第1次元:人間のDNAの転写を参考にする⑥

先に、遺伝子スイッチがONになるため

の方法について記載した。

近年、組織特異的な遺伝子発現には

エンハンサーが大きく関与してしている

ことが分かってきた。スイッチのもう1つ

の構成要素である「転写因子」という

タンパク質は,DNAの中からこのエンハ

ンサーを見つけ出してそこに結合する。

細胞の核内で転写因子がエンハンサー

に結合すると,その遺伝子がオンにな

るかオフになるかが決まるのであった。

 

会社内で言うと、DNAとは情報であり、

転写因子は環境であると考えると良い。

そうすると、どんな環境下であれば、

スイッチがONになるのかは、それぞれ

の場合で異なるであろう。その環境下

を工夫することで、我々は偉人へと、

近づけるということだ。

 

同じような話を、脳機能学者の苫米地

英人博士の脳科学研究にて照会され

ているので、そちらも参考にしたい。

以下、こちらより抜粋。

 

 
1 脳の仕組みと記憶のメカニズム

記憶術を修得するには、まず脳がどの

ように記憶していくのかを知る必要が

ある。記憶のメカニズムを知れば、効率

よく覚えるための脳の使い方がわかる

からである。

1-1 脳に入った情報が記憶される仕組み

image

まず、脳に入った情報は、「海馬」という

器官に「短期記憶」として一時的に蓄え

られる。「海馬」は「記憶する情報」と

「記憶しない情報」を選別する役割が

ある。海馬の記憶は、すぐに消えてし

まうものもあれば、数日間、維持される

ものもある。そして、必要ないと判断さ

れた情報は削除される。

脳が必要と判断した情報は「長期記憶」

として保存される。その場合は、海馬

から「側頭葉」という器官に移されて蓄

えられる。

 

1-2 記憶の整理は睡眠中に行われる

female

海馬の「短期記憶」を側頭葉に「長期記

憶」として定着させる作業は「睡眠中」に

行われる。睡眠には、身体は眠っている

けれど脳は活動している「レム睡眠」と、

脳も身体も眠っている「ノンレム睡眠

がある。レム睡眠は約30分、ノンレム

睡眠は約60分で、合計90分が、人の

睡眠の1サイクルである。記憶の整理

は「レム睡眠中」に行われる。そして、

「ノンレム睡眠中」には、脳はしっかりと

休息を取る。

 

1-3 短期記憶から長期記憶に変換される条件

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海馬(側頭葉の奥にある)は、「短期記

憶」を消去するか、「長期記憶」として

側頭葉に定着させるかを選別するとき

に、その情報が「新しい」か、そして

「重要」か、どうかを基準にしている。

すでに脳の中にもっている情報だと

判断された場合は「もう知っている」

「重要ではない」として消去されてしまう。

「知らないこと」、知っておかなければい

けない「重要なこと」と判断されると、脳

はその情報を長期的に保存しようとする。

 

1-4 脳が記憶を選別するときの判断は曖昧

female

しかし、ここで「知っている」「知らない」

という判断は、とても曖昧に行われてい

るという事実がある。本来、人が何か

を認識するときに「曖昧さ」をもっている

ことは必要なことだ。もし、曖昧さがな

かったとしたら、例えば、知り合いの人

がちょっと髪型や化粧、服装を変えた

だけで、誰だか認識できないという事態

になってしまうからである。

しかし、この脳の曖昧な判断によって、

少しでも見たことがある情報、似ている

情報であれば「知っている情報」と認識

され、長期記憶に定着されずに、ふるい

落とされてしまう可能性がある。

私たちが、覚えたいものを、なかなか

記憶できないのは、ファジーな脳の機

能によって、その情報が「重要」と認識

されていないからである。

 

1-5 失敗によって作られる記憶のインデックス

male

認知科学者である苫米地博士は、脳

が情報を「知らない」「重要だ」と認識

するのは、何かを「間違えたとき」

「失敗したとき」だと言う。

例えば、学生時代、毎日、普通に学校

生活していたときのことは、よく覚えて

いなくても、ある日、ちょっとしたイタズ

ラがばれて、先生に大目玉を食らった

ことがあれば、そういう出来事は何年

経っても、はっきり覚えているものだ。

つまり、人は、普通に過ごしているとき

のことより、何か失敗したときのことを

よく覚えている。

普段の生活を、いちいちすべて記憶し

ていたら、脳がパンクしてしまうからだ。

これは、脳が「間違い」や「失敗」をイン

デックスとして記憶しているということ

を示している。

 

 

3 脳をだまして覚える「予測記憶法」

脳の記憶のメカニズムと、間違った記

憶法について理解したところで、いよ

いよ「予測記憶法」という、脳をだます

ことで、効率よく覚えられる記憶術に

ついて解説していく。

3-1 脳をだまして覚えるテクニック

male

脳は「知っていること」は覚えないとい

うことでしたが、それならば、記憶した

いことがあるときに「これは知らない」

「これは重要だ」と認識させることが

できれば、すんなり覚えられるという

ことになる。

これは、意識的に脳をだます行為とも

言えますが、非常に効果的な方法だ。

まず、脳は「失敗」をインデックスとして

記憶しているという事実を思い出して

ほしい。苫米地博士は、この記憶の

カニズムをうまく利用することで、

覚えたいことを、脳に「重要なこと」と

認識させることができると言う。

 

3-2 意識的に失敗することで脳はだまされる

female

簡単に言うと、脳をだますには「わざと

失敗」すれば良いのだ。実際、私たち

が新しいことを学ぶときは、失敗を重

ねて覚えていくという作業をしている。

例えば、初めて自転車の練習をする

ときは、ふらふらと、よろけたり、転ん

だり、何度も失敗しながら、バランスの

取り方や、手足の動きを覚えていく。

失敗することで「間違い」と「本当に覚

えるべきこと」を正確に記憶することが

できる。だからと言って、記憶するため

に、いつも失敗ばかりしているわけに

もいかない。そこで、失敗したように見

せかけることで、脳をだまして、記憶し

やすくするテクニックを使う。

 

3-3 脳のメカニズムを利用した予測記憶法

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これは、覚えたいものを、まず先に

「予測」して、その予測が外れること

によって、脳に「間違えた」と認識さ

せて、長期記憶へと定着させる方法

である。「間違えた」という「失敗」の

インデックスが、効率的に記憶へと

導いてくれる。このときの重要なポイ

ントは「真剣に予測する」ことである。

適当に予測しても、脳は簡単には、

だまされない。

 

3-4 予測記憶法の実践

female

例として、実際に、予測記憶法で、

日本国憲法、第一条を覚えてみよう。

【A】は、【B】であり【C】 であって、この

地位は、【D】の存する【E】の【F】に基く。

この【A】【B】【C】【D】【E】【F】に当ては

まるものを、自分なりに予測して、当て

はめてみる。【A】は「総理大臣」かな?

