるということについて記載してきた。自分の波動レベルを上げ、多次元視野を持ち、相手の心を動かしていくことが、人間力をアップさせるということだと記載した。さらに、これをゆっくりやるのと、スピードアップしてやるのでは、世界がまるで違う。速いスピード下では、一瞬の判断ミスがもう命取りになる。そう、スピードが上がると、途端に世界が変わるのだった。それゆえ、いかに”姿勢”が大事なことか。”姿勢”が正しければ、力が抜け、意識や運気までをも意のままにできるのであった。

 

組織でも同様で、正しい”姿勢”で、速いスピード下で、組織の波動レベルを上げ、多次元視野を持ち、他の組織の心を動かしていくことが、組織力をアップさせることになる。今回は、多次元視野をもつことについて記載したい。

 

多次元視野

組織を強くするには、組織を生命体と見なし、その生命体を十分に機能させることが最も強くする方法であることを記載している。その生命体というのは、各次元毎に存在するという多次元視野を持つことが大事だ。決して、個人という生命体や会社という生命体のみではない!全宇宙を10次元で捉え、10次元すべてに生命体が存在すると考えるのである。それが先にも記載したが、以下であった。

 

1次元:個人という生命体

この次元は、自分、他人、友達、上司、などのように個人・人間という視点で物事を考えるということだ。人間であるがゆえに感情があり、意志があり、行動力がある。これらを主観的に見たり、客観的にみたりと、いろんな見方はできる。さらに奥深く追求していくと、輪廻転生、過去世、魂、などの存在にまで視点が広がっていくのであろう。最もベースとなるこの1次元は、多くのことを我々に教えてくれる視点なのだ。

 

2次元:部署・チームという生命体

この次元は、部署、チーム、団体、プロジェクト、などのように組織という視点で物事を考えるということだ。組織であるがゆえに、マネジメント、リーダーシップ、イノベーション、が求められる。これらに主観的に関わったり、客観的に関わったりと、いろんな関わり方ができる。さらに奥深く追求していくと、管理、システム、コンサルティング、などの領域にまで視点が広がっていくのであろう。マネジメントのベースとなるこの2次元は、現場のことを我々に教えてくれる視点なのだ。

 

3次元:会社という生命体

この次元は、会社という視点で物事を考えるということだ。会社であるがゆえに、仕事を創り出し、従業員を雇用し、存続させていかねばならない。これらに主観的に関わったり、客観的に関わったりと、いろんな関わり方ができる。さらに奥深く追求していくと、働き方、アイデンティティ、世代交代、人材育成、などの領域にまで視点が広がっていくのであろう。経営のベースとなるこの3次元は、個人から現場、さらには会社や顧客やユーザーに至るまで、多くの事を我々に教えてくれる視点なのだ。

 

4次元:業界・団体という生命体

この次元は、業界・団体という視点で物事を考えるということだ。業界・団体であるがゆえに、各会社が所属し、さらに大学やNPO法人までもが混じるようなこともありえる。これらに主観的に関わったり、客観的に関わったり、いろんな関わり方ができる。さらに奥深く追求していくと、グループ経営、バウンダリー、経済的指標、などの領域にまで視野が広がっていくのであろう。利害関係が難しくなってくるこの4次元は、各社や各法人の権力構造や利害関係、役割に至るまで、多くのことを我々に教えてくれる視点なのだ。

 

5次元:産業という生命体

この次元は、産業という視点で物事を考えるということだ。産業であるがゆえに、いろんなジャンルの業界があり、大、中、小、様々な業界・団体が入り混じる。これらに主観的に関わったり、客観的に関わったり、いろんな関わり方ができる。さらに奥深く追求していくと、業界の再編、産学連携、働き方、高齢者問題、などの領域にまで視野が広がっていくのであろう。主と副の差がハッキリと分かれてくるこの5次元は、各業界や各団体の力関係や入れ替わりの早さに至るまで、多くのことを我々に教えてくれる視点なのだ。

 

6次元:日本という生命体

この次元は、日本国という視点で物事を考えるということだ。国であるがゆえに、いろんな国籍の人々や会社を受け入れ、法律を制定し、統治していかねばならない。これらに主観的に関わったり、客観的に関わったり、いろんな関わり方ができる。さらに奥深く追求していくと、社会性、天皇制、安全保障、などの領域にまで視野が広がっていくのであろう。国力がハッキリとわかるこの6次元は、政治や経済に至るまで、多くのことを我々に教えてくれる視点なのだ。

 

7次元:世界経済という生命体

この次元は、世界経済という視点で物事を考えるということだ。世界であるがゆえに、自国だけでなく、あらゆる国々が入り混じる。これらに主観的に関わったり、客観的に関わったり、いろんな関わり方ができる。さらに奥深くまで追求していくと、お金、ブロックチェーン、闇の勢力、などの領域にまで視野が広がっていくのであろう。世界中の国々が関わるこの7次元は、表社会から裏社会に至るまで、多くのことを我々に教えてくれる視点なのだ。

 

