第9次元:地球サブシステムの相互作用を参考にする

先から第1次元~第10次元まで

の生命体の維持・運営の仕組みを

参考にすれば、第3次元:ティー

組織という生命体の維持・運営の

方法が見えてくるということを記載

した。

第1次元:人間の体は、小宇宙と

呼ばれているほど複雑怪奇な方法

で維持・運営されており、多くの学

びがそこにはある。

同じように、第9次元:地球という

生命体も、極めて複雑怪奇な方法

で維持・運営されており、多くの学

びがそこにはあるのだ。

 

今回、第9次元:地球という生命体

について見ていこうと思う。

地球システムという分野の学びと

なるのである。以下こちらより抜粋

 

・地球システムについて

地球システムは、大きく分けて4つの

サブシステム、気圏、水圏、生物圏、

固体地球圏、から構成されている。

それらのサブシステム内において様々

なタイムスケールでの変動や物質循環

が行われている。そして、それらサブシ

ステムが相互作用することで地球シス

テムが成り立っている。図はこちらより

 

 

地球システムの複雑さは、システム

構成の多くのスケールや レベルで

相互作用する無数のプロセスと関係

している。重要なことは、これらの相互

作用では、変化が直線的であったり、

漸進的な形で起こることはめったに

ないということである。代わりに、地球

上の様々なシステムが変化を受ける

場合の振る舞いは、ほとんど非線形

起こる。

変化を抑えるか(負のフィードバック)、

変化を増強するか(正のフィードバック)

のいずれかのフィードバックによって

決定される。多くのそのようなフィード

バックが地球システムを形作るのだ。

 

例えば、人の活動によって影響を受

けた地球システムの相互作用の例

としては、下記のような例だ。

 

大気圏と生物圏 

・二酸化硫黄の大気濃度の変化が、

酸性雨によって陸域生態系と淡水

生態系に影響を与え、魚種資源や

他の敏感な水生種を著しく損失させ、

生物多様性林業にも影響を及ぼ

している。 

・極地域の生物圏が、他の大陸から

の産業性汚染物質の長距離輸送に

よって汚染されてきた。 

 

地圏と水圏 

・世界の地下水の貯水率は、1960年

から2000年の間に取水量が2倍以上

になったために減少している。 地下

水層の枯渇は、地盤沈下や、淡水を

供給する際に、塩水の侵入を引き起

こす場合がある。さらに農業のような

人間の活動により1960年以降、世界

中の流域でリンや窒素などの栄養塩

の移動が著しく増加した。 

 

大気圏と地圏 

・地表近くの永久凍土層の 90%が、

大気圏にCO2とメタンを放出しながら、

2100年までに融けて無くなってしまう

かもしれない。 

・世界の陸地の多くで、極端に激しい

雨が降ったり、極端に雨が少ないか

全く降らない(干ばつ)といったことが

頻繁に起こるようになった。長期の

傾向として、サヘルやインド北部で、

より乾燥した状況へと向かう傾向が

示されている。 

 

生物圏と水圏

・ダムの建設や、川や川の氾濫原の

制御が、生態系や生物 多様性に影

響を与える。 

・産業廃水、下水、廃物、農業排水、

大気汚染(酸性雨)などの廃棄物から

来る水質汚染物質は、内陸の湿地

やそれらの生物多様性に大きな脅威

を与える。 

 

大気圏と水圏 

・人為起源のCO2排出のかなりの部分

が、海洋に毎年吸収されている。これは

水と反応して炭酸を作るため、海洋を

より酸性化する。平均の海洋表面pH値

は、既に 8.2 から 8.1 まで減少しており、

2100 年までに 7.7 まで下がると予想され

ている。 

・残留性有機汚染物質(POPs)や重金属

のような特定の長命の化学物質が海洋

環境に到達して、世界中に運ばれ、その

結果、人間や野生生物に毒性作用を引

き起こしている。 

 

地圏と生物圏 

・石油流出が、水界と海洋生態系を脅

かし続けている。

 

 

このように、地球システムはサブシス

テムからの影響が大きく、非線形

に相互作用し合いながら影響を受け

るのだ。

上記のように気候システムは、

大気ー海洋ー陸面ー雪氷の相互

作用から成り立っている。

 

第3次元:会社でも同様に考えると、

線形の作用よりも、非線形の相互

作用で維持されているということ

なので、そのような仕組みが求めら

れるということだ。こちらより抜粋。

 

線形という直線的な考え方が、

以前までは主流であった。サプライ

チェーンのような考え方もそうだ。

このような直線的な考え方ではなく、

非線形的な相互作用を構築して

いくことで、地球システムと似たよう

な仕組みを組めるということだ。

このように、局所的線形システムを

非線形システムが包み込むような

イメージの相互作用が地球システム

と近いのかもしれない。

部署という線形システムを部署間の

連携という非線形システムが包み

込むような仕組みで運用すれば良い

ということだ。

 

とても面白い見方であり参考になる

だろう。地球システムという叡智は

我々に、まだまだ多くのことを教えて

くれるのだ。次回、続きを記載したい。