【B】は「日本の代表」?【C】は「行政の

最高責任者」かも?と言った具合で、

自分なりに予測していく。

そして、答えを見ると、大体、間違えて

いるはずです。そして「正しい答え」は

【A】天皇

【B】日本国の象徴

【C】日本国民統合の象徴

【D】主権

【E】日本国民

【F】総意

だったとわかります。

このとき、間違えたことにより、記憶の

インデックスが立つ。そして就寝後、

レム睡眠中に、正しい答えが長期記憶

に定着しやすくなる。

 

3-5 予測記憶法の活用

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予測すれば、結果は「正しい」か

「間違っている」か、どちらかだ。

予測が合っていれば、すでに知識

として頭にあるということだし、間違

えば、正しい答えを覚えられる。

大切なのは、きちんと予測して、

きちんと間違えることだ。

「あ、間違えた!」というインデックス

を立てることで、脳には驚きとして印

象づけられ、しっかり記憶に入る。

 

 

4 瞬時に記憶を取り出すための儀式

次に、入れた記憶の「取り出し方」を

学ぼう。せっかく覚えても、イザという

とき、なかなか思い出せないようでは、

役に立たない。記憶したことを、いつで

も必要なときに、すぐに取り出す方法

について解説していく。

4-1 記憶の入れ方と出し方はワンセット

female

記憶の取り出し方は入れ方の「逆向き」

だ。予測記憶法で言えば「間違えた」

ときのことを思い出せば、自然に記憶

がよみがえってくる。先ほどの「憲法

一条」の例で考えてみよう。間違えた

ときのことを考えると、「総理大臣は、

日本の代表・・・?」と出て来る。すると

「いや、違うぞ!総理じゃなくて、たしか

天皇のことだった」と思い出す。

そして、自然と「天皇は、日本国の象

徴であり・・・」と、次々に思い出す。

このように、覚え方と思い出し方は

完全にワンセットである。

 

4-2 記憶のリンクのつくり方

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さらに、覚えるときに、ちょっとした工夫

をしておけば、思い出すのが非常に楽

になります。つまり、後から思い出しや

すいように、覚えるときに、自分なりの

儀式を行っておく。儀式と行っても、

複雑なことをするのではない。記憶する

ときにハチマキをするとか、図書館や

カフェなど学習の環境を変えるとか、

BGMやドリンクをいつもと変えてみる

など、記憶と何らかの「リンク」をつくっ

ておく。

そうすることで、後で、記憶を取り出し

たいときに、つくったリンクによって、

記憶をたどる手がかりが増える。

例えば「あのとき、ジンジャーエール

飲みながら、暗記したんだよな・・・」と

いったことが手がかりになって、記憶

が呼び覚まされる。

 

4-3 トリガーとアンカーを使ったテクニック

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これは、心理学や催眠術で「トリガー」

(引金)と「アンカー」(船のいかり)と

呼ばれる手法である。私たちは、懐か

しい音楽を聴いた瞬間に、昔の家族

や恋人との思い出をぱっと思い出す

ことがあるだろう。

このとき、音楽が「トリガー」となって、

その音楽を聴いていた当時の記憶や

感情の「アンカー」が呼び覚まされた

のである。つまり、ジンジャーエール

やハチマキ、カフェの風景やBGMを

「トリガー」にすれば「アンカー」である

「覚えたこと」を引き出すのが簡単に

なる。この方法はシンプルだが、効果

は非常に高い。

 

4-4 記憶を出し入れしやすい意識状態のつくり方

female

また、この「トリガーとアンカー」を応用

すると、私たちは記憶しやすく、思い出

しやすい意識状態である「記憶モード」

に簡単に入ることができる。

「記憶しやすい状態」「思い出しやすい

状態」とは、ずばり「リラックス」した状態

のことだ。

リラックスしたときの脳波「シータ波」が

学習や記憶を促すのだそうだ。

リラックス状態をつくるためには、体の

一部分から始めて、10分くらいかけて

ゆっくり少しずつ、全身の筋肉を緩めて

いく。体の各パーツに意識を向けて、

力を抜いていく。さらに、苫米地博士

の勧めている「逆腹式呼吸」を行うと、

リラックス効果抜群だ。これは息を吸う

時に、お腹をへこませ、息を吐くときに

お腹をふくらませて、全身を思いっきり

緩める呼吸法である。これをゆっくりと

行う。

 

4-5 記憶モードに一瞬で入る方法

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十分にリラックスして、記憶をしやす

い意識状態になったら、それが「記憶

モード」だ。その状態を「アンカー」とし

て、何らかの「トリガー」の儀式を行う。

「トリガー」は何でも構わない。

蛍光ペンを持つ、鉛筆を握る、腕時計

を見る、自分の耳を触るなど、やりや

すい方法を一つ決める。そして、暗記

や学習の前には必ず、リラックス状態

をつくり出して、トリガーの儀式を行う。

これを繰り返すうちに、逆に、トリガー

の鉛筆を握るだけで、リラックス状態

になり、記憶しやすい意識状態に入る

ことができる。

そして、記憶の出し入れはワンセット

であるから、この記憶モードに入れば、

記憶の取り出し能力も格段にアップ

する。

 

 

いかがであろうか。

この話は、脳細胞に関しての話である。

他にも、腸や膵臓、腎臓、両手、両足、

脊髄、心臓など、生命体のボディを

構成する要素はたくさんある。

これらの要素1つ1つにも、上記のよう

なスイッチがONになる仕組みがある

ということだ。

ブラインドタッチが速くなるためには、

2万種類あるうちの、ある特定の遺伝

子を、ある環境下に置くことでスイッチ

がONになるという仕組みだ。

滑舌が良くなるためには、ある特定の

遺伝子を、ある環境下に置くことで、

スイッチがONになるという仕組みだ。

脊髄をピンと伸ばしたまま保つには、

ある特定の遺伝子を、ある環境下に

置くことで、スイッチがONになるという

仕組みだ。

 

このように、記憶に関わるスイッチ、

滑舌に関わるスイッチ、姿勢に関わる

スイッチなど、2万種類のスイッチが

あるわけで、そのスイッチ毎に特定の

環境下に置くことで、ONとOFFを切り

換えることができるということだ!

その環境には、笑い、感謝、愛、

プレッシャー、危機、成長、勇気、

挑戦、などが当てはまるのであり、

スイッチと環境の組み合わせは無限

にあるので、データベース化していく

ことで、少しずつ解明できるのでは、

ないだろうか。

第1次元:人間のDNAの転写を参考にする⑤

先に、スイッチのON,OFFについて

記載した。

 

「私の運動音痴は遺伝のせい」

「遺伝だからしょうがない」。

私たちは特に“うまくいかないこと”

があると遺伝のせいにしたくなる事

がある。しかし、「すべての人間の

遺伝子は99.5%が同じで、能力の

差は遺伝子のオンとオフが関係し

ている」と説明されたらいかがであ

ろうか? そうなのであれば、いち

早く遺伝子のスイッチを「オン」にし

たいであろう。

人間の細胞一つの中には32億個

の遺伝子情報が詰め込まれており、

実は、人間の遺伝子の98%は眠っ

ていて、潜在能力が引き出せない

状態になっている。その眠っている

遺伝子のスイッチをオンにすれば、

偉人になれるのだ。

 

 

遺伝子発現がいつどこで起こるかを

指示しているのは,特定の非コード

配列だ。この重要な役割を果たす配

列は「エンハンサー」と呼ばれ,遺伝

子スイッチの構成要素として,適切な

時期と場所で遺伝子をオンやオフに

する働きをする。以下こちらより抜粋。

 