8次元:人類という生命体

この次元は、人類という視点で物事を考えるということだ。人類であるがゆえに、幼児から学生、社会人、宗教家、主婦、などの人々が該当する。これらに主観的に関わったり、客観的に関わったり、いろんな関わり方ができる。さらに奥深くまで追求していくと、男と女、愛、平和、などの領域にまで視野が広がっていくのであろう。幼児から老人までもが関わるこの8次元は、愛や平和、宗教に至るまで、多くのことを我々に教えてくれる視点なのだ。

 

9次元:地球という生命体

この次元は、地球という視点で物事を考えるということだ。地球であるがゆえに、人類、動物、植物、菌類、鉱物、電気、磁気、大気までもが存在する。これらに主観的に関わったり、客観的に関わったり、いろんな関わり方ができる。さらに奥深くまで追求していくと、波動、循環、地球サブシステム、などの領域にまで視野が広がっていくのであろう。生き物から鉱物までもが関わるこの9次元は、水や大気や生物に至るまで、多くのことを我々に教えてくれる視点なのだ。

 

10次元:太陽系という生命体

この次元は、太陽系という視点で物事を考えるということだ。太陽系であるがゆえに、地球、木星、火星、水星、までもが該当する。これらに主観的に関わったり、客観的に関わったり、いろんな関わり方ができる。さらに奥深くまで追求していくと、宇宙、時空、太陽、などの領域にまで視野が広がっていくのであろう。個体からエネルギー体までもが関わるこの10次元は、宇宙という無限に広がる視野を我々に与えてくれるのだ。

 

これらが多次元視野ということであった。ここから、組織を強くするには、多次元視野を持ち、実際に多次元の役割を担ってもらう必要がある。何も役割を担わずに、家でゴロゴロしながらネットを見て、多次元に意識を飛ばして、世界経済はこう動く!太陽系で新たな爆発が起きるぞ!地球温暖化は嘘だろう!などのように批判だけしていても意味が無い。意味が無いとは言い過ぎだろう、多次元に視野を持つことはそれだけで十分素晴らしいのかもしれない。しかし、実際に仕事として、会社や社会に貢献するためには、”役割”を担っていく必要がある。行動が伴わないといけないということだ!

 

 

役割を担う

実際に”役割”を担い、行動が伴わないといけないと記載したが、どのようなイメージなのだろうか?それには、プライベートと仕事を分けて考えないと混乱してしまう。プライベートにはプライベートの役割があり、仕事には仕事の役割がある。それぞれの役割を掛け持つということになるので、本当に多数の”役割”を、同時にこなしていかなければならないのだと、改めて思うだろう。では具体的に見てみたい。

 

・プライベートにおける役割

まずは、プライベートからだ。仕事では無く、プライベートから見れば、ドナルド・E・スーパーが提唱した、人生における7つの役割が参考になる。まず子ども、そして学ぶ人、余暇を楽しむ人、さらには市民、働く人、配偶者となり、最後に親となる。このような”役割”を人生で担っていくということだ。

 

・仕事における役割

次は、仕事だ。仕事では、やはり”所属”という概念が、”役割”と密接に関係しているのであろう。”所属”しているからこそ、”役割”を期待されるのであり、実際に”お金”や”愛貨”などの相応の対価をもらえるのであろうから。具体例として、”飲食店の副店長”さんについて見てみたい。

まずは第2次元:組織・チームについて見てみると、株式会社■■の中の、○○店に”所属”している。○○店では副店長を任されているのであり、”役割”としては顔の役割を担っている。それゆえ、経営にも参画するし、クレームにも対応するし、顔として表に立つという”役割”をになっているのであり、実際に日々、行動しているので、”お金”という対価をもらっているのであろう。

 

さらに、第4次元:業界・団体の次元でも、飲食店だけでなく、食料品の多数を店舗で販売しているとなると、小売業にも該当してくるのであり、経済産業省の関連団体に”所属”しており、四半期に1回の会議にも出席している。コロナ禍で落ち込んだ紳士服・婦人服・小物の分まで、食料品が巻き返し、小売業を活性化させようと、表に立って発言をしていくのであろう。そう、小売業という生命体の”顔”の役割を担うという覚悟を持って、会議に出席しているのであり、実際にそのような発言もしていくのである。

 

さらに、第6次元:日本国の次元でも、地方自治体の議員と密接に関係し、定期的に打ち合わせをするような活動をしている。その議員が求める資料を作成したり、提示できる情報を取り纏めたりするような関係にある。その場合、日本国を支える議員を支えるという関係で、しっかりと日本国という生命体の右手の役割を担っており、日本国のために行動していると自負している。

 

 

このように、第1次元:個人、第2次元:組織・チーム、第3次元:会社、第4次元:業界・団体、第6次元:日本国、という複数の次元に”所属”しており、複数の”役割”を担うべく、日々、行動し続けている。これが多次元での意識ということになる。具体的な例でみるとわかりやすいだろうが、実際、これほど多次元で動くとなると、相当エネルギーを使う。通常は、2つか3つの次元でもう精一杯ということになりがちだ。5つも6つもというのは希なのかもしれない。

 

今後、多くの人が、多次元での意識を持って行動していくと、組織は大きく動いていく。組織は圧倒的に強くなっていく。いかに多くの従業員が多次元での意識をもって行動していくか、そのように仕向けていくかが、経営者にとって課題となるのであろう。