第8次元:人類の”男性性と女性性の仕組み”を参考にする

先にティール組織は、入れ子型の

構造を持つのであり、それゆえに、

各次元が同じような構造を取ると

考えるといろんな発見があると記載

した。

 

今回は第8次元:人類の男性性と

女性性という仕組みを参考にする。

以下、こちらを参照

 

太古の昔、とある時期を境に、人類

は学問、道徳、信仰などで社会を纏

めることを覚え、彫刻や壁画のような

芸術を嗜むようになった。

このような文化的開花の鍵となった

のは、社会がより女性的に、協力的

になることで、そのため男性ホルモン

の一種であるテストステロン値の低い

個体が選ばれてきたのではないか。

そんな驚くべき研究結果が、米ユタ

大学とデューク大学により発表された。

 

化石が伝える歴史をみると、現生人類

ホモ・サピエンス)が現れたのは約20

万年前のこと。しかし、熱処理をほど

こされた骨角製品、火打ち道具、飛び

道具、砥石、釣り道具に鳥の罠など、

洗練された道具や芸術品の制作が

突如として広まりだしたのは、ほんの

5万年前のことである。その間の15万

年間、人類は化石に残るだけの文化

を持ち得なかったのだろうか。

 

人類が長らく存在してきたにもかかわ

らず文化的創造性の開花が遅れた

理由には、いくつかの仮説がある。

そのなかでも支持されつつあるのが、

「文化交易が起こるには、人類の人口

密度の増加と生息場所の拡大が重要

な要素だった」というものだ。

文化交易に至るには、何らかのイノべ

ーションが起こり、それを他に伝えよう

とする「現代的行動の発現」が不可欠だ。

さらにこのプロセスは、各集団の人数が

多く、集団間の繋がりが強いほど、文化

的革命が起こりやすく、維持しやすく、

広まりやすいことがわかっている。

では、約5万年前に起こった文化的開花

に至るにあたり、大人数の集団を纏める

ためには、いったいどんな種が蒔かれな

くてはならなかったのか? 

 

それは人類が「親切で忍耐強く、協力的

になること」だ。

 

「技術的なイノべーションや、アートの

制作、迅速な文化交易などに対する

現代的行動がみられるようになったの

は、ヒトの気性が和らぎ協力的になった

のと、おそらく同時期でしょう。」

そう話すシエリはデューク大学の学生

時代から、古代人と現代人あわせて

1,400もの頭蓋骨を分析してきた。彼は

8万年以前の化石から13の頭蓋骨を、

3.8~1万年前からは41の頭蓋骨を、

そして20世紀の現代人からは30の

異なる民族1367の頭蓋骨サンプルを

比較した。

 

すると興味深いことに古代人と比べて

現代人の眉弓は平たくなり、顔は縦に

縮まり丸みを帯びるといった、テスト

ステロンの低下によるものと思われる

解剖学的変化が起こっていた。

一般的に、男性ホルモンの一種である

テストステロンの低下は、人間の闘争

本能や孤独願望を下げ、親切で協力

的になることと関連している。

 

霊長類の中でもヒトに最も近縁である

好戦的なチンパンジーと平和主義の

ボノボをみても、同様の変化が認め

られるという。(写真はボノボの家族)

チンパンジーはオスが主導権を

握る力社会で、テストステロン

値が高く、喧嘩が多い。一方、

メスの方が優位にあるボノボは、

社会関係に何らかの緊張が加わ

った場合、老若男女問わず性器

を擦り合わせることで“和解”し、

穏やかに解決してしまう。社会的

摩擦の少ないボノボは、テスト

ステロン値が低く、雌雄の性差も

小さいそうだ。

 

両者には、社会的なものの他にも

違いはある。チンパンジーのオス

は年頃になるとテストステロン値

が上昇するが、ボノボのオスには

それがない。また、ストレスを感じる

と、チンパンジーのテストステロン

値は上がるのに対し、ボノボの場合

はストレスホルモンであるコルチ

ゾールが生成されるのだという。

 