DNAという材料から構成されるゲノム

には遺伝子として発現する部分、

つまりDNAからRNAへと転写され実際

に機能する部分はゲノム全体からすれ

ばごくわずかな領域しかない。しかし、

ゲノム上にはどの遺伝子が転写される

のかを制御している領域がある。これを

シスエレメントと呼ぶ。シスエレメントに

は遺伝子の発現に必須であるプロモー

ターと、発現の部位や強度を調整する

エンハンサーと呼ばれる領域に大別す

ることができる。

 

近年、組織特異的な遺伝子発現には

エンハンサーが大きく関与してしている

ことが分かってきた。スイッチのもう1つ

の構成要素である「転写因子」という

タンパク質は,DNAの中からこのエンハ

ンサーを見つけ出してそこに結合する。

細胞の核内で転写因子がエンハンサー

に結合すると,その遺伝子がオンにな

るかオフになるかが決まる。

 

例として、皮質脊髄路を作り出す遺伝子

Fezf2について見てみよう。

大脳皮質はその皮質層特異的な転写

因子が発現することが知られている。

中でもFezf2と呼ばれる転写因子は、

皮質脊髄路を構成する第5層ニューロン

に重要な遺伝子であると考えられている。

 

Fezf2近傍のDNA20万塩基対の配列を

マウスに入れると、Fezf2の発現をよく

再現しているマウスが生まれることが知

られていたので、筆者らは「この20万塩

基対のどこかにFezf2の発現を制御して

いる領域が含まれている!」と考えた。

その20万塩基対を調べると、哺乳類に

おいて特に保存度高い領域が4か所見

つかった。その領域を順番にE1~E4と

名付けた。

 

次に筆者らは、E4に結合する転写因子

をコンピューター予測と遺伝子発現デー

ターベースを用いて探索した。その結果、

Sox4とSox11という遺伝子が候補として

上がってきた。そこで大脳皮質でSox4と

Sox11が欠失するマウスを作製したとこ

ろ、Sox4とSox11が両方欠失させたとき

のみ皮質脊髄路が欠損することが分か

った。つまり、E4にはSox4かSox11の

どちらかが結合することによりFezf2の

発現が調節されていたことが分かった。

 

続いて彼らは他の生物のE4を調べて

みたところ、マウスからヒトにいたるま

でE4は保存されていたが、大脳皮質が

あまり発達していないカエルや、ゼブラ

フィッシュなどの魚類はE4配列を持って

いないことが分かった。また、皮質脊髄

路が形成されないFezf2が欠損したマウ

スに、ゼブラフィッシュのFezf2を代わり

に発現させると皮質脊髄路が作られる

ことが分かった。つまり、Fezf2の働き自

体が進化によって変わった訳では無く、

あくまでもE4という発現調節領域を獲得

したことが大脳皮質の進化において重

要なターニングポイントになったことが

示唆された。

 

生物の進化には遺伝子の種類の増

加以外にも、今回示したような遺伝子

発現調節領域であるシスエレメントの

進化も非常に重要な側面となる。

タンパク質になる遺伝子の種類自体

は、驚くべきことに線虫のような単純

な生物とヒトとで大きく違いはない。

しかしながら、ヒトのゲノムは線虫の

約30倍大きいことが挙げられる。これ

はヒトと線虫における大きな差だ。

この大きなゲノムには無数のシスエ

レメントが存在しており、このシスエ

レメントによる精密な遺伝子発現制御

が生物の複雑性に重要であるという

ことだ。

 

 

これを会社での事例に置き換えて見

てみたい。

DNAとは情報の数々であった。これら

の先頭には、ラベルや付箋紙などの

プロモーターやエンハンサーという

ものが引っ付いてDNAとなっている

のであろう。

そのプロモーターやエンハンサーに

どんな転写因子がやってきたら、

遺伝子がONになるというのだろうか。

 

私たちは大人になるにつれて、さま

ざまな知識を身につけるが、それは

ほとんど常識と呼ばれる範囲にとど

まるもので、それでは遺伝子は目覚

めない。スイッチをONには出来ない

のである。笑いや祈りや愛が遺伝子

のスイッチをオンにするのだ。

 

生物学者村上和雄先生は言う。

遺伝子スイッチをONにするには以下

のような行動を取ると良いと。

○笑いが糖尿病患者の血糖値の

上昇を抑制した
○笑いは副作用のない薬になる

かもしれない
○どこの国の神話にも笑いが描

かれている
○大ピンチのときにこそ笑いが

大切になる

○高い目標を持って,自分を追

い込む(遺伝子は強く必要とされ

ないと目覚めない) 

○失敗を恐れず強い気持ちで挑

戦する(守りの姿勢ではよい遺伝

子は眠ったまま。また,遺伝子は

危険な状態になると活性化する) 

○「できる」と思うこと(「できない」

と思えば遺伝子は眠ったまま) 

○ 「ありがたい」という感謝の気

持ちで試練に臨む(プラス思考が

遺伝子に影響する) 

○壁にぶつかったら思いっきり

環境を変えてみる(環境ストレスを

取り除く) 

○予想外の結果になった時,それ

を「面白い」発見や視点にする

○頭の中であれこれ考えるより,

まず行動に出る。

 

また、以下の行動は遺伝子スイッチ

をOFFにしてしまうので要注意。

×いたずらに安定を求める気持ち

×つらいことを避けようとする態度 

×現状維持の気持ち 

×勇気の欠如 

×本能的欲求の抑制 

×成長への意欲の欠如

 

 

村上和雄先生の見解を参考にする

と、会社における転写因子とは、

笑い、感謝、愛、プレッシャー、危機、

成長、勇気、挑戦、などが当てはま

るのではないか。

これらが、上手にDNAという情報に

引っ付き、転写因子となった際には、

遺伝子スイッチがONになる場合が

あるということなのだろう。つまり、

その情報の詳細までを自発的に

興味を持って調べ始めるということ

なのだろう。逆にスイッチがOFFに

なると、その情報に興味がなくなり、

自発的に調べようとも思わないと

いうことなのだ。

 

よって、スイッチが入り興味を持ち

始めるためのトリガーが転写因子で

あり、笑い、感謝、愛、プレッシャー、

危機、成長、勇気、挑戦、などを、

いかに上手に1つから複数を組み

合わせて引っ付けていくかがカギ

になるのであろう。

 

これらの転写因子は環境なので

あり、自分自身をこのような環境下

に置いているかどうかによって、

スイッチがONになり得るかどうかが

決まるのである。

例えば、法律という情報に相性の

良い転写因子は危機やプレッシャー

なのかもしれない。

他には、顧客情報に相性の良い

転写因子は、成長、挑戦なのかも

しれない。

もちろん、そうでない環境下もあり、

一概には言えないだろう。とにかく、

情報をインプットするには、環境が

カギになるのであり、その環境を、

マネジメントできれば、たくさんの

スイッチが入るということだ。

 

普通に情報を得ようとしても、決し

て興味は湧かない。自分自身の

スイッチを入れるには、環境を工夫

することが偉人になれる道という

ことだ。

そして、一般職員をマネジメントす

る際にも同じ事が言える。その人

の環境を上司がいかに工夫できる

かによって、凡人になるか偉人に

なるかの分かれ道というわけだ。

 

そして、人それぞれ、2万種類もの

スイッチがあるが、どのスイッチが

ONになって、どのスイッチがOFFに

なっているのかは、人それぞれで

違う。だからこそ、同じように”笑い”

