第6段の戦略 病気の人を気遣う・診るについての別事例②

星野リゾートの例を見て、第6段

の多元型組織から第7段のティー

組織へ移行していく流れを見てきた。

きちんと第6段の戦略をこなしてい

けてはじめて第7段へと移行できる

のである。そのためにも大きく3つ

の戦略を戦術や仕組み化にまでして

いかねばならないのであった。

・病気の人を気遣う・診る

・魂の性質に合わせた行動をとる

・人のカルマを知る

 

パーソルホールディングスの例にて

見てみる。

 

・病気の人を気遣う・診る(続き)

買収攻勢をかけて、今のホールディ

ングスの形が出来上がり、篠原欣子

さんが一線を退いた今、新たなる課題

として自己と非自己を分ける判断基準

を作成することが最優先であった。

篠原欣子さんが社長であるころには、

多くのT細胞が分化していき、テンプ

スタッフ(株)だけでなくグループ会社

に至るまで幅広く、T細胞が分化して

いき1つの生命体として見事に機能

していた。

 

その際のT細胞の判断基準が、無借金

経営、人のために自己犠牲、慈悲深い、

難しく考えない、人の力を借りる、

支え合う、男女差別・年齢差別なく、

などの判断基準であっただろう

もっと無数にあるが、そのごく一部が

上記のような判断基準であった。

そこから徐々に水田氏、和田氏の共同

経営に移行しつつ、買収攻勢を長年か

けて実行しつつ、インテリジェンスや

松下エクセルスタッフ、近年にはDODA

やanなど、多彩な買収を行っていった。

 

それゆえ、今後は篠原欣子さんが築き

あげたT細胞の数々に加えて、水田氏や

和田氏が新たなT細胞を分化させていか

ねばならない。

免疫の話に戻るが、免疫は自然免疫と

獲得免疫がある。自然免疫は大きな

菌に対して攻撃していくのだが、小さ

な菌に対しては攻撃しきれない。

そこで、体内に入り込んだ小さな菌に

対して、獲得免疫が働くのであった。

この獲得免疫は、基本は「狙い撃ち」

である。1つの菌に対して、1つの

T細胞が退治し、攻撃していく。

そのT細胞が分化していく主たる場所

が、心臓に近い胸腺という部位で分化

が進むのであった。

 

これと同じように、パーソルホール

ディングス内に取り込んだ菌に対して、

1つ1つに対峙していかねばならず、

都度、T細胞なる判断基準を従業員に

まで分化させていかねばならないので

ある。そして、その分化の主たる場所

が心臓に程近い場所ということになる。

それが、パーソルホールディングスで

言うと、パーソルキャリアがその役割

を担うのである。

そして、分化された大量のT細胞が主に

菌と対峙して攻防を繰り広げる場所が、

腸であった。パーソルホールディングス

でいうと、パーソル総合研究所がその

役割を担うのであった。

 

よって、脳の役割である水田氏、和田氏

の指令に加えて、心臓の役割であるパー

ソルキャリア(旧インテリジェンス)の

役割も大きいのであろう。なにせ、日々、

T細胞を分化させていくという重要な

役割を担っているのであるから。

 

そこで、旧インテリジェンスという会社

のT細胞をもパーソルホールディングス

は取り込んだわけであるから、この会社

のT細胞と、旧テンプスタッフのT細胞の

相性も重要になるのであろう。なにせ、

異物だと判断されれば、旧インテリジェ

ンス側のT細胞は、旧テンプスタッフ

のT細胞から攻撃され、殺されてしまう

のであるから。

いかに、味方ですよ!同じ仲間ですよ!

とアピールして、旧テンプスタッフ

のT細胞の監視の目をくぐらねばならな

いのだ。

 

よって、旧インテリジェンス側のT細胞

についても見てみたい。

パーソルホールディングス副社長で、

旧インテリジェンスの社長であった、

高橋氏について見てみたい。

高橋 広敏 1969年4月26日生

・個性:”衰”

・本質グループ:金(陰)

・生涯レール:水(陰)

・老年レール:木(陽)

 

 

グループは金(陰)である。

カルマは第7段という高い段位だ。

よって、T細胞は金(陰)という

真面目、律儀、不正はしない、実直、

組織に従順、きらびやか、エリート、

さらには、第7段のカルマも加わり、

直感を信じる、個人を尊重する、など

の判断基準だったのであろう。

 

この判断基準は、篠原欣子さんの土(陽)

と親和性が高い。土と金は相生の関係

でもあるからだ。

それゆえ、うまく親和性をもって今まで

やってこれたのであろう。

しかし、今現在、51歳になっており、

グループの金(陰)から生涯レールの

水(陰)に差し掛かっているところだ

が、この水(陰)は、篠原欣子さんの

築き上げた土(陽)という判断基準と

相性はよくない。

このまま、パーソルキャリアが主とな

り、心臓の役割としてT細胞である、

判断基準を作り上げていくと、水(陰)

という判断基準を多く取り入れること

になってしまう。新たなT細胞と従来

から居るT細胞が攻撃し合うことに

なってしまう。

人間の体で言うと、自己免疫疾患と

いう症状に陥る可能性があるという

ことだ。これを今後、十分に気を付

けねばならない。

 

あくまで、心臓の役割というホール

ディングスに活力を与え、T細胞を

作り出すという重要な役割を担う

ゆえ、新しいことを取り入れたり、

新たな改革をしたりすることを求め

られているわけではない。

パーソルキャリアの役割は、心臓の

役割として、日々コツコツと案件を

こなし、求職者と向き合っていく、

従来通りのやり方、判断基準を貫

けばよいのである。そうすれば、

高橋氏が創業時から築き上げてき

た、インテリジェンスという会社

の判断基準も残したまま、パーソル

ホールディングスの一員としても

稼働できるというわけだ。

 

改革したり、新たなことをしてい

くのはむしろ、アジアSBUなどの、

足の役割や手の役割の会社であろう。

ここは、日々、新たなことを模索

しながら改革をしていくことが、

重要な役割なのだから。

 

よって、パーソルキャリアという

職業紹介事業が前面に来て、社会

を改革していくような戦略にする

と、とたんに今までとは違う方向

になるので、それは避けた方が良い。

前面にでるならば、アジアなどの

国を開拓していく戦略の方が良い。

 

よって、大きな視点でみると、

やはり、パーソルテンプスタッフ

と、パーソル総研が中心となって、

日本国内の人材ビジネスをコツコツ

こなしつつ、広げるのであれば、

アジアやインドやオーストラリア

などの海外事業をもっと広げて

いくことであろう。そうなると、

産命学や陰陽五行の知識が重要に

なって来る。

その際に、自己と非自己を徹底的

に見極めていかないと、すぐに

病原菌に入り込まれる。つまりは、

自社にそぐわない人が内部から

掻き乱すというわけだ。乱されない

ためには、自己を徹底するしかない。

判断基準を徹底するしかないのだ。

 

その上で、パーソル総研が中心と

なって、判断基準をデータベース化

できれば、同じような判断を下せる

人間を育成していける。育成しつつ、

育成のパッケージも開発していく。

そのパッケージを外部へも販売でき

るようになれば、理想的だろう。

 

これが、生命体理論から分析した

パーソルホールディングスがとるべ

き戦略の最優先戦略であろうと思う。

また次回、続きを記載していきたい。