長期目標の設定 火→水の場合

先に理念から中長期計画への流れ

について記載した。理念とはカルマ

の解消であり、中長期計画はそれを

解消するために、戦略という方向性

をもって、運気という攻めたり守った

りのバランスを取りながら、前に進む

ことであった。

 

長期計画こそを、きちんとしていくこ

とで、明確な目標設定となり、意識

や意志が明確になり、気力やモチ

ベーションにつながるのだ。

それゆえ、長期計画を形骸化させ

ないということも、極めて重要だ!

長期計画を形骸化させないポイント

は下記の通り。

・本質グループに乗れているか

・生涯レールに乗れていけそうか

・カルマを解消しようとしてるか

 

 

では、具体例で見てみよう。

GREEは、田中氏が、2004年

に設立し、今や新興ゲーム会社の

代表的企業へと成長し、その後は

少し落ち着いてきてはいるが、今

も健在だ。

田中良和 1977年2月18日生

・個性:”帝旺”

・本質グループ:火(陽)

・生涯レール:水(陽)

・老年レール:木(陽)

社長の個性についてはこちら

 

カルマは、発達課題第6、7段の所

にあると言えそうだ。第9段以降は、

生涯エネルギーが満ちてきて、ほぼ

完結へ向かってスパートしていき、

84才以降、エネルギーに満ち溢れ、

人生を悔いなく終了できるのだろう。

あとは、この第6、7段をいかにして

クリアしていくかである。

 

 

・本質グループに乗れているか

第6段までは本質グループと呼ばれ

る火(陽)の方向性に乗っているのだ

が、45才以降は水(陽)という生涯

レールと呼ばれる方向性に変化して

いくのである。

この火(陽)→水(陽)への変化は、

上図の生涯エネルギーを見る限り、

微小な変化に見えるが、方向性とし

ては、火→水は”相克”と呼ばれる

相性の悪い方向性であるため、スム

ーズに移行できるとは限らない。苦

戦する可能性が高い。

 

よって田中氏は、45才以降もスムー

ズに生涯レールへ移行できないかも

しれないが、何とか水(陽)へと変化

させていかねばならないのである。

GREEという会社も同様に、火(陽)→

水(陽)という方向性に変化させてい

かねばならないのだ。

ここが、長期目標設定時に最重要

ポイントなのである。ここが一番難し

いのだ。この方向転換を見誤ると、

方向を間違えたり、真逆の方向に

目標を設定してしまう可能性もある

のだ。

 

まずはしっかりと本質グループに

乗っていくことである。火(陽)という

方向性に乗っていく戦略を立てて、

会社全体をこの方向性に導いて

こそ、本質グループに乗れるという

ことである。

そこから、近未来である45才ごろ、

生涯レールと呼ばれる水(陽)へと

方向性を転換していくのである。

 

この火(陽)という方向性を会社の

あらゆる判断基準やツールに落とし

込んでいったことが、会社の成長に

繋がったことは言うまでもないだろう。

火(陽)が開運していくポイントは次の

ような行動を取った時である。

・美味しいものを食べて、あくせく働か

ないこと。

・自分の好きな事のみをやり、趣味と

仕事が一致するくらいの方が理想。

・ギャンブルや投資など一切せず、

純粋無垢に自然体で生きる。

社長の方向性についてはこちら

 

 

これが、本質グループに乗るための

会社の戦略であり、中期計画であっ

たのだ。

では長期計画となると、ここから、

水(陽)という方向性に転換していく。

つまり、生涯レールに乗るために、

方向を転換していくということだ。

 

 

・生涯レールに乗れて行けそうか

生涯レールについて見てみよう。

水(陽)が開運していくポイントは次

のような行動を取った時である。

・枠にとらわれず、自由な創造力で

世界を改革していく。

・絶えず新しいものを求めて行動し、

変化し続ける。

・自分が会社や世の中に、どれだけ

必要とされているかにこだわる。

 

ソーシャルゲームという枠にとらわ

れずに、自由な創造力で世界を改革

していくべきだ。ゲームというジャンル

からeスポーツというジャンルへという

広い枠組みで捉えれば、あっという間

に世界が見えてくる。eスポーツという

競技ゲームは、大手がこぞって参入

しているが、未だ”スポーツ”という

ジャンルに入れてもらえていない。

スポーツとは体を鍛える競技というよ

うに受け入れらているが、eスポーツ

はあくまでゲームとしてしか捉えられ

ていない。鍛えるという競技要素が、

まだ世界中の人々に受け入れられて

いないのだ。ここを、判断力を鍛える、

呼吸法を鍛える、フレームワーク

よる整理術を鍛える、運気の流れを

読む力を鍛える、等の社会に役立つ

要素が多分に散りばめられている!

と理解されれば、あっという間にこの

eスポーツという競技が、人気を帯び

てくるのであろう。このようなゲーム

を作ることができれば世界中を巻き

込み、不朽の名作としてプレイされ

続けるのであろう。

今、一番近いのが”麻雀”という競技

ではないかと思う。この麻雀という

ゲームは、判断力を鍛える、呼吸法

を鍛える、フレームワークによる整理

術を鍛える、運気の流れを読む力を

鍛える、等の社会に役立つ要素が

多分に散りばめられているのだ!