という環境下に置いても、スイッチ

が入る人と、入らない人がいると

いうことだ。

 

参考までに、転写因子のイメージ

を下記に記す。

図は3つの転写因子を使って、

8種類の異なる細胞が生み出され

る様子を示している。

大きな丸は細胞を、小さな色付き

丸は転写因子を示す。3つの転写

因子がそれぞれ1つもしくは組み

合わせて発現することで、8種類

の異なる細胞を作ることができる。

 

我々はこうやって情報に転写因子

をつけて記憶していくのである。

この転写因子が上手く引っ付か

ないと、興味が湧かないし、記憶

もできないということだ。

 

 

いかがであろうか。

これがDNAの転写の仕組みで

あった。この仕組みは会社内で

大いに役立つ。この仕組みを使い

データベース化できれば、膨大な

記憶力にもなり、あらゆる情報が

頭の中に入っていくのである。

まさに偉人となれるのである。

 

第1次元:人間のDNAの転写を参考にする④

先にエピジェネティクスについて記載

した。人間にはDNAスイッチがあり、

環境下においてスイッチがONかOFF

になるような仕組みを採用しているの

であった。このスイッチは2万種類も

あると言われているが、これらを研究

して、ON・OFFをコントロールすること

ができるようになれば、医学界同様、

経済界も大いに活性化するのだろう。

そのスイッチについて今一度記載し

てみたい。

 

以下、こちらより抜粋。

我々人間の体の中には,数十兆個に

も及ぶ細胞が存在するとも言われて

いる。しかしながら,元々はひとつの
受精卵から受け継いだ同じ DNA情報

を持ち,増殖分裂を繰り返しながら,

多様な細胞へと発生分化して,環境
に応答しながら生理機能を発現し,

細胞老化やアポトーシスに向かうと

いう一連の細胞生命活動が営まれて

いる。いろいろな性質の細胞が高度に

統制された臓器を構築し,それらが集

合してひとつの個体になるためには,
元の細胞の性質や環境の変化に応じ

て獲得した情報を,細胞分裂の後でも

正確に伝え維持する必要がある。

 

その仕組みが,いわゆる「細胞記憶」

である。多細胞生物における特定の

器官・組織へと分化した細胞が各々

の役割を果たし機能していくためには,

特有の遺伝子発現プロファイルを空

間的・時間的・細胞腫特異的に緻密に

コントロールして行く必要がある。

例えば,肝臓の細胞が次の日には

腎臓になってしまうことは通常あり得

ないように, 発生分化・体軸形成に

重要なHox 遺伝子産物群は,胚発生

初期に細胞ごとに働く遺伝子の組み

合わせ(Hoxコード)が決定され,転写

因子カスケードの司令塔となり,四肢

の形成をはじめとした形態的形質を

規定している。

Hox コードの遺伝子発現プロファイル

は,細胞分裂後も維持され,頭から
つま先まで前後左右の体軸形成の

情報が,細胞に記憶として刷り込まれ

ている。実際に,ヒトの頭・胸・手・足・
体の各部分から採取した線維芽細胞

を比較すると,Hox領域にある 39 の 

Hox 遺伝子クラスターと non-coding
RNA クラスターの発現プロファイルが

異なっているのである。

 

エピジェネティクスの制御システムに

は,転写調節のプラットフォームであ

クロマチンが主体となるが,そこに

実に多くの分子群が複雑なネット

ワークを構成して,我々の生体情報

を緻密に調節している。

 

濃縮させるか、緩めるかというような

制御方法は、我々がよく使うリンクの

構造と似ているのかもしれない。

クロマチンが主体となる転写調節は

このようなイメージなのであろう。

リンクとは上記の「クロマチン」のとこ

ろにリンクが張られ、そこをクリックす

ると、詳細情報へ入っていくというよう

な構造だ。これがスイッチのONとOFF

というイメージなのであろう。



そう考えると、エピジェネティクス制御

という仕組みは、想像がしやすくなる。

DNAの転写とは、会社内において

は、仕事の引き継ぎのようなもの

である。人が入れ替わる際に、どう

やって引き継ぎしていくのか。偉人

から凡人へと引き継がれ、機能不全

に陥らないように会社は、仕組み化

をしたいのである。

上記のDNAの転写の仕組みを真似

るとこのような解釈になるのだろう。

情報にリンクを張ったり、添付のファ

イルをつけたり、文章にマーカーを

引いたり、別にファイリングしたり、

同じ事をやってみせたり、論理化し

たり、することなのであろう。

これらは我々が既にやっていること

である。そう、DNAがやっている方法

と、我々がやっている方法は、同じよ

うな方法だったのだ!これは大きな

発見であろう。

 

また、Hox コードの遺伝子発現プロ

ファイルからすると、やはり12部位

のどれでもになり得るかというと、

そうとも言えないのだろう。

つまり、下記のように遺伝子発現

プロファイルにより設定されている

ために、得手、不得手ということに

なってしまうのかもしれない。

Hox 1-4 : 脳、顔

Hox 5-6 : 喉、脊髄

Hox 7-8 : 心臓、腎臓、膵臓、腸

Hox 9-13 : 右手、左手、右足、左足

 

脳と顔は比較的近い遺伝子構造

を持つのであり、役割が入れ替わ

りやすい。両手、両足も同じ構造

なので、入れ替わりやすいのだ。

一方、両手が脳や顔と入れ替わる

のは全く遺伝子構造が違うため、

入れ替わりが難しいということだ。

これも面白い発見であろう。

 

 

ここまで分析できた。

あとは、どのような環境であれば、

2万種類もあるスイッチのうちの、

どのスイッチがONやOFFになるの

かをデータベース化できれば良い

のであろう。

会社には法律、就業規則、行動

規範、マナー、インナールールや

人事情報、顧客情報などのあらゆ

る情報がDNAとして保管されている。

そのDNAは人から人へと引き継ぎ

されていく。その際に、上記のような

引き継ぎ方法をとっていくのであり、

引き継がれた人は、得手・不得手

はあるものの、同じDNAを持ってい

るということだ。

 

あとは、どのタイミングでスイッチを

ONにしたり、OFFにしたりするかと

いうことが、偉人か凡人かの差とな

るのであろう。もちろん、引き継ぎ時

でのスイッチの状態によって決まる

のであろうから、2万種類のスイッチ

の状態によって、当初は偉人・凡人

は決められてしまうのであろうが。

やる気スイッチがONの人は偉人で、

やる気スイッチがOFFの人は凡人、

というスイッチの状態のみで判断は

できないということだ。スイッチは、

後にONやOFFを変更できるのだから。

 

環境とスイッチの関係について、

また別途詳細を記載していきたい。

 

 

第1次元:人間のDNAの転写を参考にする③

先に、人間のDNAについて記載した。

細胞1つ1つが複雑なことをしている

わけではなく、単純な動作だが、

ある条件が来たら教えてね、という

ようなシグナルを発信することで、

組織となり、器官となり、器官系とな

っているのだった。

よって、その条件設定が人間の複雑

な機能を可能にしているということが

言える。決して細胞1つ1つが複雑な

ことをしているわけではないのだから。

 

