理念から中長期計画への流れ 20年目以降について②

先に理念から中長期計画への流

れについて、20年目以降の企業に

ついて見てきた。他の企業の事例も

見ていくと、より理解できるであろう。

 

・カルマの解消

・会社の方向性

・外部環境のリズム

という3つの要素を加味して戦略を

立てていく事が望ましいと記載した。

 

かなり有名な企業の1つである

オプト(デジタルホールディングス)は

鉢嶺 登氏が1994年に設立し、今や

日本を代表するインターネットマーケ

ティング会社に成長した。今は会長に

退いているものの、経営には関わって

いる。

 

鉢嶺 登 1967年6月22日生

・個性:”帝旺”

・本質グループ:火(陽)

・生涯レール:火(陽)

・老年レール:火(陽)

社長の個性についてはこちら

 

カルマは、発達課題第5、8段の所

にあると言えそうだ。それ以外は

エネルギーが十分高く、カルマには

なり難そうなので、第5段のカルマを

何とかクリアできれば、後は第8段へ

向かっていくだけであろう。

特に、20~60才の実質の40年間

が圧倒的に高いエネルギーのため、

結果を十分に出せそうに見える。

 

・個性を出せているか

第5段の自我確立で最も重要なのが、

自分の個性を出せるかということだ。

個性は”帝旺”であるがゆえ、まさに、

虎のように強く、たくましく、勇敢で、

肉食系であり、そして身内には優しい。

このような個性を、会社内にも導入で

きれば、会社はまさに虎のような個性

の強い、会社になっていくのであろう。

 

・会社の方向性

本質グループも、生涯レールもともに

火(陽)の方向性であるため、ずっと

変わらず火(陽)の方向性であり続け

れば、それでもうレールに乗っている

ということだ。とても分かりやすい性質

であり、迷いが少ない性質なので会社

も同様に、迷いのない、火(陽)の方向

にまっしぐらに進めばよいのだ。

 

ゆったりと、堂々と、おびえることなく、

競合他社をも蹴散らし、攻撃されれば、

やり返し、戦っても十分に勝てる要素

が多いのが、帝旺で火(陽)の方向性

をもつ人の特徴だ。とにかく強い。

強いものが昇進するというルールで

問題ない。ピラミッド型の組織であり、

強者が上に登っていくという組織に

すれば、もはや盤石の会社になるの

であろう。

実際、オプトはそのような盤石の体制

を敷いており、堂々と虎のような風格

をもって、成長していったのであろう。

 

帝旺の特徴は、身内を外敵から守る

ということだ。テリトリーを決め、その

テリトリー内に敵が侵入して来ようも

のなら、徹底抗戦し、勝利をおさめる

という性質だ。

よって、テリトリーさえしっかり決めれ

ば、後は、そのテリトリーを堂々と守る

ことで、成長や成功を収められるとい

うわけだ。

そう、多角化経営は、あまり向いてい

ないので、多角化するよりは、テリト

リーを決め、そのテリトリーをしっかり

守っていくというのがベストであった。

鉢嶺氏はそのとおりにしていたのが、

成功の秘訣なのであろう。

 

・生涯レールに乗れていきそうか

本質グループも生涯レールもともに

火(陽)なので、ずっと同じ方向性で

変化をつける必要が無いのだ。

この火(陽)という方向性を会社の

あらゆる判断基準やツールに落とし

込んでいったことが、会社の成長に

繋がったことは言うまでもないだろう。

火(陽)が開運していくポイントは次の

ような行動を取った時である。

・美味しいものを食べて、あくせく働か

ないこと。

・自分の好きな事のみをやり、趣味と

仕事が一致するくらいの方が理想。

・ギャンブルや投資など一切せず、

純粋無垢に自然体で生きる。

 

これが生涯レールに乗るための会社

の戦略であり長期計画となったのだ。

長期計画となると、ずっとこの火(陽)

の方向性のまま、10年以上の長期

計画を立てることができるのだ。

 

・自分が動いた分だけ利益がもらえる

という発想ではなく、自分は動かず、

人や顧客やユーザーを動かして、利益

を得ていくという発想だ。この発想を変

ることなく、貫き通すことで、利益はさら

に大きくなっていく。王様は自分が動い

てはだめなのだ。いかに相手を動かす

かを考えていくべきなのだ。

・自分がやりたくないことを頼まれたか

らやるというのは、決して成功しない。

やりたいことだけにこだわり、やり抜く

ことこそ、圧倒的な成功の秘訣となる。

多角化して、投資事業などに精を出

していくと、ハイリスクとなり失敗する

可能性があった。投資事業はあまり

行わず、純粋無垢にインターネットマ

ーケティングの世界に没頭していく事

が成功の秘訣であろうと思う。そう考

えると、海老根氏が会社を引っ張り、

インターネット広告1本に絞ったことが

会社が大きく成長した要因なのであろ

うと思われる。

 

