第1次元:人間という生命体への”東洋医学的アプローチ”について

先に第1次元:人間という生命体について記載した。今回は、”東洋医学的アプローチ”について記載したい。以下、こちらより抜粋

 

鍼灸学の基板をなす経路系は、最近になってやっと西洋医学のメスがいれられた系のひとつである。古代中国医学の理論では、人体深部の組織内をはしる「経路」という目にみえないシステムが存在し、人体表面には経路にそって存在する「経穴」という特異点が存在するとされている。

 

気のエネルギーは経穴をとおって体内に入り、さらに深部の臓器に向かって流れていく。そして気のエネルギーは、生命をはぐくむ微細エネルギー的な特性をその臓器に送り届ける役割をはたす。中国の人々は、上図のように人体内に十二対の経路が存在し、それぞれが特定の臓器系と結びついていると考えている。そして、ある臓器系の機能障害が発生してくると、その臓器にむかうエネルギーの流れが途絶えたり変調をきたしたりしているのだと考えるのである。

 

朝鮮民主主義人民共和国キム・ボンハン教授を筆頭とする研究グループによって1960年代に行われた、経路の解剖学的性質に関する一連の研究により、経路系は血管網から独立した系であるという可能性が示唆された。キム博士の調査によれば、ウサギの微小管系は組織学的に「表在微小管系」と「深在微小管系」にわかれているという。深在系はさらいいくつかの亜系にわけられるということである。

 

第一の深在系経路は、「内管系」と呼ばれる。それらの微小管系は血管やリンパ管の内部を自由に浮遊しており、その入口と出口では血管を貫通していることがわかった。内管内部の液体はふつう、血液やリンパ液の流れと同じ方向に流れている。しかし、特別な場合には逆の方向に流れていることもありうる。それらの内管系内の液体が「輸送血管」の流れと逆方向に流れる場合も含めて、内管の走行が血管壁を貫通して出たり入ったりするということは、微小管系の起源が血管やリンパ管とは異なっていることを示唆している。

 

言い換えれば、経路は胎児の発生初期において、動脈、静脈やリンパ管よりも先に形成されているのかもしれないということである。経路は、その後あたらしく形成される血液/リンパ循環ネットワークの成長と発達において、臓器の空間的位置決定のガイドとして機能しているのかもしれない。血管が経路のまわりに発達していったからこそ、結果的に経路が血管を出たり入ったりしているかのように見えているとも考えられる。

 

深在経路の第二の微小管系は、その特徴から「内側外管系」と呼ばれている。これらの微小管は内臓の表面にそってはしり、血管系、リンパ系、神経系とは完全に独立したネットワークを形成している。そして三つ目は、「外管系」と呼ばれ、血管やリンパ管の表面を走行しているものである。微小管は皮膚の内部からも発見され、それらは「表在微小管系」と呼ばれており、これが古来より鍼灸師に最もよく知られてきた経絡系であるらしい。四番目のシステムは「神経管系」であり、これは中枢神経系と末梢神経系に分布している。

 

最終的には(表在系から深在系に至るまでの)すべての微小管がつながり、それぞれの系の連絡性も保たれていることがわかった。さまざまな管系がそれぞれの終末微小管を通じて結ばれている。その連結のしかたは、組織の毛細血管床における動脈/静脈の連結とおなじようなものである。興味深いことに、キムらによると、終末微小管は細胞の核内にまで到達しているという。さらに、経絡に沿って、経穴の下方に「微小体」が存在することも明らかにされた。

 

キム教授は、ニワトリの発生において、発生学的に器官原基すらまだ形成されていない受精後15時間以内に、まず経絡系が形成されることを明らかにした。これは経絡が臓器を形成していくことを示唆する。内管系が血管やリンパ管を貫いていることも、発生初期において、動脈や静脈やリンパ管よりも先だって形成されていることを示唆する。

 

 

エーテル体とエネルギーフィールド

経絡系はホルモンや核酸細胞核に運ぶための微小管からなる単なる物理システムではなく、ある種の微細エネルギー(気)を外界から体内の臓器へと伝える特殊な電解質液システムの一種でもある。体表の経絡系に存在する経穴をつうじてある種のエネルギーがやりとりされているという仮説は、体表の経絡上あるいはその周囲の皮膚電気抵抗を測定した研究の結果によって支持されている。数多くの研究者による定量的な測定によって、経穴とされる部位では電気抵抗が他の部位より20分の1に減少していることがあきらかにされている。

 

エネルギーがより抵抗の小さいところに流れる傾向があることは、よく知られているとおりである。水は人体の大部分をしめているが、人体は電流だけでなく微細エネルギーの良導体でもある。キルリアン写真の研究でも、経穴がはっきりとした電気的特性をもっていることが確認されている。さらに重要なのは、ドゥミトレスクのような研究者が高電圧写真による身体スキャンを用いて発見した、疾患が身体レベルに出現する数時間ないし数日、あるいは数週間前から経穴部位の輝度が変化しているという事実である。

 

神経系、循環器系、経絡系は直接結びついている。その理由のひとつは、物質的身体をつくっている神経系と循環器系を生み出すために、発生段階の初期に経絡が利用されているからである。その結果として、それらの系のいずれかひとつに影響を与える因子は、他のふたつの系にも直接の影響を与えるようになった。経絡は物質的身体に生命エネルギーを供給するために神経系と循環器系のあいだの連絡通路を利用しており、その通路は分子レベルまで達している。経絡系は物質的身体からエーテル成分へと通じる接点または扉なのである。いわば、経絡は体表の経穴と深部の臓器とをつなぐ電気的回路と見なせ、経穴は病気の治療だけでなく、診断にも使えることがわかったのである。