その条件設定の1つにエピジェネティ

クスがある。以下、こちらより抜粋。

一人の人間の肝臓の細胞と皮膚の

細胞は、同じ DNA 配列を持っている。
しかし、肝臓の実質細胞は細胞分裂

して増殖すると同じ実質細胞になり、
皮膚の細胞も皮膚の細胞として増殖

していく。一個体の全ての細胞が同じ 

DNA の塩基配列を持つにも関わらず、

別々の機能や形態を持つ細胞になる
ことが出来るのは、発生・分化の過程

で DNA やヒストンに付けられた修飾

により、細胞ごとに、異なる遺伝子の

発現を促進したり抑制したりするため

である。その仕組みをエピジェネティ

クスという。

 

エピジェネティクスは環境の影響を

遺伝子の働きに変換する仕組みでも

ある。ほとんどの疾患には「遺伝」と

「環境」の両方が関わっているが、

ゲノムだけで説明できないこと、これ

まで環境要因としてくくられていたこと

が、エピジェネティクスの視点を導入

することで上手くつなげ説明できるの

である。エピジェネティックな調節は

主にゲノムの化学的な修飾や構造

変換によって行われている。DNAの

メチル化は、遺伝子のスイッチをオフ

にする目印であり、その遺伝子を不

活性化します。これは、たった1つの

受精卵が、種々の細胞系譜に分化し

ていく上で不可欠な仕組みだ。同じ

ゲノム情報をもとにしながら、使う遺

伝子・使わない遺伝子を制御すること

で、皮膚なら皮膚、肝臓なら肝臓、と

それぞれの細胞に固有なエピゲノム

を確立していくわけである。

 

しかし、誤ってがん抑制遺伝子をメチ

ル化してしまうと、発がんにつながる。

例えば、ピロリ菌感染が引き起こす慢

性炎症による胃がん、長期的な喫煙に

よる食道がんは、DNAのメチル化異常

が発生リスクを高めていると考えられ

ている。まだ全貌が解明されている訳で

はないが、他にも白血病や大腸がん等

さまざまながんでエピジェネティクス

常の関与が報告されている。

 

ゲノムを変えるのは遺伝子治療でもし

ない限り不可能だが、エピゲノムは薬

や生活習慣をコントロールすることで

正常化できる可能性がある。すでに、

ある種の白血病やがんに対しては、

DNAの脱メチル化剤や、ヒストンタン

パク質の脱アセチル化酵素の阻害剤

が用いられていて、効果が示されてい

るのだ。エピジェネティクスの実体は、

メチル化、アセチル化といった化学修

飾であり、それは生体内の酵素によっ

て触媒される。つまり、その酵素を阻

害もしくは活性化する薬があれば良い

わけである。

 

同じ個体ならゲノムはどの細胞を見て

も同じだが、エピゲノムは、細胞の種

類によって違う。まず、それぞれの細

胞の正常状態を見極めないと、発症

時との比較ができないのだ。

よって、次世代へ伝達するエピゲノム

変化を予測するモデルを構築すること

で、将来的には、疾患感受性関連の

エピゲノム変化の伝達機能の解明や、

これまで原因不明だった不妊・流産の

解明や、生殖医療の改善につなげる

ことができるのだ。

そこで、日本も参加している「国際ヒト

エピゲノムコンソーシアム」では、正常

状態のエピゲノムを決めて世界中の医

師・研究者が利用できるデータベース

として、高精度のヒトエピゲノム地図

つくることを目指していると。

 

 

これは、第3次元:会社でも同じことが

言えるのではないか。

結局は、DNAは同じだったとしても、

会社内でアクティブに動ける人とそう

でない人の違いは、今まで積み重ね

てきた環境により、スイッチがONに

なっているのか、OFFになっているの

かの差なのであろう。

同じように言葉を投げかけても、ON

の人は反応するが、OFFの人は反応

出来ない!そんな仕組みなのである。

 

事務職として環境が与えられれば、

会社内にある全情報というDNAは

閲覧できるのだが、事務職に関わる

という環境のせいで、事務職関連

以外の情報はOFFにしてしまい、

逆に事務職関連の情報はONにする

ということがなされるのであろう。

だから、OFFのままではどんなに

情報を与えても、入っていかないの

である。

経営者でも同じであろう。拡大路線

の環境下では、拡大のための情報

は入ってくるが、縮小やカットの情報

は入ってこなくなる。逆に縮小路線

の環境下では、拡大の情報が入って

こなくなるということだ。

 

結局は、DNAという法律や社内規則

や顧客情報や人事情報などのあら

ゆる情報は、誰しもが閲覧できる。

インターネットを介せば、あらゆる技

術情報やノウハウもいくらでもある。

ただ、それをONにすれば入ってくる

し、OFFにすれば入ってこないのだ。

よって、そのスイッチが重要である

ことが理解できるだろう。

そのスイッチがどんな種類があり、

どうやったらONとOFFを切り替える

ことができるのか?というデータ

ベースがあれば、これはもう今世紀

最大の発明になり得るのではない

だろうか。

 

エピゲノム地図という人間の体の

内部でのDNAについて、医学界が

こぞって研究を続けている。

同様に、会社内でもエピゲノム地図

に相当するものが必要なのだろう。

そのスイッチと、ON・OFFを切り替え

る方法を見いだしたのならば、もう

人のマネジメントという分野は革命

が起きるのであろう。

当方も、そんな研究を行っていき

たいと思う。

 

 

第1次元:人間のDNAの転写を参考にする②

先に、人間のDNAについて記載した。

細胞1つ1つが複雑なことをしている

わけではなく、単純な動作だが、

ある条件が来たら教えてね、という

ようなシグナルを発信することで、

組織となり、器官となり、器官系とな

っているのだ。

よって、その条件設定が人間の複雑

な機能を可能にしているということが

言える。決して細胞1つ1つが複雑な

ことをしているわけではないのだから。

 

以下、「人体はこうしてつくられる」

著:ジェイミー・A・デイヴィスより抜粋

 

例えば、神経管は周囲の組織から

来るシグナルによって分化するが、

その神経管も反応の一部として

シグナルを出し、それによって周囲

の組織も分化する。

比較的単調だった胚に細かい模様

が描かれていくプロセスは、このよう

に細胞間の豊かな会話によって支え

られている。

 

胚のどこを見ても、ほぼ例外なく、

隣接する組織同士がさかんに会話

を繰り広げている。胚全体にわたっ

て組織は互いにシグナルを送り合い、

シグナルに近いか遠いかといった差

を利用して自らを種類の異なる細胞

群に分割していく。

元の均一な組織がいくつかの領域

に分割されると、今度はその境界線

が会話の場になり、そこが異なる

シグナルを出すようになれば、同じ

方法でさらに細かい領域への分割が

可能になり、この繰り返しはいくらで

も続く。これは画期的なメカニズムで

あり、そのために多くの遺伝子が使

われていても当然だと思える。実際、

人の遺伝子のおよそ五分の一が、

シグナル伝達に関連するタンパク質

合成のために割り当てられている。

 