 

そして、理念はというと、”純粋無垢”、

”楽しい”、”太陽”、”統合”、”広範囲”、

”元気”、”真っ赤”というようなキーワー

ドを散りばめた理念にしていくと良い。

「次代の繁栄のために新しい価値を

創造し続ける」というのがグループ

ミッションとして掲げられている。

そしてバリューには、次のような言葉

が掲げられている。

・先義後利

・チャレンジ(変革)

楽天主義(プラス思考)

・社員の幸せこそ重要

・一人一人が社長

 

こう見てみると、理念が火(陽)という

方向性と合っているので、理念もとて

も分かりやすい。特に”楽天主義

(プラス思考)という言葉は、火(陽)に

とってはピッタリくる言葉なのだ。

このような会社の理念であれば、社員

も自ずとそういう理念に賛同する人が

集まってくるのである。理念が明確だか

らこそ、会社も1枚岩になりやすい環境

が作れるという事である。

 

これで分かったと思うがオプト(デジタル

ホールディングス)という会社のカルマと

方向性は次のようになるという事だ。

・カルマの解消:第5段、8段

→ 特に第5段の”自我確立”へ向かって

いった結果、第5段の自我確立を成し得

た。よって、次は第8段の”統合”へと向

かっていくのであろう。

・会社の方向性:火(陽)

→ 鉢嶺氏が会長に退いたとはいえ、

この火(陽)の方向性は継続されるという

ことだ。この方向性を変えてしまうと会社

は一気に崩壊してしまうので、決して変え

られないのである!

 

 

・新たな社長の方向性とは

野内 敦 1967年12月21日生

・個性:”冠帯”

・本質グループ:土(陰)

・生涯レール:土(陽)

・老年レール:木(陽)

 

カルマは、発達課題第5、6段の所

にあると言えそうだ。よって、先代の

社長のカルマと同じカルマを抱えて

いるため、考え方や思考が似ており、

先代のやり方をそのまま継続しやす

いのであろう。カルマに関しては、違

和感ないはずだ。

 

一方、野内氏の生涯レールの方向性

であるが、土(陽)という方向性だ。

これは、以前のオプトの方向性であっ

た火(陽)の方向性と、相生の関係な

ので、違和感なく自分の土(陽)という

カラーも出せるはずだ。

 

ということで、このまま順当に経営して

いても、全く違和感もないので、問題は

無いのであろう。やりたいことを野内氏

はやっていけば、葛藤なく、スムーズに

やれるような環境であると言える。

 

なお、野内氏が自分のカラーを出すと

いう場合、土(陽)というカラーである

べきだ。

このような方向性を多分に出していけ

ば、問題なく出せるであろう。

ただし、注意点は、会社の方向性は

あくまでも火(陽)であり、土(陽)という

のは、野内氏がやりたい方向性として

やる時の方向性である。

会社そのものの方向性までも変えてし

まうことは出来ないので、要注意だ。

 

なお、野内氏は土(陰)という本質グル

ープで、土(陽)という生涯レールという

ことで、ずっと”土”なのだ。

この土という性質は、金運がよく財テク

があり、お金を回すのがとっても上手

である。

よって、野内氏の場合は、投資事業に

も手を出しても、全く問題ないとは思う

が、会社全体をソフトバンクのような、

投資会社にするのは問題だ。

あくまでも純粋にインターネット広告の

分野を専業にしつつも、一部の事業と

して投資事業を行うのであれば良い

とは思う。

 

さらに、義理人情に厚い性質なので、

頼まれた大きな仕事も、断らずにやっ

ても良いのであろう。都や国、さらには

顧客や株主から、いろんな頼まれごと

をされるのであろうが、義理人情の精神

で引き受けても、悪い方向にはいかない

ので、どんどん引き受ければ良いだろう。

 

 

いかがであろうか。

これが、20年目以降の理念から中

長期計画への流れである。社長が

創業者から交代になっている場合

が多く、その場合、どのような方向

に進んでいったら良いのか、何を

クリアしないといけないのか、何処

に商機があるのか、を2代目社長は

見出していかねばならないのだが、

既存の路線を行っていいのか、悪い

のかを見極めねばならない。そして、

いかに変化をつけていくかが、本当

に難しいのだ。

 

自分の型、性質、カルマなどを知る

ことで、これらを解決できる。さらに、

会社の方向性、カルマ、運気も知る

ことで、経営戦略が立てられるという

わけである。さもなくば、デタラメな

経営戦略となり、ズレていってしまう

だけなのだから。