人間社会というものは、甚大なる

ストレスを生み出す場所でもある。

ヒトもまた、理想の社会を形成する

にあたり、何万年もかけてテスト

ステロン値の低い、より協力的で

忍耐力のある個体を選んできた

のだろうか。しかしもしそうだった

としても、これが文化的イノべーシ

ョンを促すのなら、男性が“女性化”

を悲嘆することはないだろう。

 

 

このように、人類だけでなく、

地球を構成する要素においては、

動物、植物もしかり、電気、磁気

もしかり、山林もしかり、多くが

男性性と女性性(雄と雌)に分か

れるのであろう。

そうして、雄と雌の役割をわけて、

お互いにペアになり家族を形成し

ていくという本能的行動をとる。

 

 

では、これらのことを、第3次元:

会社に当てはめるとどうなるのか

ということだ。

 

 

第3次元:会社という生命体にも、

男性性と女性性があり、それぞれ

役割が異なり、結婚していくという

ような仕組みもあると考えたら、

どうなるだろうか?

 

生命体であるから、生きているの

であり、生きているのであれば、

多くの生物は雄か雌に分かれる。

ならば、上記の会社も同様にして

分けるような仕組みを導入した方

が良いのであろう。

分けるとどうなるか?というと、

上図の会社は、女性性ということ

になるのだろう。

 

一方、下図のような会社が男性性

ということになるのだろう。

 

違いは何かというと、その方向性

である。方向性とは?こちら参照。

 

経営者のリズムと外部環境の

リズムが合致するのが、会社の

方向性となる。

・男性性のリズムはこちら

・女性性のリズムはこちら

 

それゆえ、単純に女性社員の

比率を増やしたから女性性の

会社になるわけでもなく、社長が

女性になったから女性性になる

わけでもない。

あくまでも、経営者のリズムと

外部環境のリズムが合致する、

その方向性こそが、会社の方向

性を決めるのである。

そして、陰陽五行の陰と陽に

分かれるのであるが、陰が女性、

陽が男性というような方向性に

なるのであろう。

そう考えると、同じ会社であっても

ある時期は男性性の経営をして、

ある時期は女性性の経営をして、

という具合に両方の性になりえるの

であろう。経営者が変わり、外部の

環境も変われば、男性性的な豪腕

な経営をする時期もあれば、女性

性的な繊細な経営をする時期も

あるということだ。

 

これは、かの有名なアリババの

ジャック・マーも同じように女性性

の経営を意識していることを述べ

ている。こちらを参照ねがう。

 

 

そして、人類のもう一つの仕組み

である結婚という仕組みも参考に

していくと良いのであろう。

結婚の目的は、遺伝子を次世代へ

残していくためであった。

それゆえ、今後、会社という生命体

の役割の一つに、結婚と出産という

役割が加わるのかもしれない。

 

つまり、自社が男性性の経営を

する会社であれば、女性性の経営

をする会社とパートナー契約を結び、

両者が協力関係を持って社会貢献

をしつつ、子会社を2つ、3つと産み

出していき、その子会社に遺伝子を

託していくということをやっていくこと

で、会社という生命体は存続していく

ことが出来るのかもしれない。

 

昨今、会社の寿命があまりにも短い

のは、太古の人類と同じ構図を持つ

のではないだろうか?

男性性という経営が主流となって、

お互いに戦うことばかりに主眼が

置かれて、競争し合う日々なのだ。

これでは、争いやもめ事が絶えない。

チンパンジーの世界と同じだ。

我々人類はもうチンパンジーの世界

を脱し、ボノボの家族のような世界に

至るべきなのであり、第3次元:会社

も同様に、ボノボの家族のような世界

に至るべきなのだろう。

そのためには、女性性という性質を

取り込み、文化的開花に至り、大人

数の集団を纏めていく必要がある。

 

第3次元:会社という生命体にも、

男性性と女性性という概念を取り入

れることで、経済界も一変するので

あろう。

ティール社会とは、このような社会

なのであり、我々はもうこのような

社会を目指していくべきなのだろう。