このメカニズムには組織をいくらでも

細分化できるという強みに加えて、

誤差に強いという強みもある。胚が

こうした会話を利用しないとしたら

どうなるかを考えてみてほしい。

各組織が単独で、周囲の組織の

位置とは無関係に分化していく胚、

たとえば細胞が設計図から指示を

読み取るような胚のことである。

その場合、各細胞の位置がほんの

少しでもズレると、時間の経過や

胚の成長とともに誤差がどんどん

蓄積され、隣り合っているべき組織

や近くにいるべき細胞群同士が離

れてしまい、発生は失敗する。

体がとても小さくて構造もシンプル

で、組織の種類も少なく、重要な

接合部も少ない生物なら「会話」が

なくてもなんとかなるかもしれない。

だが細胞の種類が数百あり、しか

もそれらが正確に作用し合わなけ

ればならない生物となればもう論

外である。

 

これに対して組織同士がシグナル

をやりとりするシステムなら、組織

内の特殊化する領域の位置は、

シグナルを出す隣接組織からの

距離によって自動的に決まるので、

組織の位置が少々ズレても問題

ない。システムは自らを環境に合わ

せることができ、誤差も蓄積されず、

むしろその都度修正していく。

つまり「どうでなければならないか」

ではなく、「実際にどうなっているか」

に基づいて調整していく発生メカニ

ズムであり、誤差が生じても、それ

が極端に大きなものでないかぎり、

胚は十分に対処できる。

 

タンパク質という言語での「会話」を

組織の細分化に利用するやり方は、

動物の発生方法そのものにも影響

を及ぼしている。タンパク質がある

程度の濃度で広がる範囲は生物

物理、生物化学の法則によって決

まり、ほとんどの場合二〇分の一

ミリ(50ミクロン)程度である。

ということは、ある細胞群を濃度

勾配を使ってパターン形成するに

は、その時点での細胞群の広がり

が二〇分の一ミリ程度にとどまって

いなければならない。胚の発生過程

では実際にそうなっていて、神経管

の背側と腹側の間隔も、発生する

歯根の間隔も、発生する毛髪の間

隔も、皆そうである。

 

これは、もしかしたら街を形成する

仕組みと似ているのかもしれない。

街を形成する際、地形に合わせて

大きなビルを建てる。そのビルに

隣接するように次のビルを建てる。

そのビル群近くに、飲食店などの

サービス店舗が建ち並ぶ。その間

を縫うようにして道路ができる。

その道路沿いに草木が植えられる。

そのビルとビルの間隔や、店舗と

店舗の間隔、さらには道路と草木

の間隔、などは皆、目安の間隔が

あって、あまりにも距離が離れ過ぎ

ないように隣接されていくのである。

そして、それは設計図があり、どう

ビルとビルを隣接されるか?では

なくて、1つのビルが建てば、その

ビルを中心にして、隣同士になる

ようにまたビルが建てられ、さらに

正面に飲食店が並びというように、

設計図というよりは、お互いに

「会話」するかのようにシグナルを

出し合って、これがあったら便利!

という店舗が出来上がっていくの

であろう。道に草木があればいい

なあという場所に草木が植えられ

るのも同じ理由だ。お互いに「会話」

しているかのようなシグナルを送っ

ているのであろうから、街が地形に

合わせて出来上がっていくのだ。

 

細胞間のシグナル伝達が成し遂げる

のは複雑性の増大だけではない。

組織間の分量のバランスをとること

や、生体内の熱雑音から不可避的に

生じるエラーを修正することもそう

であり、どちらも柔軟性と関係が

ある。ある組織が他の組織に必要な

助けを求めたり(酸素がたりなくな

ると血管を呼び寄せるなど)、ある

組織の大きさが体の大きさに応じて

決まったり、間違った場所にいる

細胞が自殺したり、幹細胞由来の

細胞が出すシグナルによって幹細胞

自身の増殖が制御されていたりと、

発生の柔軟性を示す例には事欠かない。

 

こうした柔軟性の核心にあるのも、

シグナル伝達である。ただし単なる

シグナルではなく「フィードバック

ループ」になっているシグナル伝達

で、あるプロセスの結果がフィード

バックされてそのプロセス自体を制御

する。例えば、毛細血管が伸びて酸素

が供給されると、酸素を求めるシグ

ナルであるVEGFの産生が減少し、

毛細血管の伸びが止まるのだった。

結果がフィードバックされなければ、

酸素不足が解消されても毛細血管は

伸びつづけてしまう。このように、

結果がフィードバックされることで

細胞間コミュニケーションは文字通り

「会話」になり、シグナルの結果が

別のシグナルとなって直接、あるいは

間接的に戻ってくるので、細胞同士の

相互依存度が上がる。このループこそ

が、生体が外部の設計者や工事管理者

の手を借りることなく自らを作り上げ

られる鍵なのだろう。

建築現場の部材は工事の状況を感知

できないし、状況に応じて自分を変え

たりできないが、細胞にはそれができ

るのだ。細胞には建築現場の監督が

一歩下がって建物全体を見るように

胚全体を「見る」ことはできないが、

自分が正しく振る舞うために知るべき

ことは感知できる。

 

先の街の例での人間も同様だろう。

買い物客でごった返す店舗内や、

カップルでいっぱいのダンスホール

あるいは音楽ファンが詰めかけた

屋外ステージを見たら、誰もがひどく

ぶつかったり押し潰されたりしない

のは、何者かが全体を動かしている

からではない。各人がただ周囲の

状況に応じて自分の動きを決めている

だけだと知っている。つまり、群衆に

囲まれた私たちには、その場の全体が

どうなっているかを知るすべがないが、

人間の集合体そのものは自らを安全

かつ賢明なやり方で組織している。

 

これは「文明」についても言える。

個々人はごく一部の局所的な知識を

もとに行動しているだけである。

それにもかかわらず、文明はある程度

うまく組織されていて、時折、大恐慌

が発生するとはいえ、比較的堅牢だと

いっていいだろう。

家庭から社会まで、複数の人間から

なる組織はどの規模のものであっても、

わたしたちが熱心にコミュニケーション

をとることによって、自分達よりはるか

に規模の大きい組織を作りうるという

意味で、胚発生の理解の助けになるの

だろう。

 

 

にもかかわらず、第3次元:会社は、

設計図を構築し、その設計図どおりに

行動するように!と一般職員に命ずる。

その命令が途絶えれば、一般職員は

なにもしないか、遊び、仕事をしなく

なるのだ。

このようなモデルが正しいと思うか?

決して正しくはないだろう。

DNAから生物が誕生する過程でも、

なにもない更地から街が出来上がる

過程でも、同じく自己組織化のプロ

セスが取られるにもかかわらず、会社

の場合だけ、それがなされないのが、

おかしいということだ。

 

次回、もう少し、深掘りしてここを

検証していきたい。

 

 

第1次元:人間のDNAの転写を参考にする

先にティール組織は、入れ子型の

構造を持つのであり、それゆえに、

各次元が同じような構造を取ると

考えるといろんな発見があると記載

した。

 

今回は第1次元:生命体のDNAの

仕組みを参考にする。

こちらを参照

 