かの桜井章一氏は、麻雀を”武道”

と捉え、姿勢を教え、呼吸法を教え、

牌の流れ、点数計算能力、状況判

断力、場運の流れ、席運の流れ、

等を細かく教えてくれている。これを

雀鬼会”という武道のような会にし、

弟子を沢山作っていた。その一人が

サイバーエージェントの藤田  晋氏

であることは有名だ。

この”麻雀”を超える不朽の名作を

創ることができれば、ゲーム会社と

しては歴史に名を刻むことになるの

であろうと思う。

 

・絶えず新しいものを求め、進化し、

行動し続けることは大切である。

これが、新規事業という事なのか、

新ゲーム開発なのか、によって、

方向性は大きく異なる。

水の性質を今一度考えてみると、

それが見えてくる。つまり、水(陽)と

いう性質は、既存の流れに乗りつつ、

その流れを大津波のようにドバっと

水量を増すことで大海にしていく事

である。それゆえ、まったく異次元の

方向に進むのは得意ではない。

むしろ既存の流れを大海原にまで

想像もつかないようなエネルギーで

大変革させるということが得意なのだ。

こう考えると、GREEの既存の流れで

ある、SNSやゲームという方向性から

大きく外れた新規事業というのは、

困難を極めるのであろう。

それよりは、SNSやゲームという分野

を根底から覆す、新たなゲーム?と

いうのか、eスポーツと呼ぶのかに、

ふさわしいような”遊び”、”競技”を

世の中に生み出すことに専念すると

良いのであろう。

 

・人のために自分がさほどやりたくな

いことを、頼まれたからやるとか、

義理人情でやるというと、決して良い

方向には進まないだろう。このような

性質は田中氏は持ち合わせていない。

あくまでも、自分がどれだけ楽しめるか、

自分がどれだけ世の中から必要とされ

るか、にこだわった方が、良い作品が

できるのだ。ここを決して間違わない

ことだ。ここを間違えると、大きく方向

がズレて、修正が利かないほど落ち

込んでしまうのだから。

 

上記の火(陽)の方向性と比較すると、

水(陽)の方向性はあきらかに異なった

方向性であることがわかるであろう。

このような方向性に、10年計画などの

長期目標を設定すると良いのである。

 

問題は、このような方向転換をどの

タイミングで行うかである。タイミング

を間違えれば、上手く軌道に乗らない

のであり、ベストなタイミングは田中氏

が今から45才までの、運気が急上昇

している頃がベストであろう。会社の

運気も同じように上がっているので、

運気が上がってきた!と実感できた

その時に戦略を新たにし、10カ年

計画をたてると良いのであろう。

 

 

・カルマを解消しようとしているか

GREEの理念を再度見てみると、

インターネットを通じて、世界をより良

くする!

『毎日を楽しく幸せに、社会を自由で

効率的に。新しいサービスをより早く、

より多くの人へ。素晴らしいサービスを

生み出すために素晴らしい会社を作る。』

となっている。

このような会社の理念であれば、社員

も自ずとそういう理念に賛同する人が

集まってくるのである。理念が明確だか

らこそ、会社も1枚岩になりやすい環境

が作れるという事である。

 

問題は、長期目標である。現段階では

発達課題第6段の”家族・仲間”という

ことを前面に押し出して、”楽しい”を

創造する!としていけば、会社の理念

にも合致し、多くの仲間を得ることに

もなり、上手く軌道に乗れるであろう。

しかし、その先もずっと”楽しい”では、

従業員も成長せず、模索を続けて

いるだけの会社になってしまう。会社

は成長せねばならない。どのように

成長するかというと、”仲間”を得て、

さらにその先である、発達課題第7段

の”伝承”というカルマにも挑戦してい

かねばならないのだ。

 

この”伝承”というカルマも田中氏に

とっては大きなカルマとしてのしかかる。

結局、楽しい!だけでなく、それをどう

社会に生かしていくか。研究開発とい

うように新商品開発なのか、どのよう

にノウハウを積み重ね、世の中の人

へ、伝承していくかが重要になる。

伝承していく技術がなければ、それは

たんなる”娯楽”になってしまうのだ。

技術があるからこそ、伝承できるの

である。

この難題をどう解決していくのか?を

45才になるまでに解決策を見つけて

いかねばならない。

皆が楽しくなること、さらには伝承でき

るほどの技術も充実させること、この

両立を果たした『新サービス』なるもの

を実現することが、GREEという会社の

長期目標になっていくのであろう。

 

そのためには、世の中も変わらねば

ならない。今の世の中では、ゲーム

という分野に拒絶反応がある。

目が悪くなる、姿勢が悪くなる、ひき

こもる、ネガティブになる、などの良い

イメージが一つもないのだ。

これを変えていくことこそ、GREE

長期目標の1つなのである。ゲームは

スポーツだ!といって、欧米では、

eスポーツとしてプロ化の動きも出て

きている。これも1つの戦略だ。このよ

うな戦略は見事であり、この戦略に

のっかっていくのも悪くはないだろう。

 

 

いかがであろうか。

これが長期目標へ向けての、カルマ

の解消、方向性を考慮した内容で

ある。このような内容まで分析でき

れば、自ずと長期目標が設定でき

るということだ。次回、長期目標の

設定までしてみたい。