 

 

多くの形而上学の文献を見れば、生体を取り巻くエネルギー場が「エーテル体」として言及されていることがわかる。そして、透視診断に関するシャフィカ・カラグラ(Shafica Karagulla, 1914~1986年)医師の研究によれば、身体に障害が発生する前にまずエーテル体が機能不全状態になっていると考えられているという。

 

胎児が細胞から生長していく発生も、三次元の「鋳型」に沿って整然と秩序づけられている可能性が高い。実際、イギリス人のジェフリー・ハドソン(Geoffrey Hodson,1886~1983年)は、受精の瞬間から胎児の発生過程を透視しているが、胎児期には赤ん坊に似たぼんやりと自然発光するエーテル体が見え、骨、筋肉、血管、神経等がエーテル体の型の中に特殊な周波数のエネルギーとして現れてくるという。つまり、物質的な身体がエネルギー場の発生源ではなく、話は逆で、まずエネルギー場が先立って存在し、それが物質的身体を生み出しているのである。

 

経穴も刺激すれば、マイナスのエントロピーを持つ磁気的な性質を帯びたエネルギーが流れ出す。こうした流れが経絡系を通ることによって、物質的なレベルで二次的な電場を生み出される。それが、本山博士のAMIやドゥミトレクス博士のエレクトロニクスのスキャナーによって測定されたものなのである。エンドルフィンを放出させるのも、ベッカー教授が発見した直流電流、ゆっくりとした信号伝達を行うシステム、グリア細胞が関与しているのであろう。だとすれば、エーテル体」が肉体と介在した結果が経絡なのである。目に見えないエーテル体が存在することはありえるのであろう。

 

 

これを第3次元:会社に当てはめてみる。会社という生命体における「エーテル体」とは、代々の経営者であった。こちらを参照

 

エーテル体の目的とはなんであろうか?それは代々の経営者が抱えるカルマの解消なのであろう。現在は新たな社長となり、令和の時代が始まっている。会社に新たなエーテル体が宿り、以前までの代々の経営者の”カルマ”である、”悪しき文化”を克服すべく、新たな社長に息吹を与えたのであろう。令和時代は、”悪しき文化”と闘いながら、失われた”愛”や従業員の”感情”なるものを取り戻すべく、ティール組織へとチャレンジしていくのであろう。これが、エーテル体の目的であり、『会社の使命』といえる!

 

パーソルホールディングスの場合を見てみよう。パーソルホールディングスは、第5段の達成型組織構造をとっている。パーソルテンプスタッフが頭脳となり、パーソルキャリアやパーソルアウトソーシングがボディになっているのであろう。

 

この組織図を生命体として捉えた場合下図のようになるのであろう。

 

このボディの腹部より下の方に腸があり、腸こそが免疫の主戦場であった。ここが、自己と非自己を切り分けている最前線ということになる。パーソルホールディングスという生命体を見た場合、腸にあたるのがシンクタンクというポジションなのであろう。つまり、パーソル総合研究所であろう。

 

買収攻勢をかけて、今のホールディングスの形が出来上がり、篠原欣子さんが一線を退いた今、新たなる課題として自己と非自己を分ける判断基準を作成することが最優先であった。篠原欣子さんが社長であったころには、多くのT細胞が分化していき、テンプスタッフ(株)だけでなくグループ会社に至るまで幅広く、T細胞が分化していき1つの生命体として見事に機能していた。その際のT細胞の判断基準が、無借金経営、人のために自己犠牲、慈悲深い、難しく考えない、人の力を借りる、支え合う、男女差別・年齢差別なく、などの判断基準であっただろう。つまり、「エーテル体」の目的なのであった。

 

そこから徐々に水田氏、和田氏の共同経営に移行しつつ、買収攻勢を長年かけて実行しつつ、インテリジェンスや松下エクセルスタッフ、近年にはDODAやanなど、多彩な買収を行っていった。それゆえ、今後は篠原欣子さんが築きあげたT細胞の数々に加えて、水田氏や和田氏が新たなT細胞を分化させていか

ねばならないのだ。つまり、水田氏や和田氏がもつカルマをいかにして解消していくのかを、全従業員に伝えていくことが、新たなT細胞として、「エーテル体」としての目的なのである。

 

その経絡は、十二正経と呼ばれる経路となっている。その経絡上に、キーマンを配置させ、エーテル体の目的を伝えていくことで、会社という生命体の全体に広く伝わっていくことになるのだ。つまり、キーマンを動かすルートこそが、経絡のルートということだ。

 

この経絡のルートにそってキーマンが動いていけば、エネルギーが伝わっていくということになるのだろう。これは、新たな組織運営の方法になるかもしれない。従来のエネルギー伝達といえば、役員→部長→課長→メンバーという落下傘方式だ。これでは、抹消部位のエネルギーと頭部などの上位部位のエネルギーは大きな差が出てしまう。

 

経絡のルートにキーマンが動けば、それぞれのキーマン同士もまた、連携がとれて、1つの大きな系になるのだ。下記は、正経十二経脈の流注について示したものだ。各経絡は接続部を経由して一方向性に流れる。このような流れにそってエネルギーを伝えていけば会社がバラバラにならず、1つになるということなのだろう。

 

これからの時代、会社経営者は、ティール組織への移行にともない、各部署やチームをどうやって連携させるかがポイントになる。闇雲に事業内容でつないでも上手くまとまらない。纏めるためには、エネルギーをみていかねばならない。エネルギー経路を作り、それらを全体でつないで、一つの系にするという東洋医学的アプローチは、今後、注目される方法になるのかもしれない。