遺伝子が働く際には、まず、遺伝子

の部分の塩基配列が読み取られ、

mRNA(メッセンジャーRNA)という

物質に転写される。そして、mRNAに

転写された情報通りにアミノ酸がつな

がれていく。これを翻訳という。

このmRNAの産生が遺伝子のオンであ

り、使われない(オフ状態の)遺伝子

ではmRNAに情報が転写されない。

遺伝子オフの調整には、基本的にDNA

塩基配列とその配列を読み取って

結合するタンパク質が関わっているが、

それ以外に、DNAやヒストンの一部に

特殊な"印"を付ける(修飾する)こと

でも、遺伝子のオン・オフが調整され

ることがわかっている。特殊な印とは、

メチル基やアセチル基といった原子団

を結合させるというものだ。メチル基

を付けることをメチル化、アセチル基

を付けることをアセチル化という。

例えば、遺伝子制御領域のDNAがメチ

ル化されると、遺伝子の働きがオフに

なり、逆に、付いていたメチル基が

外れるとオンになる。また、ヒストン

の一部がメチル化されると、遺伝子の

働きがオフになり、逆に、ヒストンの

一部がアセチル化されると、遺伝子の

働きがオンになることが知られている。

このように遺伝子の働きのオン・オフ

を制御するためにDNAやヒストンに

特定の印がつけられた状態のゲノムを

エピゲノムというわけだ。

 

 

 

以下、こちらより抜粋。

どうすればDNAのスイッチが切り

替わるのだろうか?
その詳しいメカニズムはまだ研究途

上だが、食事や運動などによって

「DNAメチル化酵素」の量などが

変化し、スイッチが切り替わることが

分かってきている。特に影響が大きい

と考えられているのが、生活習慣に

よるスイッチの変化だ。

 

病気だけでなく、さまざまな能力や

体質などに関わるDNAスイッチを

切り替えるための研究も、盛んに行わ

れている。例えば・・・
○運動する→「脳の神経細胞を成長させ

る遺伝子」のスイッチがオンに

→記憶力アップ!?
○音楽を聴く→「聴覚に関わる神経伝達

物質」を作るスイッチがオンに

→音楽能力アップ!?

 

ほかにも、「老化を進める遺伝子」の

スイッチをオフにして肌を若返らせよう

という研究や、寿命を延ばしたり、糖尿

病を防いだりといった、楽しみな研究が

世界中で進められている。

今、こうした最先端の研究によって、

親が「経験によって獲得した性質や体質」

の一部が、次の世代に遺伝する可能性が

明らかになってきているのだ。

 

 

さらに、突然変異というものも研究され

つつある。

全DNAは、A(アデニン)G(グアニン)

C(シトシン)T(チミン)といった塩基と

よばれる物質がおよそ30億並んだもの

である。

その30億の中でも「遺伝子」は、体に

とって必要なものを作り出す「設計図」

の役割を果たしている。そして「遺伝子」

ではない部分、DNAの残りの98%は何か

というと、体を作る設計図の働きがない

ため、これまでは「何の役割もない

ゴミだ」とさえ言われてきた。解析の

ためにかかる膨大な時間とコスト、労力

から、2%の設計図が集中的に研究され

てきたのだ。

ところが、技術の進歩によって、DNA

解析のスピードが一気に加速した今、

世界中の研究者たちが、全DNAの残り

98%の「ゴミ」領域の解析を進められ

るようになった。その結果、ゴミと

呼ばれてきた領域には、「私たちの

姿形、性格、才能など、様々な個性を

決める重要な情報」が、潜んでいる

ことが次々に明らかになってきたのだ。

 

私たちが生まれるとき、両親から、

半分ずつのDNAをもらうだけではなく、

そこへ必ず、およそ70個の新たな突然

変異が生じることを突き止めた。

そして、そのほとんどは、ゴミと呼ば

れてきたDNAの98%の部分で起きてい

ることがわかったのだ。わずか1世代

で起こる、この変異は、「両親にない

全く新しい能力」をもたらす可能性が

ある。

 

 

さて、ここからが問題だ。

我々は、この神秘の仕組みをどのよう

に利用していけばよいのだろうか?

第3次元:会社という生命体に、どの

ように当てはめていけばよいのだろう

か?ここが最大の関心なのであろう。

 

会社には社長がおり、その下には

事業部を統括する役員がおり、その

下には部署を統括する部長・課長が

おり、その下には一般職員がいる。

一方、人間はというと、細胞や組織

さらには器官や器官系にて構成さ

れている。

 

そのDNAはどこにあるかというと、

細胞の核の中にあるのだ。

会社で言うと一般職員の中にある

ということになる。そうDNAは会社の

社長一人が持っているわけではない

のである!ここがまず1つめの相違

点であろう。

 

会社の場合、社長が経営ノウハウ

を持っていて、それを次世代へ託

していく!これがDNAだ!と思って

いるのだろうが、そうではないという

ことだ。一般職員の一人一人の中

にあるというのだ。それが契約社員

だろうが、短期臨時社員だろうが、

派遣社員だろうが、同じくあるのだ。

ここの解釈が難しい。

 

二つ目の相違点として、細胞は常に

新陳代謝しており、その際にスイッチ

をONにするかOFFにするかによって、

新たな細胞に転写する際に、一部

を省略したり、追加したりしながら、

転写していくということだ。

これは、会社で言うと、一般職員が

引き継ぎをする際に、全部引き継ぐ

のか、一部を省略して引き継ぐのか

ということになるのだろうが、問題は

そこではない。

そう、問題は、全てを元々持っている

という点である。全ての情報を持って

いて、ONにするかOFFにするかのみ

を決めて引き継ぎをするというだけ

なのだ。要するに、ここにすべての

DNA情報があって、この環境下では

これと、これが必要だから引き継ぎ

しますね!という具合だ。

 

この2つをどう考えるかだ。

DNAは一般職員が既に保持していて、

引き継ぎは、その無限とも思える

膨大な情報を細分化して自分が必要

な部分のみを展開して解読し、引き

継ぎにはONかOFFを選んでDNAごと

転写して引き継ぐのである。

そして、引き継がれた新たな細胞は

自分がいるべき場所を見いだし、

きちんとそこにDNAを頼りにして

たどり着くというのだ。

そのDNAというのは、社内規則や

行動規範やマナーやインナールール

や営業情報や顧客情報や人事情報

などのものの総合体のことを言うと

以前にも記載した。

 

無限にも近い情報が既に世界中に

あり、本やインターネットなどの

情報となって存在している。

それを自分達が関わる部分だけを

展開して、必要な文章をONにする

というような引き継ぎになるのだ

ろうか。

 

こう考えると、細胞である個々人は

どんな人だろうが、そのポジション

ごとで役割をこなすポテンシャルは

あるということだ。

そして、その細胞1つ1つが複雑な

ことをしているわけではなく、単純な

動作だが、ある条件が来たら教えてね、

というようなシグナルを発信すること

で、組織となり、器官となり、器官系

となっているのだから。

 

よって、その条件設定が人間の複雑な

機能を可能にしているということが

言える。決して細胞1つ1つが複雑な

ことをしているわけではないのだから。

次回、条件設定について今一度、

考えてみる。

 

 

第8次元:人類の”男性性と女性性の仕組み”を参考にする

先にティール組織は、入れ子型の

構造を持つのであり、それゆえに、

各次元が同じような構造を取ると

考えるといろんな発見があると記載

した。

 

今回は第8次元:人類の男性性と

女性性という仕組みを参考にする。

以下、こちらを参照

 

太古の昔、とある時期を境に、人類

は学問、道徳、信仰などで社会を纏

めることを覚え、彫刻や壁画のような

芸術を嗜むようになった。

このような文化的開花の鍵となった

のは、社会がより女性的に、協力的

になることで、そのため男性ホルモン

の一種であるテストステロン値の低い

個体が選ばれてきたのではないか。

そんな驚くべき研究結果が、米ユタ

大学とデューク大学により発表された。

 

化石が伝える歴史をみると、現生人類

ホモ・サピエンス)が現れたのは約20

万年前のこと。しかし、熱処理をほど

こされた骨角製品、火打ち道具、飛び

道具、砥石、釣り道具に鳥の罠など、

洗練された道具や芸術品の制作が

突如として広まりだしたのは、ほんの

5万年前のことである。その間の15万

年間、人類は化石に残るだけの文化

を持ち得なかったのだろうか。

 

人類が長らく存在してきたにもかかわ

らず文化的創造性の開花が遅れた

理由には、いくつかの仮説がある。

そのなかでも支持されつつあるのが、

「文化交易が起こるには、人類の人口

密度の増加と生息場所の拡大が重要

な要素だった」というものだ。

文化交易に至るには、何らかのイノべ

ーションが起こり、それを他に伝えよう

とする「現代的行動の発現」が不可欠だ。

さらにこのプロセスは、各集団の人数が

多く、集団間の繋がりが強いほど、文化

的革命が起こりやすく、維持しやすく、

広まりやすいことがわかっている。

では、約5万年前に起こった文化的開花

に至るにあたり、大人数の集団を纏める

ためには、いったいどんな種が蒔かれな

くてはならなかったのか? 

 

それは人類が「親切で忍耐強く、協力的

になること」だ。

 

「技術的なイノべーションや、アートの

制作、迅速な文化交易などに対する

現代的行動がみられるようになったの

は、ヒトの気性が和らぎ協力的になった

のと、おそらく同時期でしょう。」

そう話すシエリはデューク大学の学生

時代から、古代人と現代人あわせて

1,400もの頭蓋骨を分析してきた。彼は

8万年以前の化石から13の頭蓋骨を、

3.8~1万年前からは41の頭蓋骨を、

そして20世紀の現代人からは30の

異なる民族1367の頭蓋骨サンプルを

比較した。

 

すると興味深いことに古代人と比べて

現代人の眉弓は平たくなり、顔は縦に

縮まり丸みを帯びるといった、テスト

ステロンの低下によるものと思われる

解剖学的変化が起こっていた。

一般的に、男性ホルモンの一種である

テストステロンの低下は、人間の闘争

本能や孤独願望を下げ、親切で協力

的になることと関連している。

 

霊長類の中でもヒトに最も近縁である

好戦的なチンパンジーと平和主義の

ボノボをみても、同様の変化が認め

られるという。(写真はボノボの家族)

チンパンジーはオスが主導権を

握る力社会で、テストステロン

値が高く、喧嘩が多い。一方、

メスの方が優位にあるボノボは、

社会関係に何らかの緊張が加わ

った場合、老若男女問わず性器

を擦り合わせることで“和解”し、

穏やかに解決してしまう。社会的

摩擦の少ないボノボは、テスト

ステロン値が低く、雌雄の性差も

小さいそうだ。

 

両者には、社会的なものの他にも

違いはある。チンパンジーのオス

は年頃になるとテストステロン値

が上昇するが、ボノボのオスには

それがない。また、ストレスを感じる

と、チンパンジーのテストステロン

値は上がるのに対し、ボノボの場合

はストレスホルモンであるコルチ

ゾールが生成されるのだという。

 

人間社会というものは、甚大なる

ストレスを生み出す場所でもある。

ヒトもまた、理想の社会を形成する

にあたり、何万年もかけてテスト

ステロン値の低い、より協力的で

忍耐力のある個体を選んできた

のだろうか。しかしもしそうだった

としても、これが文化的イノべーシ

ョンを促すのなら、男性が“女性化”

を悲嘆することはないだろう。

 

 

このように、人類だけでなく、

地球を構成する要素においては、

動物、植物もしかり、電気、磁気

もしかり、山林もしかり、多くが

男性性と女性性(雄と雌)に分か

れるのであろう。

そうして、雄と雌の役割をわけて、

お互いにペアになり家族を形成し

ていくという本能的行動をとる。

 

 

では、これらのことを、第3次元:

会社に当てはめるとどうなるのか

ということだ。

 

 

第3次元:会社という生命体にも、

男性性と女性性があり、それぞれ

役割が異なり、結婚していくという

ような仕組みもあると考えたら、

どうなるだろうか?

 

生命体であるから、生きているの

であり、生きているのであれば、

多くの生物は雄か雌に分かれる。

ならば、上記の会社も同様にして

分けるような仕組みを導入した方

が良いのであろう。

分けるとどうなるか?というと、

上図の会社は、女性性ということ

になるのだろう。

 

一方、下図のような会社が男性性

ということになるのだろう。

 

違いは何かというと、その方向性

である。方向性とは?こちら参照。

 

経営者のリズムと外部環境の

リズムが合致するのが、会社の

方向性となる。

・男性性のリズムはこちら

・女性性のリズムはこちら

 

それゆえ、単純に女性社員の

比率を増やしたから女性性の

会社になるわけでもなく、社長が

女性になったから女性性になる

わけでもない。

あくまでも、経営者のリズムと

外部環境のリズムが合致する、

その方向性こそが、会社の方向

性を決めるのである。

そして、陰陽五行の陰と陽に

分かれるのであるが、陰が女性、

陽が男性というような方向性に

なるのであろう。

そう考えると、同じ会社であっても

ある時期は男性性の経営をして、

ある時期は女性性の経営をして、

という具合に両方の性になりえるの

であろう。経営者が変わり、外部の

環境も変われば、男性性的な豪腕

な経営をする時期もあれば、女性

性的な繊細な経営をする時期も

あるということだ。

 

これは、かの有名なアリババの

ジャック・マーも同じように女性性

の経営を意識していることを述べ

ている。こちらを参照ねがう。

 

 

そして、人類のもう一つの仕組み

である結婚という仕組みも参考に

していくと良いのであろう。

結婚の目的は、遺伝子を次世代へ

残していくためであった。

それゆえ、今後、会社という生命体

の役割の一つに、結婚と出産という

役割が加わるのかもしれない。

 

つまり、自社が男性性の経営を

する会社であれば、女性性の経営

をする会社とパートナー契約を結び、

両者が協力関係を持って社会貢献

をしつつ、子会社を2つ、3つと産み

出していき、その子会社に遺伝子を

託していくということをやっていくこと

で、会社という生命体は存続していく

ことが出来るのかもしれない。

 

昨今、会社の寿命があまりにも短い

のは、太古の人類と同じ構図を持つ

のではないだろうか?

男性性という経営が主流となって、

お互いに戦うことばかりに主眼が

置かれて、競争し合う日々なのだ。

これでは、争いやもめ事が絶えない。

チンパンジーの世界と同じだ。

我々人類はもうチンパンジーの世界

を脱し、ボノボの家族のような世界に

至るべきなのであり、第3次元:会社

も同様に、ボノボの家族のような世界

に至るべきなのだろう。

そのためには、女性性という性質を

取り込み、文化的開花に至り、大人

数の集団を纏めていく必要がある。

 

第3次元:会社という生命体にも、

男性性と女性性という概念を取り入

れることで、経済界も一変するので

あろう。

ティール社会とは、このような社会

なのであり、我々はもうこのような

社会を目指していくべきなのだろう。